ここでは香川県や高松の名物や名所など、また高松太田キリスト教会の近隣についてご紹介します。 |
香川・高松の名物と言えば何といってもうどんでしょう。安くて美味しいありがたい食べ物です。香川・高松の人たちはみなうどんが大好きです。高松に来て出会った人たちに「どこのうどん屋さんのうどんが好きですか?」とたずねると皆がそれぞれの好きな店があって、あまり同じ店の名前が出てきません。それぞれの思い入れがあるようです。私は高松に来てまだ日も浅くてうどんに関しては初心者ですが、それでもいくつかの有名なうどん屋さんを訪ねました。美味しい香川・高松のうどんにはまっています。私どもの教会でもうどんは昼食の定番です。教会のすぐ近くの製麺所からうどん玉とダシと呼ばれる汁を買ってきて皆でいただいています。 |
私が小学生の頃、社会科の授業で香川県のため池のことを習いました。これも香川・高松の名物と言ってもいい「水不足」ですが、香川県の方々は昔から悩まされていたようです。その対策として多くのおもに灌漑用にため池が造られました。今は歴史の産物として、また憩いの場所として多くが残っています。日本で1番大きい灌漑用のため池の満濃池のような有名なため池もあります。私どもの教会の近くにも散歩で訪れるのにちょうどよいくらいのところに蓮池、野田池、長池、太田道池、三条池などのため池があります。 |
この雑煮は近年テレビ番組などで取り上げられ大変ユニークという事で有名になりました。汁は普通白みそ仕立てなのですが、入れるおモチが変わっていてあんこ入りのお餅です。うすい塩味の汁に甘いあんこの入った餅というミスマッチですが、これがなかなかいけるのが不思議です。この「あん餅雑煮」は香川県の多くで伝統的に食べられているそうで、汁が赤みそ仕立てのところもあるそうです。私どもの教会では毎年1月の第2週の主日の礼拝後にこの雑煮をよくいただきます。 |
「骨付鳥」は香川県の比較的新しい名物で、骨付きの鶏肉をスパイスで味付けし、焼くというシンプルなものですが、鶏肉好きには答えられない美味しさです。「骨付鳥」は1950年代前半に丸亀のあるお店で誕生したそうです。何でも洋画で女優さんが骨の付いた鳥のもも肉を食べているのを見て思いついたのがきっかけで作られたということです。この「骨付鳥」の肉は親鳥とひな鳥とがあり、それぞれの美味しさがあります。香川県外にもお店ができてきているようなので、認知度も全国に広がり始めています。教会の近くのお店もいつも満員です。 |
高松での観光と言えばまずここというくらいのところで、高松の顔といった場所です。国の特別名勝に指定されています。特別名勝に指定されている庭園の中では最も広い敷地ををもっています。始まりは室町時代にこの地の豪族によって造られたと言われています。江戸時代に入り生駒家、その後松平家の高松の藩主によって造園改修が進められ、大きな名園ができあがりました。明治時代に入り、藩籍奉還によって一般に開放されることになりました。紫雲山を背後に6つの池と13の築山を巧みに配した回遊式の庭園です。また、四季折々の草木や花も植えられていていつでも楽しめる高松市民や近郊の方々の憩いの場所です。読み方はこれも有名でご存知の方ばかりですが「りつりんこうえん」と読みます。毎年イースターの早朝に、日本バプテスト連盟の高松市内の教会がこの栗林公園に集まり、礼拝を行なっています。 |
太田教会の最寄りの駅は琴電の太田駅です。その次の駅が仏生山駅です。その仏生山駅から南に延びる生活道路を「ガソリン道」と呼びます。横文字の名前の通りが多い高松ですが(サンフラワー通り、レインボー通りなど)この道の名は公募などで決めたのではありません。1929年に仏生山から塩江温泉まで約16キロメートルの鉄道が開業しました。もちろん電化されてはいません。使用された車両はディーゼルカーではなく、当時も珍しいガソリンカーだったそうです。その鉄道は燃料のガソリンの調達が困難となり、1941年に廃止となりました。その廃線の跡に道路が造られ、その道を「ガソリン道」と呼ぶようになったということです。この道は仏生山から南に延びる道路の終わりの約4キロメートルの間をそう呼ぶのですが、その先のサイクリングロードなど、廃線の跡をすべて含んで「ガソリン道」と呼ぶ人もいます。今も特に塩江側にいくつか残る廃線跡の遺構を訪ねる人も多いようです。サイクリングやウオーキングなどにも用いられる癒しの道ともなっているそうです。 |
香川県の魚と言えば鰆、ハマチ、マナガツオといったところでしょうか。この内ハマチが県魚とされています。香川県は日本のハマチ養殖発祥の地で、1920年代に成功しました。これは実は日本どころか世界で最初のハマチの養殖なのだそうです。香川県のハマチの生産量や取扱量は高く「ハマチは香川」という評価を得ています。養殖発祥の地引田で養殖される「ひけた鰤」と直島地区で養殖される「なおしまハマチ」、またこれも香川県名物のオリーブの葉を添加したした飼料を食べさせて養殖する「オリーブハマチ」の3つを「香川ブランドハマチ三兄弟」と言います。(ひけた鰤が長男、なおしまハマチが次男、オリーブハマチが三男)ハマチは刺身が美味しいですが、煮ても焼いても美味しいです。刺身の場合こちらでは少し厚く切り、コリコリした感触を楽しむことが多いようです。 |
香川県の花と木はオリーブです。オリーブは原産地は地中海地方で、今でもその地域で多くが生産されています。1908年に日本の農商務省がアメリカ合衆国からオリーブの苗木を導入し、三重県と鹿児島県と香川県の三県に試験的に植えたところ、香川県の小豆島に植えたオリーブだけが順調に育ちました。地中海地方原産のオリーブの栽培は小豆島の気候に適していたと考えられています。そしてその後も努力を重ね1910年代後半には搾油できるほどの収穫となったそうです。そして現在は日本のオリーブの9割以上を香川県が生産しています。オリーブといえばオリーブオイルでしょう。このオリーブオイルは今健康食品として注目されています。ちなみに上に記したハマチの「オリーブハマチ」とか野球の四国アイランドリーグの香川県のチームの名称「香川オリーブガイナーズ」などにもオリーブの名が用いられています。 |
香川県(さぬき地方)では昔から各家庭で作られ、食されてきた郷土料理です。そら豆をよく煎って、それを醤油や砂糖、みりんなどで作ったタレにつけこんで味付けしたものです。いわゆる煮豆と違い豆も煎っているので歯ごたえもよく、素朴で飽きのこない味です。昔、あるおばあさんがお遍路さんを接待しようとそら豆をホウロクで煎っていたところ、そこにあったしょうゆの壺の中にそら豆が1つ飛び込んだそうです。それをおばあさんが後で食べてみると、意外と美味しかったというのがしょうゆ豆の由来だそうです。このしょうゆ豆は皮ごと食べることができますが、皮が厚いので皮をブドウのように食べない人もいます。香川の人に聞いてみても皮を食べる人も食べない人もどちらもいるようですね。私は食べる派です。皮が好きだとか、皮には食物繊維があるので食べたほうが健康に良いとかが理由ではなく、単に面倒なのが理由です。 |
栗林公園と並ぶ高松の有名な公園です。別名「史跡高松城跡」と呼ばれるように、生駒親正によって1588年に築城が着手された日本三大水城の1つ高松城の跡が公園となっていて、市民の憩いの場となっています。老朽化で現在は天守閣などはありませんが、現在天守閣を復元しようと工事を行なっています。JR高松駅や高松港からも近く、コトデン高松築港駅とは隣接しており、アクセスが非常に良いところにあります。四季折々の風景が楽しめ、イベントも園内でたくさん行なわれます。公園内の披雲閣は江戸時代に藩主の生活の場として建てられた御殿です。現在のものは1917年に再建されたもので、国の重要文化財に指定されています。その中ではイベントも行なわれています。 |
瀬戸大橋とは本州と四国を結ぶ10の橋の総称です。その間には5つの島があり、その島も橋で横断していて、10の橋が架かることになりました。その橋はそれぞれ長さや用途に応じて、吊り橋、高架橋、斜張橋、トラス橋が用いられています。またこの橋は上部に自動車道、下部に鉄道が通る鉄道道路併用橋です。この橋は岡山県と香川県を結んでいますが、間の島は皆香川県に属していて、橋の大部分も香川県坂出市に属します。橋からの眺めも良いですが(車を停めるのは禁止です。)この橋そのものがとてもきれいです。また、ライトアップもできますが、付近の住民や漁師さんたちへの配慮のため、限られた日しかライトアップはされません。(このライトは元々点検用にあるそうです。)安全のため基準を超える強い風が吹くと鉄道も自動車も通行禁止となります。その場合は船で岡山と香川は行き来します。私は最初、船の方が風に弱い気がして変な気持でした。 |
「エンジェルロード」というのは香川県の小豆島にある砂州の道です。潮の干満によってあらわれたり消えたりする道(トンボロ現象)で、1日2回の干潮時にあらわれます。別名「天使の散歩道」といいます。ここは景勝地で美しい瀬戸内海の島々、また屋島などを見ることができ、絶好のロケーションを誇ります。そのため周辺には多くのホテルがあります。またこの道をカップルが手をつないで渡ると結ばれるとか、願いがかなうとか言われているそうで、人気の観光スポットです。私も一度行き、1日2回出現する砂州の道を歩いてきました。その時もたくさんの人が来ていました。 |
ここで紹介している名所の中で私どもの教会から一番近い名所です。1122年讃岐地方はとてつもないひでりに襲われ、人々は飲み水にも事欠く状態になりました。雨乞いをしても雨は少しも降りません。するとある神社に白髪、白髭の老人があらわれ、鹿の姿に変わり、走り出しました。追いかけると鹿はある桃の木のそばで地面を掘っていました。そこから泉が湧き出ていました。皆はこの水を飲み、助かりました。そこでこの泉を「鹿の泉」と呼ぶことにしました。それからずっと飲み水や灌漑用水として大切にされてきました。今はきれいに改修され、遊歩道や休憩所なども備えられてる憩いの場となっています。また、今でもこの水はこの地域の水田の補助水源として活用されています。 |
和三盆とは砂糖の一種です。徳川八代将軍の徳川吉宗が当時薩摩にしかなかった砂糖を全国に広めようとサトウキビ栽培を奨励しました。それに応えた高松藩が温暖で雨量の少ない気候を利用してサトウキビの栽培に成功し、その後苦心の末に和三盆の開発をいたしました。「研ぎ」という作業をお盆の上で3回行うのが名前の由来だそうです。甘さが上品でまろやかなのが特徴です。出来上がるまでの製造過程がたいへんで、サトウキビからとれる和三盆の量が限られていること上品な味などの理由で、砂糖の中でも一番高価です。高級菓子に使われたり、花などの型に入れてそのまま食べる干菓子としても用いられています。現在も香川県の東方の引田で製造販売がされています。いわゆる讃岐三白の一つです。 |
てっぱいとは香川県の郷土料理の1つです。冬場にこれも香川県の名物である、ため池の水を抜くときなどに、そのため池にいるフナをとってそれを細かく切り、酢でしめてニンジンや大根、トウガラシなどを酢味噌で一緒にあえて作ります。海の魚がなかなか手に入りにくかった昔は、この地方の貴重なタンパク源としてよく作られたそうです。現在はフナがむしろ手に入りにくくて、さばやこのしろなどを用いることが多いそうです。素朴でおいしく、おかずや酒の肴に最高です。昔フナを鉄砲と呼んでいて、鉄砲あえと言っていたのが、てっぱいになったそうです。 |
「ことでん」とは「高松琴平電気鉄道」の略称です。香川県の私鉄会社でバスの運営もしています。1900年代初めに誕生した香川県内の3つの鉄道会社が合併して「高松琴平電気鉄道」となりました。また廃止された路線もあり、上記の「ガソリン道」はその廃止された線の跡です。できた当初はハイレベルな設備だったので「讃岐の阪急」と呼ばれていたそうです。車両の多くが他社の譲渡車両を使用しているため、鉄道ファンから「動く電車の博物館」とも呼ばれていました。今でもレトロ電車を特別に運行させるイベントを行なっています。琴平線、長尾線、志度線の3つの線がありますが、地形的な特徴でトンネルが一つもありません。大部分が単線で運行がなされています。私どもの教会は琴平線の太田駅が最寄りの駅です。 |
「八十場」とは香川県坂出市の地名です。「八十場」にはどのような干ばつでも涸れない水量豊富な冷泉が湧いていて、讃岐の童謡で「やそばの水はドンドン落ちる。つるべで汲んでヤッコでかやせ」と歌い継がれてきたほどです。この清水は古くから知られていて、景行天皇の時代に悪魚の毒に苦しんだ兵にこの清水を飲ませたら蘇ったという伝説があります。その伝説から「八十蘇場」と記されたりもします。またこの地で死んだ崇徳上皇の死体をこの泉に浸していたところ腐敗しなかったという言い伝えもあります。この泉のほとりでは江戸時代よりところてん屋さんが営まれています。現代はJRの駅もあり、名物のところてんを食べにお客さんが訪れています。私も何回か訪問させていただいています。 |
「まんばのけんちゃん」はまるで近所の元気な男の子のあだ名のような呼び名ですが、実は高菜の一種のまんばを油で炒めていりこで味付けし、木綿豆腐や油揚げなどを後から崩しながら入れる香川県の郷土料理です。まんばの旬の季節が冬なので冬の料理とされ、伝統的な香川の家庭料理です。「まんばのけんちゃん」は主に香川県の東側の東讃地方の呼び名で、西の西讃では「ひゃっかの雪花」などと呼びます。これは西讃では「まんば」を「ひゃっか」と呼び、崩して入れた豆腐がつもる雪のように見えるからだと言われます。私のようなロマンに欠ける者から言うと「まんばのけんちゃん」の方が良いかな?。 |
「五色台」は高松市の西方の坂出市との間にあり、瀬戸内海からすぐにそびえたつ溶岩台地です。それは5つの峰を持つかなり規模の大きいはものです。南北にスカイラインが走り、ドライブしながらも見事な眺望を見ることができます。五色台には崇徳天皇陵やいくつかの寺、また温泉や宿泊施設、キャンプ場、歴史資料館、展望台や休憩所、果樹園など多くの施設があります。展望台からは瀬戸内海や、上にも記した「瀬戸大橋」などを眺めることができます。私もお客様をお迎えしたりするときよくこの『五色台」に行きます。また宿泊施設は過去に私どもの中国四国バプテスト連合の集会に用いさせていただきました。 |
「屋島」は西方の「五色台」に対して高松市の東方にある溶岩台地です。「五色台」と同じように瀬戸内海からすぐにそびえたっています。もともとは文字通り島でしたが、埋め立てなどで陸続きとなっています。有料のドライブウエイが走り、頂上付近にはレストランや土産物店、水族館などもあります。また歴史の遺跡なども多く、弥生時代の遺跡もあります。那須与一の扇の的の話で有名な「屋島古戦場」も近くです。「五色台」と同じように眺望が見事で展望台もあります。また登山道なども整備されています。「五色台」よりも中心街に近く近くには商業施設や有名なうどん屋さんも数多くあります。 |
「おいり」は香川県、特に西讃地方で生産されている伝統的な和菓子で、米から作るいわゆるポン菓子です。食感は「ひなあられ」のようですが、「ひなあられ」より少し大きく、もっと完全な球形です。色は白やピンク、オレンジや緑などたいへんカラフルです。味はほんのりと甘く、素朴なおいしさです。テレビでタレントさんが絶賛したそうです。伝統的に結婚式の引き出物などによく用いられ、縁起物でもあります。最近の食べ方としてはソフトクリームにまぶして食べたり、ケーキの飾りつけにされたりしているそうです。 |
「高松港」は別に名所というわけではないかもしれません。ただ瀬戸内海に面していて、かつて瀬戸大橋などが無かった頃は、船や飛行機などでしか四国以外と連絡が困難であったこともあり、高松港の役割は今でも大きく、高松の人たちにとって高松港は大切です。今でも日本有数の港として船の出入りもひんぱんです。高松港からは付近の島の小豆島、直島、豊島、大島、男木島、女木島等、またかつて連絡船で行き来していた宇野、また神戸に高速船やフェリーで行くことができます。(宇野と神戸は高松東港)瀬戸大橋は上でも記しましたが、風速が一定値を超えると通行止めになりますが、フェリーはそんな中でも運行します。また現代美術の祭典の瀬戸内国際芸術祭に来られた方々をの会場の島々に運ぶ役割を高松港は担っています。その他の大規模施設と共にサンポート高松の内の1つの施設です。 |
「丸亀うちわ」は丸亀のと言うか、香川県の代表的な名産物です。丸亀うちわは江戸時代から制作されていて、明治時代に本格的に作られるようになりました。各地の特に奈良うちわの作り方などを取り入れて多くのうちわが作られるようになりました。1960年代にうちわ作りは最盛期を迎え、多くの職人たちが活躍しました。現在は扇風機やエアコンなどの電化製品に役割が移ってきましたが、エコ意識の高い方がエアコンの補助として用いたり、伝統工芸品、広告などに用いられています。うちわ作りに欠かせない竹、紙、糊などが四国で手に入りやすいことなどがうちわ作りを盛んにしました。今でも年間1億本が作られ、全国の生産量の80〜90%を占めています。 |
「庵治石」は香川県の高松市庵治・牟礼の地方で採れる花崗岩です。正式名称は「黒雲母細粒花崗閃緑岩」です。硬度が水晶と同じくらいなので細かい加工ができます。また吸水率が低いので風化しにくく、変質も少ないのが特徴で、百年以上変わりない作品が数多く残っています。また黒雲母が表面にあらわれていて「斑(ふ)が浮く」と称される美しさも特徴です。また世界的にもこのような石はまれで、希少価値もあります。このような庵治石は世界でも「花崗岩のダイヤ」と呼ばれています。歴史的には平安時代に京都の八幡宮などに使用されていたようです。今も墓石やいろいろな石材に使用されています。 |
「讃岐三白」は、讃岐の代表的な特産物のうち3つがすべて色合いが白かったのでそう呼ばれています。その3つとは「砂糖」「塩」「綿」です。ただこの3つともに現在はコストなどの問題で生産量が激減しています。ただ「砂糖」は上記の「和三盆」のように品質の良さを売りに生産されています。また「塩」は「塩田」が1971年に廃止されましたが、先日テレビで豊島のある夫婦が「天日」で海水から「塩」を作っておられる様子が放映されていました。香川県のきれいな海水が「塩」を産み出しています。「讃岐三白」は上記の3つですが、「綿」の代わりに「米」という説もあるそうです。また現在は「砂糖」「塩」とうどんの材料の「小麦粉」やその「うどん」を入れる人もいます。また他の白い特産品として「手袋」「紙」「ゴルフボール」があります。「讃岐三白」は時代によって変遷してきたと考えられます。もしかするとこれから先変わるかもしれませんね。 |
「飯野山」は、丸亀市と坂出市の間にある標高422メートルの山です。連峰ではなく独立した山で姿が大変美しく「讃岐富士」とたたえられています。伝説では日本中で山を造っていた大男が讃岐の国でこの山を造り、その後その大男は「自分が造った山で最高の出来」と言ったということです。ただ「讃岐富士」と言われ、形も富士山に似ていますが火山ではありません。つまり火山活動でできたのではなく、自然が作り出した芸術のような山です。(私たちクリスチャンは神が造られたと考えます。)山から見る景色は途中も素晴らしいですが、頂上には展望台もあり、讃岐平野をぐるっと見渡せます。つまり見て良し登って良しの景観を誇る山です。山頂への道は3本あり、難易度が違うようです。手ごろなコースもあり、年配の方も登っておられます。ただ山登りが苦手な私は登ったことはありません。登ってから書こうと思ったのですが…。 |
「高松空港」は「高松港」と同じように別に名所というわけではないかもしれません。ただ香川県の空の玄関として重要な役割を担っています。かつて「高松空港」は現在よりも高松市中心に近いところにありましたが、滑走路の長さが短いとか、騒音等の問題があって現在の場所に移りました。かつては北海道や鹿児島、関西方面に向かう便もありましたが、現在は東京羽田と成田、そして沖縄便が就航しています。国外には韓国ソウルや中国上海、香港、台湾等への便があります。この空港は気流の関係などで離着陸が難しいのでベテランのパイロットが高松空港の便に起用されるという話を聞いたことがあります。(あくまで聞いた話です。)空港施設ではやはりうどん屋さんが多く、またうどんのかけ出汁(かけうどんのつゆ)出る蛇口があるのは良く知られています。空港の周りには公園が多く、なつかしいYS−11ある公園もあります。 |
「香川インテリジェントパーク」は上記の「高松空港」が現在の場所に移転する前の場所にあります。つまり空港跡地にあるわけです。「香川インテリジェントパーク」には企業の研究所やコンベンションホールの「香川県産業交流センター(サンメッセ香川)」「香川大学工学部」「香川県立図書館」などがあります。またこの地域自体がまだ開発途中で、新しい建物が造られたり、アクセスを良くするために道路も開通したりしています。30年以上前に高松に来られた方に「ここに以前は空港があったのですよ。」と言うと「そうですよね。中心部から近くにあったことを覚えています。」とこたえたりします。私どもの教会からも近い場所にあります。 |
「富田茶臼山古墳」は香川県さぬき市大川町富田中にある前方後円墳です。築造は出土した埴輪の特徴から5世紀前半と推定されています。全長は139メートル。堀の部分も含めると163メートルにもなり、四国最大の大きさを誇ります。おそらく相当な権力をもった地域の首長で豪族の墓と考えられています。この古墳は江戸時代の文献にも出てきていて、非常に重要な古墳です。古墳時代ではこの地域が四国でも最大の大都会だったのではないでしょうか。近くに比較的大きな公園や道の駅もあり、また古墳からの眺めも良く、地域の憩いの場となっています。 |
「白山」は香川県木田郡三木町にある標高203メートルの山です。上記の飯野山と同様に讃岐七富士の一つに数えられていて別名「東讃富士」または「三木富士」とも呼ばれます。三木町のシンボルで、登山道が整備され、自然豊かでハイカーを楽しませてくれます。頂上からは三木町が一望できます。また奇岩が多くあります。琴電長尾線の白山駅からすぐのところにあり、便利です。私どもの教会ではこの山の近くの施設で以前よく集会をしていました。 |
「紫雲出山」は香川県三豊市の荘内半島町にある標高352メートルの山です。上記の栗林公園の背後にある「紫雲山」とは別の山です。眺望の良い山で、山頂の展望台からは瀬戸内海とその島々を見ることができます。春の桜や初夏のアジサイなど四季折々の花がきれいです。特に桜は全国的にも名所として知られ、桜のシーズンはとてもにぎわいます。浦島伝説がこの近辺に多数あり、山の名前の由来も玉手箱の煙から来ているそうです。また山頂では弥生時代中期の遺跡が発見されていて「紫雲出山遺跡」と呼ばれています。この遺跡では最近も重要な発見があったりしています。山頂には喫茶コーナーもあります |
「塩江温泉」は香川県高松市の最南端にあり、自然豊かな山の中の温泉郷です。今から約1,300年前の奈良時代初期に行基によって発見された温泉と言われ、空海もこの温泉のことを広めたと言います。10軒の宿泊施設、また道の駅や立ち寄り湯や足湯もある、香川県で最古のそして最大の温泉郷です。以前は上記の「ガソリン道」にも記しましたが鉄道も通じていました。またたいへん華やかな歓楽街だったそうです。現在は湯治向けの閑静な温泉街です。この温泉は昔から讃岐高松の奥座敷と称され、親しまれてきました。温泉施設の他に美術館や滝などの見どころもあります。またホタルも見ることができるそうです。また祭りなどイベントも開催されている見どころ満載な施設です。 |
「丸亀城」は丸亀市街の南部に位置し、そこにあった小さい山を利用して造成された平山城です。造成は江戸時代初期で、現存十二天守に数えられます。また日本名城百選にも選ばれています。城の敷地全体が公園でイベントなども行われていて、地域の人隊のいこいの場となっています。。丸亀城は特に石垣が有名で、石垣の名城とも呼ばれています。その石垣は豊富で色々な積み方をされた石垣があります。また石垣の上部にいくにつれて垂直となり勾配がつけられている「扇の勾配」と言われる非常に美しい石垣お有ります。また敷地内には「丸亀市立資料館」や「丸亀城内観光案内所」などもあります。 |
「父母ヶ浜」は香川県三豊市にある、今香川県で最も旬の人気があるスポットと言えるかもしれません。読み方は「ちちぶがはま」です。数年前のフォトコンテストに出された「父母ヶ浜」の写真をきっかけに全国的な人気となりました。上記の「紫雲出山」の近くにあります。ここはまるでボリビアの天空の鏡と呼ばれる「ウユニ塩湖」のような景色を見ることができると評判です。文字通り砂浜なのですが、干潮時には干潟が最大500メートルほどとなり、干潮時が見頃です。そして特に日の入りの時刻ごろが一番良い時だそうで、多くの人がつめかけるそうです。三豊市のホームページには干潮と日の入りの時刻を組み合わせた見頃の時間などが掲載されています。私は何回か行きましたが、夕刻にはまだ行ったことがありません。空いているはずの時間にばかり訪れています。それでも多くの人が来ていました。 |
「まんのう公園」は香川県満濃町にある、日本最大の灌漑用のため池、満濃池の東にある国営の公園です。オートキャンプ場、ドッグラン、散歩コース、遊具などの施設があります。また公園内は多くの花や植物が植えられていて、各季節ごとに楽しむことができます。またイベントも多く開催されていて、夏は虫取り、冬はクリスマスのイルミネーションなど、多くのイベントが開催され、多くの人が集まります。また夏には、ロックフェスティバルも開催され、多くの人が全国から集まってきます。私も」チューリップの鑑賞などに行ったことがあります。規模も大きく、何回か訪れて、全体が楽しめるのではないでしょうか。。 |
「しろとり動物園」は香川県の東の東かがわ市にある動物園です。園はかなり広く、また地形的なアップダウンが多いのが特徴です。園内では約70種の動物が飼育されています。その中には珍しい動物もおり、ホワイトタイガーの数は日本一だということです。この動物園は非常に自由で、肉食の成獣など危険な動物を除けば、イベントなどで動物へのエサやりや動物との記念撮影、また手で触るなどの動物とのふれあいも楽しめるようです。また室内の設備もあり、雨天でも楽しむことができます。動物の赤ちゃん誕生などの情報はホームページにアップされます。行った人によると「行って損はない」とのことです。私もぜひ行ってみたいと思っています。 |