第3回 新宿シティハーフマラソン大会
(幹事長)「おい。今年の東京支部は、新年早々から異常な活動ぶりやぞ」
(石材店)「谷川真理ハーフマラソンですか?」
(幹事長)「それだけかと思ったら、なんと今度は新宿シティハーフマラソンだと!」
(石材店)「新宿でハーフって言ったらニューハーフみたいですね」
というわけで、またまた東京支部長の増田選手から報告が届いた。
ほんと、最近の東京支部の活躍ぶりには目を見張るものがあります。
日 時 1/31(日)10:35 ハーフスタート
参加者 ハーフ 約2,500人
コース 国立競技場スタート・ゴール
(国立競技場を含めた神宮外苑周囲を周回するコース)
ペンギンズ本部では、新年会、満濃リレーマラソンと楽しい行事が続いているようですが、こちら東京支部は、一般人がめったに走れない場所である国立競技場で開催された新宿シティハーフマラソン大会に参加してきました。
なんと言っても今回は、国立競技場をスタート、ゴール、途中でも周回コースの中にわざわざ国立競技場内を2回も走れるようなコース設定がされており、往年の名選手"瀬古利彦"S&B食品監督もゲスト出場してくれました。
国立競技場を走れるとあって大会前から既に十分な満足感があり、大会に参加申し込みをした時点から超エリートアスリートになったような自己肥大の錯覚が生じました。知り合いには事ある度に「今度、国立競技場で走るのだ」と自慢しまくっていました。
さて本番ですが、いつものようにランシャツと短パンという全く外気温を無視した服装で寒風の下、約30分間スタート待ちをしていると寒いこと、寒いこと、やっとの思いでスタートできました。
国立競技場をゆっくりと噛みしめるように一周し、公道コースへと走り出しました。沿道の応援は町中過ぎてちらほらでしたが、片側2車線をつぶされた大通りなどでは結構な渋滞が起こっていました。おそらく大迷惑だったことと思います。
周回2週目では強風にあおられ、愛用の「綾上町米の里マラソン参加賞帽子」が吹き飛ばされてしまい、後続ランナーもたくさんいたため拾いに行けませんでした。歴戦を共にした帽子を失いちょっと残念でした。
コース上では、聖徳記念絵画館へと続く外苑前の銀杏並木が冬枯れの景色でしたが、絵になるシーンでとても気持ちよく、自分に酔いながら走れました。
最終の給水ポイントでは外人さんが気合いを入れるためか、急に野生化して「ガァー!」とか雄叫びをあげており、びっくりでした。(日本人にはめったに見られない光景です。)
最終のゴール直前、1キロ前から年甲斐もなく腕時計タイムを眺めながらスパート?した結果、今回は1時間58分4秒となんとか2時間を切りました。
帰宅後、2時間を切って気持ちよく帰ってきた父親に対して息子(6歳)から
「お父さん、何番だったの?」との質問が出ました。
我が息子ながらなかなか当を得たイイ質問をしてきます。
そこで総合順位ではあまりに数が大きくなりすぎて息子には理解できないし!ウソではないし!少しでも数が小さい方と理解できるだろうという手前勝手な判断の下、自信たっぷりで"一般男子の部門別順位"を教えました。
「581番だったよ」(←ちょっと誇らしい感じで)
すると我が息子、ものすごく意外そうな顔で
「エッーお父さん!すっごく負けてるよぉ〜!」
と言うではありませんか。どうも幼稚園の運動会のように1番から5番までしかないようなイメージならしいです。息子にそんなふうに言われるとはガッカリでした。
さらに追い打ちをかけるような息子からの次なる質問
「1番の人って誰?」
完全に気分を害してしまった私は、一言
「知らん!」
今春、息子は小学校に入学するので一度、親子マラソンにでも参加して、いつもと違う父親の勇姿を見せつけてやらねば!と固く決意しました。(←余計、ガッカリさせるだけかもしれませんが・・・。)
(幹事長)「新宿っちゅうから、てっきり歌舞伎町あたりを走るんかと思ったら、国立競技場を走るなんて、すごいなあ」
(石材店)「綾上町米の里マラソンから新宿シティハーフマラソンまで、えらく出世しましたねえ」
〜おしまい〜
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