第3回 丸亀マラソン大会
さてさてお待たせしました。今年最初の四電ペンギンズの報告記です。
去る1999年1月24日(日)恒例の第3回丸亀マラソン大会が開催されました。四電ペンギンズも大挙して参加申し込みしたのですが、私は直前に大流行の風邪を引いてしまい、4日間39度の熱を出して体の力が入らない状態になってしまい、泣く泣く欠場しました。
同じく竹葉選手も風邪で欠場。しかし彼はこの丸亀マラソンは3年連続で欠場しているのです。まだ第3回の大会なのに3回連続で欠場だなんて、なんだ、一回も出てないじゃないか。ふざけた野郎だな。単に二日酔いじゃないかなあ。さらに実に久しぶり、もしかして数年振りのマラソン復活であった笹谷選手も所用で欠場。残念ですねえ。
結局、出場したのは昨年春のオリーブマラソン以来の復活となったF川選手と、いつも良い子の増田選手。
そうそう、それからマラソン初登場で四電ペンギンズの新メンバーとなった宮武選手(40歳)が10kmの部でデビューしました。やったね。皆さん、見かけたら声を掛けてあげて下さい。
なお、遠いところへ行ってしまって音信不通の鈴木先生は参加者名簿には載っていたんだけど、当日は会えませんでした。出たのかなあ。
「鈴木さあん、お元気ですかあ〜?」
四電ペンギンズが出場するマラソン大会はいつも好天に恵まれ、気持ちの良いマラソン日和ってのがお決まりなんだけど、なんと今年の丸亀マラソンは雨。自分は欠場はしたものの、久しぶりに出場するF川選手が心配で心配で、取りあえず様子を見に行った私ですが、こんな雨なら欠場して良かったわい、なんて思いながら空を見上げていると、
「幹事長ーっ」
ん?この声は?そうです。久しぶりのF川選手でした。
あの人混みの中、よう見つけるなあ。
(F川)「幹事長、どしたんですか、その格好。走る気あるんですか」
(幹事長)「ない」
(F川)「ま、まさか、サボりですか?」
(幹事長)「大病を患っているのに、お前の事が心配で駆けつけた先輩に向かって、どの口が言いよんじゃ。
しかしこれだけ雨が降ったら、あきらめもつくわ。良かった良かった」
(F川)「雨なんか、屁でもないですわ。首の調子も良くなって万全やしね」
そういえば、去年の丸亀マラソンは前日まで雨が降り、おまけに古い競技場だったためグランドがぬかるんで泥の海となり、みんなが泥をよけて端っこの方を走っているなか、F川はビチャビチャと泥水をはね飛ばしながら真ん中を突っ走り、一気にトップ集団に立ったのでした。
(幹事長)「お前、雨には強いんやな」
(F川)「強いというか、雨を味方にしますからね。Tシャツも「ど根性ガエル」ですしね」
(幹事長)「お前が雨男やな。お前が来ると雨が降ってしょうがないわ」
そう言えば、F川が出た去年のオリーブマラソンも、途中で雨が降りました。F川が出なかった塩江マラソンやタートルマラソンは晴天だったのに。
この丸亀マラソン大会は、去年までは古汚いボロ競技場を使っていて、それで去年はビチャビチャだったんだけど、今年はついに21世紀の新首都を目指す聖地丸亀平野にパルテノン神殿のごとく燦然とそびえ立つMARUGAMEインターナショナル田園オリンピックスタジアム(勝手に名前を付けるなっ!)が会場となりました。本当は僕も走りたかったなあ。
(F川)「幹事長、知ってますか?この競技場は去年の今頃、
あの世界にはばたく中田が立ったフィールドでっせ」
そう言えば、Jリーグの試合があったなあ。
(F川)「中田はこの丸亀から世界に羽ばたいて行ったんすよ。
今度は僕の番ですね。僕も世界に羽ばたいて行きますからね」
(幹事長)「お前どっか転勤になるんか」
(F川)「去年の春以来の復活レースですから、がんばりますよっ!
最後まで応援してくれるんですよねっ?」
まだスタートまで1時間もある。おまけにF川のペースだと戻ってくるのに2時間かかる。ちゅうことは、あとまだ3時間も雨の中を待ってないといけない。
(幹事長)「わし、やっぱり帰ろ」
(F川)「そ、そんなあ。何しに来たんですかぁ」
(幹事長)「参加賞もらいに来たんやがな。
そや、ちょうどわしの実家の裏の道がコースやから、気が向いたら窓からでも見よるわ」
しかし、自分が走るからこそ楽しいのであって、他人が走ってるのを見てもしょうがないので、その後のレースがどうなったかは知らない。
でも、その後、お天気は回復基調となり、雨も上がりました。マラソン初挑戦の宮武選手は要領が分からずウィンドブレーカーを着たまま走ったため、せっかく雨が上がったのに、暑くて汗でビショビショになったとのことです。
その点、F川選手はいつものように「ど根性ガエル」のTシャツで走りました。
(幹事長)「お前今さら「ど根性ガエル」はないやろ」
(F川)「Tシャツこれしか無いんですわ。
でも、これ見て覚えといてくれた人から、声かけられたりするんですよ」
しかしF川選手は去年より大幅にタイムが悪くなりました。
(幹事長)「なんやこのタイムは。わしの去年のタイムと変わらんやんか。
志度ニーオリンピックを目指す男が恥ずかしないんか?」
(F川)「このコンディションですよ。サボった人に言われとうないですわ」
さらに、去年のレースで、ゴール直前でF川選手を抜いて、僅か1秒差で勝ってひんしゅくをかった増田選手は、今年はF川に完敗でした。
(増田)「去年は本当にごめんね。つい出来心で・・・」
(F川)「勝負は時の運ですから!たまたまですよねっ!」
(幹事長)「お前、去年と態度が違うな」
(F川)「去年は増田さんの人間性を疑いましたからね」
なお、丸亀マラソンは去年まで参加者にうどん券が配布され、1杯だけうどんを食べることができました。小豆島でも塩江でもうどんやそうめんは誰でも食べ放題なのに、なにやらせこい大会だったのです。ところが今年は、そのうどん券すらない。
(F川)「信じられませんねえ。うどんは廃止ですか」
(幹事長)「香川県のマラソン大会でうどんが無いなんて本末転倒やなあ。
国際オリンピック委員会以上の腐敗ぶりやなあ」
(増田)「僕なんか冷えた体を温めるために家に帰ってカレーうどん食べましたよ」
(幹事長)「それは、ちょっと違うな」
ところが後日の新聞記事では、今年はうどんを無料サービスしていたとのこと。でも、全然見あたらなかったけどなあ。
なお、次回は増田選手が2月に坂出の天狗マラソンに出場いたします。
それから、マラソンにはまってしまった宮武選手(40歳)は3月に丸亀の沖合の本島で開催される塩飽本島マイペースマラソン大会への出場を企んでいます。これは3.5km,9.5km,14.5kmという初心者にも優しいコース設定なので(しかし、中途半端な距離やな)、興味ある人はぜひ一緒に参加しませんか? 連絡まってます。
(おまけ)
去年の10月に討ち死にした第4回塩江温泉アドベンチャーマラソン大会の正式結果が出ました。
順位は、完走者346人中、僕はべったんから12番目でした。中山選手(元ダイエー)に至っては、なんとべったんから5番目でした。前年の結果を調べてみると、僕は338人中、べったんから22番目でした。でもタイムは前回より今回の方が10分近くも早かったのですよ。今回のタイムは、前回ならべったんから50番目に相当するのになあ。一体これはどうした訳でしょう。参加者は少し増えているのになあ。遅い人は出なくなったのかなあ。
〜おしまい〜
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