第23回 南部町うぐいすマラソン大会
ピッグ増田選手にあらせられましては今年、青森に転勤になりました。スノボー好きの僕としては、冬はうらやましいけど、雪の無い季節になって何か楽しみがあるのかなあ、なんて思っていたら、さっそく大量のマラソン記録が送られてきた。なんと4週間で3回もレースに出ているのだ。
(石材店)「すごいですねえ。よっぽどヒマなんですかねえ」
(幹事長)「ていうか、奥さんの理解があるからこそ参加できるわけよねえ」
(石材店)「それにしても、そんなにレースが多いって、すごい地方ですねえ」
いや、ほんと、青森地方が、そんなにマラソンのメッカだっただなんて知りませんでした。
まずは、その第一弾の記録です。
2007年4月30日 南部町うぐいすマラソンに参加した。
なにせこの大会、参加費無料という、とても奇特な大会なのである。
参加費タダ!ならドタキャンしても懐は傷まないという安易な動機で参加を決めた。
主催者の目的はご当地、旧福地村のPRと村民のための健康増進イベントの開催といったようで、あまり仰々しい性格の大会ではなかった。
開会式に出ると、参加者は3km、5km、10kmのコースを合わせても、子供から大人まで総勢で670人だった。10km男子の部は、果たして100人程度?かと思われ、以前、走った阿南市の弘山晴美招待マラソンや草加市民マラソンに匹敵する参加人数の少なさであった。もしかして最終ランナーになるかも・・・と少々心配がよぎる。
当日の天気は上々。初めてのコースで事前にコース地図をチラッと眺めたけど、10kmなのであまり気にも留めず、給水地点がどこに何箇所かさえもチェックせずになんとかなるだろう・・・と甘く考えてイザ本番であった。
今回は珍しく家族の応援があり、スタート地点で我が子からの黄色い?声援を受けてかなりモチベーションが上がった。そのせいでスタート直後から緩い登りにも関わらず、嫁・子の見える範囲内では、かなり無理してオーバーペースで走り、前半からペースが乱れまくってしまった。
コースが全く読めない中、予想以上にアップダウンが多いかったものの、沿道の応援にも助けられて、のどかな山村の田舎道を調子よくペースダウンすることなく走ることができた。実は最近、珍しくまじめに練習していたので、ちょっとは無理が利いたようで最後までバテずに完走できた。
ゴール間近で、またしても我が子の声援があり、競走馬?にムチが入るように気合を入れられて、ここ数年したこともないようなラストスパートを敢行。ゴール直前で大人気なく2名を抜いたのは、客観的には迷惑行為だったのでしょうか。やっぱり嫁さんと子供がいる前では、少し見栄があるもので、エエ格好したいという野心の塊になってのゴールだった。結果はで50分7秒で、かなり自己満足できた。
この大会、本当にイイ感じのローカル大会というか、村の運動会といったノリなのでICチップによる計測などは当然あるわけがなく、記録員の方々がストップウォッチで記録をつけ、後日に正式順位、記録の発表という牧歌的な仕組みで、たまにはそんなのもいいかなって・・・思いました。
(幹事長)「参加費が無料ってのが感動的やなあ」
(石材店)「それで奥さんの許可が出た、と?」
(幹事長)「いやいや、わざわざ応援に来てくれているくらいだから、やはりピッグ家は暖かい家庭なのだよ」
〜おしまい〜
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