はオススメランクだよ♪
★ ルーンファクトリー −新牧場物語−





 ルーンファクトリー 
−新牧場物語−

ソフトタイトル ルーンファクトリー −新牧場物語− ⇒ 公式HPはココ
対応機種 NDS
ジャンル ファンタジー生活ゲーム
発売会社 (株)マーベラス インタラクティブ ★★★☆☆
発売日 2006.8.24 今時の牧モノ?
ウリ?文句 新世代『牧場物語』誕生!

読んでも大丈夫な人はストーリーの白文字の上で3回クリックしてね!
ちょこっとストーリー (^_-)…☆
アドネア大陸にある町「カルディア」緑豊かな大地と陽気な人々が暮らすその小さな町に、ある日1人の旅人が流れ着いた。名をラグナという彼は記憶をなくし、放浪の末この町へとたどり着いたという。彼はミストという少女に助けられたことで、大地を耕しながら生活するこの町で生きていくことになる。失われた自分を取り戻すために…そしてこの地のために。
(*^-'*) 楽しいところ♪ (*'-^*)
★新!★新世代の牧物ってなんだよ〜(笑)っていうのが第一印象でしたね。あのほのぼの世界観がどう進化しているのかミモノでした。いざやり初めてみると確かに今までとは雰囲気が全くといっていいほど違う…むしろ今までの牧物とは区別して世界を作った方がいいんじゃないかってくらいちょっとほのぼの感は薄れていた感じがします。登場キャラをとってみても、ゲーム画面のチビキャラはまだそんなに違和感ないとして、会話画面とかのキャラ絵になるとみんなシャープで、そこらへんからすでにほのぼのというよりリアル感がよく出てたような気がします。そういうところからすべて新しい感覚にしていくには変化があっていいのかなぁ〜と思いましたが、今までのほのぼの安心タッチのグラフィックが好きな人はかなり違和感覚えるかもしれませんね。私の場合そこまで今までの牧物にこだわって比較しない限りは「これはこれ」って感覚ですぐ受け入れられたので特に問題はありませんでした。今回プレイしてみてまず一番に目に付いた「新世代」の変化はこのグラフィック系だった気がします。とはいえゲーム画面はやっぱりのんびり感あって特に違和感感じなかったのでよかったと思いますヨ。★ダンジョン探索★目で見てグラフィックに変化を感じ…プレイして次に感じる変化…これまでのほのぼのした世界を走り回る牧物と大きく違う点としてはやっぱりコレでしょう。自分ちの畑を耕しているだけではストーリーが進まない…戦闘もこなしてなんぼの世界ってことですね。正直プレイする前はおつまみ程度に戦闘とかの機会も入ってて、やっぱりメインは牧場生活〜で刺激がほしい時にはダンジョンレッツゴー♪…感覚なのかと思ってました(笑)でも実際やってみると…メインはダンジョン探索ですか?ってくらいガッツリ割合を占めてるのに驚きました。確かに普通のRPGなんかのダンジョンよりははるかに簡単でやりやすい部類だと思いますケド、ねちっこいザコ敵も多かったりして甘く見てるとこのゲーム自体が期待してたものじゃない!なんて方向に行きかねないのである程度戦闘などの心の準備はしておいた方がいいですね。ほのぼのだけの牧物で十分満足だわ〜って人にはあまりオススメしませんが、それとはまた違った緊張感ややりがいを求めるのならば案外このくらい敵と戦闘もしつつ、装備なんかも自分で作りつつ、畑も耕しつつ…せわしない日常を送るのも充実してますよ(笑)ほんとにやることは結構あるので、大変なのも事実ですが、それだけに飽きがくることも少ないと思います。一通りの季節をこなすまではみっちりいろんなことができるので長く…というよりもワンクールずつを充実させて短期間集中!って感じで楽しみたい人にもってこいな気がしました。ダラダラ長くやるのも苦手な人にはコッチの牧物の方が向いてる気がしますね〜。★自分で★ほとんどの装備やアクセサリー、クスリに至るまで自分で作ってそろえられるのがうれしいですね。そのための材料集めだと思えば敵と戦闘するのも苦になるどころか結構楽しみになりますし♪ドロップアイテムを狙ってひたすら単純作業で敵を倒すのってわりと時間かかるんですが、手に入った時の喜びってちょっと格別です。それを使ってすごいアクセサリーとかできるとさらにさらにうれしいですよね。いろんなもん作って自分のスキルも上がっていって…結構上限が高いので序盤から飛ばしていろんなことをやって、慣れた頃にいつの間にやらレベルマックス…。短期間でやろうと思えばそれも全然いけるので人それぞれいろんな楽しみ方ができるのはいいなと思いましたね。
Oo。.(_ _) 気になるところ (_ _).。oO
★持ち物★今回最初からプレイしててず〜っと気になってたのがアイテムの所持数ですね。かなりキツイです。一番困って時間をかけたのってコレじゃないかと思うくらいにくだらないところに時間がかかった気がします。手持ちになるアイテム数は最初は案外持てると思ってたんですがそれ以上に、ダンジョンをうろちょろしてるとあれやこれやで手に入るアイテム〜買ったクスリ系のアイテム〜武器〜道具〜なんてのがガシガシ増えていくので、いつも持った状態だとあっという間に持ちきれなくなるんです。じゃ〜よほどしょっちゅう使うもの以外は家に保管しとくか〜って棚にしまうんですけど…棚もあっという間にいっぱい(汗)もちろんちょっと置いておきたいドロップアイテムとか鍛冶に必要な武器とかそういうのもあるんで、全部置いておこうと思うととてもじゃないけど置ききれません。私ってそんなに貧乏性なのかしら?って思ってしまうくらいゲームの中でも物がいっぱいです。そうなると優先順位をつけて処分していくわけですが、それでもいつもいつも悩むのはそのアイテムの処理でした。もう少し同じものを持てる所持数を増やしてくれるとか同じものでもレベルが違うと別物扱いなんですが、それをどうにかしてくれるとか〜何かしら悩みを減らしてほしかったものですね。…ってもしかしてこんなにアイテムに関して悩んでたのって私だけなのかしら…?と思わずにはいられない私なのでした。このちっちゃいようで大きい悩みどころが(笑)このゲームに対する評価もずいぶん違ったものにした気がします。ゆったりした感じがあまりない…余裕がないゲームに見えてしまう一因なんじゃないかな〜と思わずにはいられないですね。なんかこんなところで…ってもったいない気がする…(-"-)★遊びどころ★いまいちつかみどころがない…というのも印象でした。牧物って基本的に畑仕事や家畜の仕事をセッセとこなしてるイメージですが、それが今回あまりなかったし、かといってダンジョンで敵と戦闘しまくり!…かというとそうでもない。イベント満載!…なんてこともあるわけなく(笑)人と会話しても楽しかったのは最初限定…(爆)困った…ほんとにつかみどころがない…って感じですか?( ̄m ̄)プッ中盤…慣れてきたあたりから鍛冶や料理といった自分で手を入れられる作業が増えてくるとやることも増えてきてますます楽しくなるっちゃ〜なるんですが、材料を集めるのが案外大変だったり、集まらないものが多かったり、どこから調達すればいいのかわからなかったりと、これまた悩みどころが出てきます。すべて思ったようにいかないのももちろん自分で手探りできて楽しいのですが、それ以上に季節限定のものが出てきたりとちょっとめんどくささもあったのが人を選びそうですね。ちょっと今までの牧物ではなかった悩みどころが多いような気もします。★うちの牧場★今回思ったのが…うちって牧場?ってこと(笑)畑もありますし、家畜小屋もできますが…家の畑で野菜を作るメリットがわからない(笑)家畜といえど今までみたく普通に牛を放牧して育てたり、鶏育てたり…って感じぢゃな〜い…ってのがネック。まず野菜なんかはダンジョンで回復が必要になることを考えると絶対そっちで作った方が楽。しかも季節が変わらないのでいわゆる今までの温室扱いで特に時間を気にすることもないし。ってなると家で作ってもな〜って思い、結局終盤あたりはめっきり牧草地と化してました。でもそれでも今回の牧草は一回刈り切りなのでなんとな〜く…損した気分だし、家畜を放牧するために牧草を育てるって意図もないのでやっぱりこれも回復要因でしたかね。家畜もダンジョンで捕まえて家畜小屋に放り込む…って感じのイメージなのであまり飼ってるって感じではなく、「かわいがる」っていう実感がなかったのがとてもとても残念です。いくらミルク出しても「キミ牛ぢゃないし…」いくら卵産んでも「キミ鶏ぢゃないし…」(笑)っていうのが頭から離れなくて、人によるんでしょうけど、私はどうしてもハマレナカッタのでこの時点でちょっとやっぱり牧場物語らしくはないな…というのが濃厚になってしまいましたね。とても淋しかったです。★ルーン★さっきから回復回復言ってますが(^^;)、このゲームの特徴としてルーンの存在があります。主人公はRP=ルーンポイントを持っていて、道具を使ったりするとこのポイントがどんどん減っていきます。これが尽きると今度はHPが減っていくわけですね〜。なのでいかにこのRPを回復するかがポイントになります。でもあまり回復方法がなく、野菜を育てた時にできる結晶化したルーンを取って回復するしかないんです。だからダンジョンで野菜を育てるメリットが出てくるわけですね。この出来たルーンをとることで敵と戦闘しまくってもすぐ回復することができるのでダンジョン攻略が楽になるわけです。でも簡単に言うけどやっぱり野菜は育てるまでに時間がかかるし、育てる過程でも水やりなんかするとルーンが減るので最初のうちはかなりそのやりくりに大変です。まだ野菜が育ちきらない時期に朝のうちにフルで農作業やっちゃったりすると、どんなに半日時間が残ってよ〜がルーンがなくなった上に体力まで削られると倒れてしまうので結局寝るしかなくなってしまったりするんですよね。温泉で回復もできますが、時間に決まりがあったりするので序盤はあまり役に立つことがなくちょっと不便でした。まぁ〜この点では今までの牧物もすぐ体力がなくなったりしてたので似たようなもんですが、ほのぼのなのにこんなにシビアに苦戦させなくても…って思うところもありますね。それもこれも慣れややり込み次第ってことなんでしょうけどね♪
全体的な感想 ヽ(^o^)ノ
★シリーズ★このレビューを書いてる今となってはもう言わずと知れたリッパなルーンファクトリーシリーズになってるのでまだ今コレをプレイし始めた私にとっては、すでにこの後のシリーズがどんだけ進化してんだろ〜って気になるところですが(笑)それだけにこれからのプレイも楽しみです。今回全体を通してプレイしてみた感想として一番思い浮かんだのは…「シンプルだな」というものでした。あまり飾りッケのないゲームな気がします。牧場生活1つをとってもほんと基本しか盛り込まれてない…あまり目を惹く要素がなかった気がするんですよね。かといってそれが全部デメリットなのかというとそうでもないと思いますし。でも家を増築するのも一回こっきりで、最初その増築費用を見てかなりびっくりしたんですが、いざやってみると他にやることない分お金ばかりがザクザク入ってくるので余裕でクリアできてしまいます。ダンジョンが結構広いところもあるので野菜も育てて敵も倒して…って言ってるとかなり時間かかるよな〜なんて思ってたら…あっという間にダンジョン1つ攻略完了〜ってパターンが多いことにこれまたびっくり。そのくらいやっぱりやりやすくはしてるんでしょうね。普通にアクションとかやり応えのあるRPGなんかをやり慣れてる人にとっては蚊にさされる程度のなんともないダンジョンにしか見えませんし(笑)そんな感じでとりあえず時間に追われて毎日走り回ってはいましたが、気になるところでも言ったルーンの存在がとても大きく、要領をつかむまでは時間ばかりを無駄にしていたなぁ〜って思うところが多かったですね。それは下↓の余談話からしてもわかるように、ほんとに人の数分、プレイの仕方もあるんだなぁ〜と今回たまたま実感できたことからもわかるんで、ほんと自分流に楽しめるのもこのシリーズのいいところだと思いますね。これからどんな進化をとげていくのかシリーズをプレイしながら楽しむことにします。《ココからちょっと余談♪》★セーブデータでお楽しみ♪★DS系のセーブってメモリーカードを使うのと違って人の手を渡ってもデータを消さなければそのまま一緒に人の手を渡るっていうのがなんともおもしろいですよね。店によっては事前に消すんでしょうけど、私の買ったこのゲームも中古の店じまいセールで買ったものだったので(笑)1つセーブデータが残ってました。どこの誰がプレイしたものか全くわからないから余計にそれを見てどんな人がプレイしてたのか想像して楽しむのが…結構楽しいです(笑)最初から見てしまうとせっかく自分がイチからプレイするのにはつまらないのでとりあえず一度クリアあたりまで行きついてから見ようと決めてました。たぶんそのデータもクリアぐらいで終わってるもんでしょ〜し♪と思って。で、そのくらいで自分のステータスと比べてみるわけですね〜。いやぁ〜今回も楽しませてもらいましたね。見ただけなんですけど(笑)私とは全く違うプレイスタイルなのがアリアリとわかるものだったので余計に楽しかったわけです。私のプレイってやってる時は全く気付かなかったし、牧物ってこういうプレイをするもんだと思い込んでたんで気付く以前に普通にみんなと同じようなプレイをしてるもんだと思ってたんですよね。でも残ってたデータのその人はものすごい戦闘タイプの牧物プレイでした(笑)だから牧物というよりやっぱり新しいルーンファクトリーならではのプレイといった方がいいんでしょうね。以前のでは戦闘とかなかったですし。私はまるっきり牧場生活そのもので、いくらダンジョンとはいえ作物はガッツリ育ててレベルも上限まで上げきってるし、出荷数もハンパない。レベルが真っ先に上がるのはやっぱりお料理♪って感じのほのぼのスタイルなんですよね。反対に戦闘タイプになると…作物はとりあえずお店で買えるレベルのものを次のダンジョンに行くために必要最低限育てるのみ。出荷数はほんと数える程度。もちろんレベルが真っ先に上がるのは鍛冶や装飾、剣技ってとこですかね。武器とかアクセサリーとか見てスゴイものがいっぱい作ってあったので思わず「スゲー♪一回全部の季節回っただけでこんなスゴイもんが作れとる〜」(笑)なんて目が輝いてしまいましたわ。テンション上がったのでそこから私もまたいろいろ作りましたがなかなか大変でしたね〜。冬の季節でないと入れないダンジョンとかあるんでその情報を前もって知ってるか、知らなくても相当駆け足で前に進むためだけに必要なことだけやってれば、短期集中でクリアしたい人にとっては一年でとりあえず1周〜最低限のことはやって終わらせることができるんでしょうけど、私そういう情報全くなかったんでのんびりプレイしてたらそういうひっかかりが出てきて結局ムダにもう一年待つことになったりと時間もかかってしまいました。…とこんな感じで人それぞれプレイスタイルによっては長くも短くも遊べるし、そんなん関係なしでできること全部やって〜なんて言ってたら武器やアクセサリーやクスリを全部自分で作ってコンプする!なんて集め要素だけでも長時間遊べます。ほんとにのんびりスタイルの牧物だけプレイしてたい…って人にはあまりオススメしませんが、ちょっとまったりしてきた牧場生活に少しテンポを上げて刺激を〜〜なんて思ってる人がいればぜひ一度コッチのシリーズも楽しんでみるといいと思いますヨ。確かにスパイス程度のいい刺激にはなりました(笑)ほのぼのシミュレーションっていうのもなんなのでどっちかというとRPGやアドベンチャー、ダンジョン系のゲームのハジッコに静かに仲間入りさせときたい一作です(笑)

ビジュアルメン 特に問題はないかと。今までのマルッコイほのぼの系が好きな人にはちょっとシャープすぎる気がします♪ ★★★☆☆
操作性メン 魔法も道具のような切り替え操作ができることをほぼクリアした後に気付きました(笑)なんだろな〜別に難しい操作はないんだけど…(苦笑) ★★☆☆☆
ロードメン ダンジョン内でもセーブポイントあるので特に問題なしです。慣れないうちは結構体力シビアなんでマメなセーブは絶対です。 ★★★☆☆
バトルメン 結構ネチッコイ系のザコが多いので農作業をジャマされることが多くイラッとすること多々です(笑)そこまで難易度は高くないので安心です。 ★★★☆☆
ストーリーメン あまりのめり込めるほどの奥深いストーリーではないです。農作業に没頭してると気にせずスルーしてることもあります…その程度です(笑) ★★☆☆☆
総合メン 思った以上に牧場生活…というよりダンジョン生活なので、まるっきりほのぼのライフを期待してる人にはかなり方向性が違うんじゃないでしょ〜か。ただこれもこれでおもしろい農耕生活ですけどね(笑)ひたすらに残念なのはとにかく家畜のかわいさを感じられなかったこと。やっぱりミルクも卵も羽毛も愛情もって育ててこその喜びの産物ですから♪これをプレイしてますます元祖牧場生活をひたすらゆっくりのんびりとプレイしたくなりました。ということでこれはコレ、牧物は牧物…でいいんじゃないでしょ〜かね?(結論(笑) ★★★☆☆