喉に入ったインフルエンザウイルスは気管支の表面にある粘膜の細胞の中に侵入します。そして、細胞の中に入ったインフルエンザウイルスは、その細胞の遺伝子を利用して自分のコピーを作り続けます。
その増殖の速いこと速いこと。1個のウイルスは8時間後には100個に増殖します。100個は次の8時間後には1万個、そしてさらに8時間後(最初から数えると24時間後)には100万個になっちゃいます。ウイルスが3000万個になれば症状が出るって言われてるから、最初に30個のインフルエンザウイルスがいれば、ウイルスを誰かからいただいて24時間後には症状が出始めるってワケ。