はオススメランクだよ♪
★ NIGHTS ナイツ 〜星降る夜の物語〜





 NIGHTS ナイツ 
〜星降る夜の物語〜


ソフトタイトル NIGHTS ナイツ 〜星降る夜の物語〜 ⇒ 公式HPはココ
対応機種 Wii
ジャンル フライングアクション
発売会社 (株)セガ ★★★☆☆
発売日 2007.12.13 爽快に!
ウリ?文句 夢の中なら、一緒に飛べる。

読んでも大丈夫な人はストーリーの白文字の上で3回クリックしてね!
ちょこっとストーリー (^_-)…☆
誰もが眠りにつくと訪れる不思議なもう1つの世界…夢。その美しい夢の世界「ナイトピア」で私たちは毎夜ひと時の安らぎを得ている。しかし楽しい夢の世界ばかりではない。暗く恐ろしい「ナイトメア」と呼ばれる世界も存在する。そこには強大な支配者「ワイズマン」が君臨し、ナイトピアへの侵攻が繰り返されていた。少年ウィルと少女ヘレンも毎晩悪夢にうなされる日々を送っていた。悪夢へと変わった夢の世界をさまよう2人は空を舞う不思議な夢の住人「ナイツ」とフクロウの長老「オウル」に出会う。勇気の心をまだ持っていると教えられた2人は自分たちの夢を守る決心をする。そして2人の夢と勇気の冒険が始まる。
(*^-'*) 楽しいところ♪ (*'-^*)
★世界観★ミュージカルの世界です。まさに…と言わんばかりの音と映像の融合。ほんとにあったかなほんわりとしたやさしい気持ちになれる場面がたくさんです。まずやっぱり音楽がいかにもミュージカルなんですよね。テーマ曲がとても明るく元気になれる快活な感じで、しかもオーケストラでバーン!(笑)ってなイメージそのままの演奏なのでかつてはミュージカル大好きだった私にとってはもうそれこそ夢のような世界です(笑)ゲームなんだけど音楽聴いてる間だけは舞台を映画を見てるようなそんな不思議な感覚が襲います。とてもステキで時にホロリとさせてくれるうま〜い要素になってる気がしますね。キャラや世界の映像も決してナチュラルって感じではないですが、とてもキレイで好感がもてるものでした。程よい中間って感じでしょうか。キレイ過ぎでも粗過ぎでもない…それなりにゲームとして楽しめる程度ですね。もちろんそれでもWiiなのでそれなりに基本がキレイなんですけどね(笑)あとこのゲームの中心である「空を飛ぶ」というアクションがとても爽快で気持ちいいのもうまく演出してあってよかったです。空を飛ぶ楽しみっていうのが特に後半…慣れれば慣れるほどに気持ちよさが倍増してきて圧巻でした。誰もがあこがれる空を飛ぶっていうことがなんとなく実感できるような…そんな不思議な心地よさまで体感できてとてもよかったです。世界はいろんなステージに分かれてますが、そのコンセプトが…夢というのは自分の意識や心が生み出したもの…という世界で表現されてるのがなかなかに考えられてますね。足りないものがあるから淋しげな砂漠だったり…すぐ壊れてしまいそうなガラスのラビリンスだったりと…そういうちょっとしたところにも何か考えさせられることがあるのは納得の世界でした。★アクション★ジャンルはフライングアクションです。とゆ〜ことで基本アクションはほぼすべて「空を飛ぶ」ことです。なのでこれができないと話になりません。ただよかったのは特別ガチャガチャしないといけないような操作はないということ。誰もが簡単にできる操作で爽快な空飛びアクションを体感できるのがこのゲームの何より楽しいとこだと思います。1つの目的を達成するまでにいくつかミッションが分かれてて、そのどれもがほとんど空を飛んでやるアクションなんだけどたま〜に違ったものがあります。人間のそのままの姿で走ったりジャンプしながら進むミッションですね。ほんとに少ししかないんですが、ごく普通のアクションがやっと…(笑)といった感じです。息抜きのつもりでやるとちょうどいい具合に絡まってきて余計に次また空を飛ぶのが楽しみになってきたりするのでとてもよかったような気がします。さすがに空飛ぶばかりだとえぇ〜加減疲れてくることもあるのでね(-"-)このゲームも例にもれずラスト近くまでやるとかなり腕が上がります。ミッションにはそれぞれランクがつけられ、それが一定以上だとエンディングが変わってきたりするのでやり込み要素になってきます。目標はそこまで高くないですが、それなりに主人公2人分やり込んでコツを覚えないとちょっとしんどいのでなかなかの手ごたえです。でもまぁ〜これだけの単純操作でこれだけの爽快感を味わうことができるのならギリギリオッケーってなとこでしょうか(笑)★ストーリー★主人公2人いるのでそれぞれ楽しめます。ストーリーは2人の現実世界でのお話をひっくるめてくるので違います。ただ夢の世界でのやることは似通ってます。全く同じではないし、世界もそれぞれ違うし、ミッションも基本は同じにしても空飛び以外のミッションは変わってくるので2人分楽しめます。おもしろいのは2人が時々夢の世界で絡むところですね。そこで仲良くなってお互いの助けになっていく…子供ながらになんか見ててたくましくてこっちまでパワーをもらえるような不思議な気分にさせてもらったのはこのゲームならではの雰囲気だと思いました。結局最終目的は同じなんですが、2人分をそれぞれプレイして初めて、すべての場面での出来事が納得いく、把握できる…といったおもしろい目線になってるので2度楽しむやりがいがあるのもよかったです。ちょっとしたことでも「あの時なんであそこにあのコがいたのかな?」なんて疑問を実際「あのコ」立場で体験してみると理由がわかりますよね。そういう感じです。その理由が知りたいがために…思わず…つい…やってしまう…なんてのがこのゲームの魅力です。ゲームをプレイしたいという気分ではなく、そういう続きを…話を…ストーリーの端々を見たいがために次々とやってしまう…なんてのはなかなかありそうでない気分だと思います。プレイゴ、プレイヤーである自分もちょっとしたステキな夢?を見ていたような気分にさせてくれるのがとても印象的でした。
Oo。.(_ _) 気になるところ (_ _).。oO
★難易度★アクションは基本「空を飛ぶ」ことです。しかも上↑でも言ったとおり、結構単純アクションです。右にスティック倒してグルグルしてれば後は上下を変えたりするだけで勝手に進むような空飛びアクションがほとんどです。ただ…なめてかかるとイタイ目みます(笑)それが時にめったくそ難しいんです(爆)自由度満点の飛び具合と違って一度飛び進むと止まって後戻りすることがなかなか出来ないアクションなんです。だから一度ヘタしたらそこですべてのミッションがパー初めから♪なんてのもざらですしね。またカメラも基本それ仕様。ボス戦とかで右に左に自由に進めるめずらしい場面になっても、どうしても右に行く仕様が付きまとう感じでなかなか左には戻れなかったり、戻れても無茶苦茶操作しづらいんですよね。かなりイライラの素だと思います。おかげでそれだけで難易度が格段に上がります。それから各ステージでのミッションがいくつかある中、たいていその最初はチェイスミッションと軽いボス戦です。チェイスミッションというのはカギをかけられたオリを開けるために看守に守られたカギを3つ取り返すミッション。もちろん空を飛ぶ看守を決まったルートでおっかけて奪い取るわけですが、これを3回別ルートで達成し、それが終わった直後に軽いボス戦に入るわけです。さっきからなんで「軽い」ボス戦っていうのか気になりません?(笑)とりあえずの顔見せって感じのボス戦だからです。だからチェイスミッションとひっかけてるんでしょうけど。ステージの最後にはこのボスがパワーアップして1つのミッションでまるまる対戦する時が来ますのでとりあえずココでは倒し方なり様子見。ただひどいのがいくら軽いボス戦だとはいえ、いちおうボス。初めてだと倒し方とか相手の出方とかわからんわけですよ。なのに際どい制限時間つけて、ヒントもろくすっぽくれず、丸投げされて、あげく制限時間に間に合わない…となるとまたチェイスミッションからまるまるやり直しです。結構これが言うのは簡単そうでも泣けてきます。特にチェイスミッション自体がキツイステージ、または逆にそっちが簡単でもボスの倒し方がいまいちわからないようなステージでは繰り返し必至。失敗した後にちゃんとリトライ?って聞いてくれるのに、やさしくボス戦からではなくチェイスミッションから…情け容赦なしです(笑)そんな感じで他ずっと最後まで続くので結構難しいというより、やり直しとかになると時間かかるのが気になります。まぁ〜正確に言うと難易度が高いというよりもいぢわるなやり直しが多いってだけなのかもしれないですが(汗)早い話、これがラスボスにも適用されるので…ツライわけですね要は。★自由度★全体のイメージとして自分で自由に動いたな〜アクションしたなぁ〜という印象が全くないんですよ。だからそれこそレールにのっかったゲームだと思った方がいいです。空を飛ぶのも常に一定方向で自由は利かないと思っていいですし、集めたいアイテムもあるにはあるんですが、結局探して集める…というよりも偶然見つかったらラッキーってな運要素が強かったりするのでなんとなく集める気にもなりません。もったいなぁ〜とは確かに思うのですが、それでも…やりきろう!という気にはさせないのがある意味このゲームのスゴイところです(笑)だって絶対コンプできる気しないもん(`з´)ブーもうとりあえずのエンディング条件を達成するだけで精一杯…というか満足してしまうのはいいのか悪いのか…それでも満足できたのでよしとしましょうか。こういうところもまさにゲームをプレイしたという実感よりも、映画を見ていた、ミュージカルを見ていた…という一方的な印象につながるのかもしれないですね。私は決してそれがイヤだったというわけではないのですが、ゲームとしての実感、やった感を重視する人にとっては要注意です。
全体的な感想 ヽ(^o^)ノ
★夢の世界★…をまさに体感できるようなゲームですね。そういうのはよく雰囲気が出てるなぁ〜と思いました。BGMにしてもちょっと薄暗い感じの世界にしてもはかなげな今にも消えてしまいそうな世界。でもなんとなく安心あったかなゆったりとした世界。不思議な感覚はうまく作りだせてたと思います。それからキャラ。主人公は男女子供2人ですが、とても好感のもてる2人でやってて気持ちよかったのはこのキャラのおかげもあるんだろうなぁ〜と思えました。男のコは勇敢でたくましさがあることが大人顔負けのカッコよさで、女のコはかわいらしくて素直で声も愛嬌のある感じでとてもよかったです。だからその2人が絡んだストーリーがまた一段とこのゲームに映えて見応えのある内容になったんだと思います。最初から最後までそのアクションそのものらしく、わりと駆け抜けるような速さで過ぎちゃうと思うのでじっくりゆっくり遊ぶというよりは、ひと時の夢物語程度に短めにさっくり遊ぶゲームだと思ってやり始めた方が期待は裏切らないと思いますネ。内容的には充実してるんですが、やることが一辺倒なこととそこまで1つのミッションに時間がかからない…というか制限時間があるので時間がかけられないので(汗)さほど長時間遊ぶゲームって感じではないですよ。★オススメ★そうですねぇ。特にこれといってオススメ要素がなく、ほんとに世界観があったかくてプレイして安らぐ…って感じのゲームなので人を選ぶ方なんぢゃないかなぁ〜とは思います。アクションゲームとしてボリュームたっぷり自由度たっぷりを期待してしまうと絶対に後悔しますよ。あと余談ですが(笑)ラスボスに向かうステージのチェイスミッションでのイベントは私の大好きなお気に入りシーンになりました。勇気をもった2人ががんばって敵に立ち向かうんですが、もうミュージカルとか映画顔負けのスバラシイ演出だと思います。パァーっと世界が開けて、主人公の気持ちを表現してて…鳥肌が立つくらいの感激でした。キレイなイベントを見た後、今度は自分で空を飛んでミッションをこなすわけですが、それまた気持ち倍増で気持ちよさ満点ですヨ。このシーンはほんとぜひ一度見てほしいと思うんですが…ゲームをプレイしないと見れませんよね(笑)ただ言いたかっただけで(^^;)これだけのためにオススメしようとは思いませんので…悪しからず(^^ゞ結局↓下の星の数からもわかるように、見た目で楽しむ方はかなりいい線いくんですが、ゲームとしてのプレイを考えるともったいない面が多いってことなんですかね。ゲームとして自分でもう少し楽しめる要素があれば申し分なかったのかもしれません。

ビジュアルメン とても気持ちのよい感じのグラフィックで普通にプレイしてて居心地のいい空間が好きでした。 ★★★★☆
操作性メン 最初は戸惑うこと多いです。ヌンチャク使っても使わなくてもいけますが、ヌンチャクでも最初はうまく動かないこととかあってどうなることかと思ったくらいです。 ★★★☆☆
ロードメン ステージに入る度にちょっと長めのロードが入ります。セーブは自動なので最初ほんとにできてるか不安ですが慣れると忘れることがなくて安心。 ★★★☆☆
システムメン いたって単純、複雑なシステムとかは全くないです。なさすぎなのが問題なのかも(笑) ★★★☆☆
ストーリーメン 主人公2人分それぞれそれなりに楽しめます。決して長く語られるわけではないけどそれで十分…って感じのシンプルさが逆にこのゲームにはよかったですね。 ★★★★☆
総合メン お世辞にも定価で買って損はしないかというと…オススメしません。ただ軽くこんなもんだとわかった上であまり期待することなくやってみるのならばそれ相応の楽しさ、一瞬のスバラシサは満喫できると思いました。音楽も耳に残るものだし、話もあったかいし、グラフィックもそれなりだし、爽快感も適度にあるし…いざやってみればそこまで否定的なことはあまりないんですが、やっぱりゲーム的に見るとゲームゲームしてないのが問題なんですかね(汗)極めつけのオススメ要素がないのも…残念なところの1つですか。 ★★★☆☆