■ 戦う平成の戦士たちに捧ぐ ■


残業残業で日々会社のために戦う平成の戦士たちよ 君たちは過労死という恐怖と向き合っていることを忘れてはならない。
 過労死とは以下のように定義づけられている。
『過重な労働が誘因となって高血圧あるいは動脈硬化などの基礎疾患が悪化し、脳血管疾患あるいは虚血性の心臓疾患を発症して、その結果、永久的な労働不能ないしは死亡するもの』
 ところで、平成12年度に過労死として労災の請求件数は617件。その中で労災補償が認定された件数はわずか85件しかないのであ〜る。つまり、残される家族の悲しみと生活苦を考えると君たちは過労死を避ける以外に方法はないのだ。

過労死には複数の要因がからんでいることが医学的に明らかにされている。そこで今回は過労死を引き起こす残業と睡眠の関係を述べることにする。

一日24時間
 食事・風呂・団らん・余暇など  4時間
 昼の休憩時間          1時間
 通勤時間            1時間
 所定労働時間          8時間
  計              14時間 が基本形である

すると、残りのじかんは10時間となり、それから残業時間を引いた時間が睡眠時間となる。
 残業時間 5 4 3 2 (時間)
 睡眠時間 5 6 7 8 (時間)
上の赤字の人はきわめて高率に過労死を起こしやすい状況にあることが厚生労働省からも指摘されている。起こってからでは遅い過労死!長寿の最大の敵、過労死! 防ぐことができるかどうかはあなたの意識しだいなのである
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