電子ドラム
何を隠そう、僕の趣味は音楽である。
(石材店)「えらく強気に出ましたね」
(幹事長)「確かに今は、ほとんど、と言うか、全く活動してないが、かつては軽音楽部におったんぞ」
(石材店)「30年くらい前の話ですか」
まあ、バンドなんて、いつからやってないのか覚えてないくらい長い間やってない。
初めて持った楽器は、当然フォークギターだ。楽器と言えばフォークギターだ。何と言おうとフォークギターだっ!
(石材店)「そのあたりが時代を感じますね」
初めて買ったフォークギターは、なんと30数年経った今でも愛用している。
(石材店)「そんなに良い品なんですか」
(幹事長)「単に、フォークギターに対するこだわりが無いだけだな」
そう、安物のフォークギターだ。でも丈夫だ。

高校時代から弾いているフォークギター
バンドやってた時の本職はエレキベースだ。中学生の頃、夢中になっていたビートルズのポールマッカートニーが弾いていたので憧れたのだ。今はエレキベースは3本持っているはずだけど、1本は行方不明で、手元にあるのは2本だ。
1つは往年の名器中の名器Fender Precision Bassだあっ!そして、もう1つはアメリカに住んでた時に買ったものだ。

名器中の名器 Fender Precision Bass (左)と アメリカで買ったベース(右)
実際に弾いていたのは、もっぱらエレキベースだけど、ウッドベースだって持っている。
(石材店)「どえらい物もってますねえ。こら感心しますわ」
(幹事長)「学生時代に神田の楽器屋で買って地下鉄に乗ってアパートまで担いで帰った時は死ぬかと思ったわい」
苦労してアパートに運び込んだはいいが、崩れそうなボロアパートで弾いていて、隣の人から「うるさいっ!」って怒鳴り込まれたりしたもんだ。

でかいウッドベース
ベースだけじゃなく、エレキギターも持っている。1つはヤマハの往年の名器SG−2000だ。もう1つはジャズ用のアコースティックエレキだ。
(石材店)「か、か、か、幹事長!ジャズギターなんて弾けるんですかいっ!?」
(幹事長)「ノーコメント」
ジャズは弾けなくても、良い音でます。

ヤマハSG-2000(左)と アコースティックエレキ(右)
それから、子供用に買った電子ピアノも僕の部屋にあり、子供より僕の方が弾いている時間が長い。
(石材店)「それは幹事長が熱心だという意味ですか、それとも子供さんが全くやる気が無いっていう意味ですか?」
(幹事長)「後者」
この電子ピアノは左手でコードを弾けばバックにバンド演奏が付くので、とっても楽しい。これで遊んでいると、アホらしくて独り寂しくギターなんて弾いてられない。

ヤマハの電子ピアノ
さらに、おまけにテナーサックスまである。
(石材店)「げげげっ、そないなもんまであるんですかっ!?」
(幹事長)「昔、知人にもらって、僕はほとんど吹けないんだけど、娘がブラスバンドで使っていたな」

テナーサックス
(中山)「それにしても自転車のコーナーでも驚きましたが、ほんまに幹事長って、いっぱい物を持ってますねえ」
(幹事長)「物欲の神様と呼んでくれ」
さて、このように楽器にはうるさい僕だけど、どうだ、リズム楽器が無いであろう。なぜか。答えは簡単。音がうるさいからだ。
日本の有名な格言に「金の無い奴と気の小さい奴はドラマーにはなれない」というのがある。(「ドラマーズ・ツール・ブック」101ページ参照)
ドラムを買う金の事を言っているのではない。ドラム自体、他の楽器に比べてそんなに高価な訳ではない。安いセットなら誰でも買える。問題は音だ。周りに家が無いド田舎を別として、鉄筋コンクリートの完全防音の家にでも住んでいなければ、近所中に音が響き渡る。防音装置に金をかけられる金持ちか、近所迷惑を気にしない度胸が無ければ、ドラムは叩けないのだ。
実は、僕は家に一時期ドラムがあった。ドラムを持っていた僕の友人(女性)が家出をしたとき、一時期預かっていたのだ。考えれば、ちょっと不思議な事情だ。彼女の家は下町の住宅地であり、自宅でドラムを叩けるような環境だったとは思えないのだけど、いつ叩いていたのだろうか。それから、家出をするのに、なんでドラムを持ち出したんだろう。ドラムなんて持って家出はできないよなあ。とにかく置く場所が無くなって僕が預かったのだ。そのドラムを2〜3度、叩いた事がある。厳重に雨戸やカーテンまで閉めて音が漏れないようにして叩いたのだが、後で聞くと、近所のばあさんが、うちの母親に「なんかしらんけど、カネや太鼓の音が聞こえてきてのう。どこかで季節はずれの祭りでもしよんかいのう」なんて世間話したらしい。やっぱり、かなり音は漏れていたらしい。それっきり、ほとんど叩かなかった。そのドラムは、その後、彼女の弟が取りに来たような気もするが、定かではない。
しかし、ドラムに対する憧れは、徐々にではあるが、その後も強まっていった。もちろん、住宅地では叩けないので、周りに人家の無い山の中に小屋を建てて叩く計画を立てた。
(石材店)「どう聞いても真面目な計画とは思えませんが」
(幹事長)「ところが、これが真面目かつ現実的な計画だったのじゃ」
僕の考えは、自宅はずっと会社の社宅に住んだまま、郊外に別荘を建てるというものだった。土地のメドもついていたのだ。市内から車で30分くらいの山の中で、周りに家のないところだ。そこにログハウスを建てて週末を過ごそうという計画だった。金銭的にも現実的な計画であり、見積もりを取ったりして、かなり具体化していたのだ。ところが、ひょんな事から自宅を建ててしまい、膨大な借金を背負ってしまったため、計画が大きく狂ってしまった。このままじゃあ、山小屋を建てられるのは高齢者になってからになっちゃう。
てなことで、ドラムを置けるだけの小さな小屋にしようか、なんて悩んだりもしていたのだけど、今春、ヤマハから初心者向けの電子ドラムDTXPLORERが発売されたので、「もう、これしかないっ!」って感じで決めた。山小屋で本物を叩くんじゃなくて、自宅で電子ドラムを叩くわけです。週末だけでなく毎晩叩けるし。ところが、早速買おうとしたんだけど、超人気商品になってしまい、なかなか入荷しない。最近になってようやく落ち着き、インターネットでもすぐに買えるようになったのだ。注文して1週間ほどで届いた。

ヤマハ電子ドラム DTEXPLORER
どうでしょう。まあ、見た目は本物のドラムに比べると、ちょっとショボイけど、結構、良い音が出ます。電子ピアノと同じように、少々ヘタでも上手く聞こえたりする。それより何より、やっぱり住宅地で思いっきり叩けるってのがよかですたい!
(2005.10.2)