第22回 おいらせ町いちょうマラソン大会

〜 みちのく連戦 第四弾 〜



4月から5月にかけて毎週のようにレースに出ていた青森のピッグから、またまた記録が届きました。

(石材店)「相変わらず走りまくってますねえ」
(幹事長)「四国にいた頃は、こんなに熱心じゃなかったのになあ」
(石材店)「それにしても青森県ってレースが多いですねえ」


ピッグは三沢市に住んでるので、出ているレースは三沢周辺のレースが多いけど、青森県って面積が香川県の5倍以上もあるので、もっともっと沢山のレースが開催されているのかもしれない。

2007年6月24日(日)おいらせ町いちょうマラソン大会が青森県おいらせ町のいちょう公園周辺で開催されました。

なんとこの町の名物は、推定1100年と日本一長寿で安産祈願もできる大銀杏ということで、その名を頂いた冠大会です。
もうひとつ、おいらせ町は、ニューヨークと同緯度ということで大会会場である
いちょう公園の一角に1/4サイズの自由の女神像が立っているではありませんか。お台場の自由の女神像も考え物だと思ったけれど、ここまで開き直って遠慮なしに立ててしまい、町のシンボルとしているなんて・・・凄過ぎる!竹下首相時代のふるさと創生1億円ばら撒きの遺品かも?おそらく本家のニューヨーク市民の誰一人知らないだろうと思われます。下手なパチンコ屋やラブホよりも堂々としていて脱帽ものでした。


今回の大会は、参加者が地元の小中高生中心で町のスポーツイベントといったノリでした。レースは3km、5km、10kmの3コースで、参加者は全部合わせても400人足らず、10kmコースでも100人を超える程度で、スタートの混雑なんてあり得ない快適な大会でした。

さてスタートでは自衛隊関係のセミプロ級の方々が、早々にレースを引っ張ってくれましたが、天気が良すぎてバテそうだったので、今回はゆっくりと中ほどからのスタート。
公園から少し下って、畑の中の農道を走り抜け、折り返し。農道に戻り、森を抜けて住宅地を経て、緩い上り坂からゴールの公園へ戻るコースで、ほぼフラットで基本的に走りやすいコース設定でした。沿道の応援も農繁期であることや、町の人口を考えるとボチボチといったところでした。特筆すべきは、地元の陸上部所属の高校生がボランティアで大会運営の手助けをしてくれており、高校生だった頃の自分に比べて随分と立派に思えました。

今回はあんまりガツガツ走って新記録を狙おうという気がなく、適度に流そうかなぁ、なんて8kmを過ぎて思っていた矢先に、職場の同僚、K氏が激励に現れました。彼は5kmのスペシャリストであり、ここらのマラソン大会では、中高生相手に本気で張り合って常時10位以内を獲得しているツワモノであります。本日も5kmで8位に入賞した後に余裕の涼しい顔で激励+伴走してくれました。「あと、もう少し頑張れ!」なんて隣から伴走して声援を送ってもらうと全く手を抜くわけにもいかず、せっせこ、せっせことゴールまで真面目に走り切り、K氏の声援のおかげでなんとか50分を切り、48分11秒でゴールできました。実は今回が30代としてエントリーできる最後の大会だったので、結果的にK氏に励まされて、まずまずの記録でゴールできて満足でした。

(石材店)「相変わらず好調ですねえ」
(幹事長)「充実したランニング生活を送ってるよなあ」


しかも、走るだけでなく、「冬になると寒くて遊べなくなるから」って、週末は子供と一緒にカヌーに乗ったり、さくらんぼ狩りに行ったりと、今のうちに楽しみまくってるとのことです。うらやましいなあ。


〜おしまい〜




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