はオススメランクだよ♪
★ エンチャント・アーム





 ENCHANT ARM 
エンチャント・アーム


ソフトタイトル ENCHANT ARM エンチャント・アーム ⇒ 公式HPはココ
対応機種 PS 3
ジャンル RPG
発売会社 FROM SOFTWARE ★★★☆☆+α
発売日 2007.1.25 軽やかな冒険
ウリ?文句 仲間と友情、葛藤と情熱、そして絆の物語。

読んでも大丈夫な人はストーリーの白文字の上で3回クリックしてね!
ちょこっとストーリー (^_-)…☆
1000年前に起こった戦争「ゴーレムウォー」その中で生み出された「ゴーレム」という人形。その従順な人形たちは主人に与えられた使命を果たすまで忠実に働き続ける。しかしなぜこの戦いが起こったのか…そんな理由もわからないままゴーレムは突然活動を止めた。そして現代。人々はエンチャントと呼ばれる魔導の力を使って生活していた。しかし誰も知らないところで封じられたはずの古代の力が今にも復活させられそうになっていた。かつての忌まわしい戦争が再び起こってしまうのか。
(*^-'*) 楽しいところ♪ (*'-^*)
★軽快なノリ★思った以上に軽いノリがいっぱい詰まったストーリーにびっくりしました(笑)いや。ストーリーはむしろ重たい雰囲気で進むことが多いと思うので、原因は主人公の言動…といったところでしょうか?境遇も状況も大変なことになっていても軽くスルーできちゃうような主人公の性格が、重たい雰囲気を和らげていたように思います。ただ…そんな性格だからこそ時々ものすごく落ち込んでいるとグッと温度が下がる感じがして妙に心地が悪かったりするんですよねぇ。そう考えるとこの主人公の軽いノリはこの重たくなりがちなストーリーの雰囲気を和ませるのに一役かっていたのかもしれませんね。最初はこの軽さに多少違和感を覚えるところがあったり、いまいちノリキレていないこともあったりしてどうなることかと思っていましたが、ストーリーが進むにつれこれまた慣れるものですねぇ(笑)慣れるだけでなく、主人公として外せないムードメーカーにしっかり位置づけられていくのはストーリー展開としていい仕事してるなぁ〜と実感しました。正直私自身がコメディ系は苦手なのでその点においてもこういう軽すぎる感じのノリはどうなの?と思っていたのですが、やればやるほど主人公の好感度も上がっていったのでプレイが楽しくなりました。プレイ初めにただのオバカさんかと思わせておいていざプレイすればするほど…なこれはスゴイと思いましたね(^^;★物語の世界★ゲームが始まるといきなり「学園ものか?」と思える状況から始まります。ちょこ〜っと想像してたのと違うなぁ〜なんて違和感を感じながら進むことになりました。しばらくそういうやり取りが続き、チュートリアルっぽい部分を過ぎ、だんだんとまた世界観が変わってくるのがわかります。外の世界を冒険するようになってまず一番最初に感動したのがまさにリアルに蒼い「海の色」でした。ものすご〜っくキレイで光の反射でキラキラしてて思わずその海に見入ってしまったのが強烈に記憶に残っています。ゲームをプレイしてると「結構背景キレイぢゃ〜ん♪」なんて思いながらフィールドを駆け回ることはよくありますが、思わず立ち止まって海を眺めてしまうようなそんなリアルに感じた感動はなかなかないのでとても印象的でした。ほんとにキレイな海って絵文字で表現したようなキラキラが海の上を飛んでるような感じですが、ほ〜んとそのくらいオーバー抜きでキレイだなぁ〜と感じたワンシーンでした。またその海のキレイな町から始まって、緑の自然がなつかしいふるさとに帰ったような感じの町やら夕陽のキレイな風景やら砂漠やら雰囲気のある世界観はすごくよかったです。PS3のグラフィックにしては…なんて声を思ったよりよく聞きますが私にとってはどこをとっても十分キレイでした。これ以上のものは…まだまだあると思いますが(笑)それでもプレイしててキレイだと思えるだけのものはあると思います。フィールドがとても狭く限られてて、世界が広いとありがちなしょっちゅう地図を見て確認しないといけなかったり、目的地など走りながら目で探したりとかいう頭で考えたりする場面が少ないだけに、その分キレイな背景を目で楽しみながら走り回ることができたのはすごくよかったと思いますヨ。そういう面を考えるとフィールドの歩きやすさとそれによるキレイな背景が心おきなく見れるバランス…う〜んサイコーですね(笑)★戦闘★普通に想像してたRPGの戦闘とはイメージが違いました。戦闘部分だけとるとまるでS.RPGのような感じです。マス目が入ったバトルフィールドの上をコマを動かす感覚でキャラを配置し攻撃方法を選択します。一通り味方全員の行動を入力し終えるとそこからまとめて発動〜って感じです。すべて終われば今度は敵のターン…という感じの繰り返しなのでまるでボードゲームをやってるようなそんな感覚。ただバトルフィールド自体そんなに広くないし、マス目が毎回同じで決まってるのであまり戦略性はないですね。ただキャラのスキルがだんだん増えていくと、攻撃範囲が広いとか狭いとかいろんなタイプに分かれてくるので自然と自分なりの戦い方が見えてきてそういうのを模索する楽しみはあります。最初のうちは全マス移動できるわけではないのでキャラそれぞれの攻撃範囲を考えながら一番いい立ち位置を与え、しかもそこへうまく他のキャラとの連携を発生させてダメージを上げていくって感じです。スキルの増え方で終盤はまた戦い方も変わってきますが、基本的にすごくシンプルなのであまり頭を使わなくていい戦闘なのは楽ですね。不意打ちに合わない限りは味方から攻撃をすべて終えるのでこちらが一度で全滅させれば戦闘はすぐに終了します。やり始めの頃はいちいち戦闘の度にバトルフィールドにシーン切り替えが起こるし、当然その間にロードが入るしで、ちょっとめんどいかな〜なんて思ってたんですが、これまた慣れると戦闘自体はおもしろいです。ロードもなくなることはないですがガマンできる範囲だと思います。難しくもなく、敵が強くなってくると簡単過ぎもせず、アクション性があるわけでもなく。また体力とかは戦闘後毎回全回復するので一度の戦闘で思いっきり力を出し惜しみすることなく戦えるのもすごい楽しかったです。迷うことなくとにかく今現在のスキルで一番敵に合った強いものを遠慮なく出せるっていうのがこれほど気持ちいいものだとは思いませんでした♪「それぢゃ〜遠慮なく♪」って感じで叩きまくる(笑)長い道中になると途中で息切れしないように、いつも何かしら犠牲にしたり、抑えて抑えて〜な感じで体力やいろんなゲージを気にしながら進む必要が出てくるのでそれが全く必要ないのはよかったですね〜。ただ戦闘中ダメージを受けると減っていくバイタリティポイントだけは途中で補給できません。もともとそれが低い仲間は途中でゴーレムにメンバーチェンジしながら進んでいくなど工夫が必要でしたがあまり問題はなく、それもそれでゴーレムとの戦闘を楽しめる数少ないチャンスとして利用できました。ちょっと人によってこの戦闘は好き嫌い、向き不向きがあるような気がしますが、そこまで気負ってがんばらないといけないほどの戦闘ではないのが幸いです。システム自体の難しさはないのであまり心配いらないと思いますヨ♪
Oo。.(_ _) 気になるところ (_ _).。oO
★画面★基本的に画面が暗いです。最初はそういう場所だからかなぁ〜と思って特に気にしてはなかったんですが、どうやら全体的に暗い場面が多いようです。雰囲気が暗いって意味ではないですよ(^^;単純に画面が暗くて見えづらいって意味の暗いです。普通のフィールドでは全くそういうことはありませんが、問題はバトルフィールド。思わず「くれぇヨッ!」と叫んでしまいたくなる場面が多くちょっと困りましたね。敵が見えないのでほぼ感覚で、なんとなくココいるよなぁ〜って感じの適当な戦闘をやってることもしばしばでした(^^;とかいいつつ実はもっとコワいのはそれでも十分なんとかなってるってことかもしれないですけどね(笑)それにしてもほんとなんであんなに暗かったんだろう…って思うほどでした。★視点★その暗さに便乗した気になるところといえばバトルフィールでの視点。暗くて見えない上に視点によっては前の列の敵が大き過ぎて後ろの敵が隠れて見えないことがあります。そういう時は上から見下ろす視点に切り替えて確認するんですが、やっぱり暗くて確認しづらいこともしばしば。また上からにすると味方キャラの確認もしづらくなるので攻撃する時はまた切り替えして確認して…といった感じ。また大きい敵が一番奥の列まで下がってしまうと画面に入りきらなくて体力などの表示が見えなくなったりします。そうなると今度は攻撃が当たるのかも確認できなくなりもうやりづらいったらありゃしない〜♪まぁ〜視点の不満はかなり大きかったんですが1つにまとめてしまうと…選択する余地があるにもかかわらずどの視点もやりづらくてしっくりこないのはなぜ??ってことでしょうかね(^^;選択肢がある時点で普通は1つくらい見やすい視点がありそうなものですが、ほんとびっくりするくらいにどれもこれも…はぁ〜といった感じだったのが不思議でした。戦闘回数の多いゲームなだけにもう少し快適なバトル環境がほしかったものです。回数が多いってことはこれも…慣れますけどね(笑)いや…諦めたっていう方が正解なのかも♪★戦闘★ほんとに回数は多いです。戦闘は普通のエンカウントなので歩いてたらすぐぶち当たるといった感じです。ひどい時は前に進めなくなるくらい頻繁に敵に当たるので動くのがイヤになります(汗)バトルフィールドに移動するのにも少し時間がかかるのでフィールドで敵に当たりすべての敵を倒してフィールドにまた戻ってくるまで結構手間かかります。フィールドは広そうに見えて案外単純。どこも街道といった感じで一本道を突っ走るバージョンがほとんどなんですが、一本道的な迷いのない道を行くわりにかなり時間を食います。つまりはそれだけエンカウントが多いってことなんですよね。道が多くて迷ったり、仕掛けを解かないと通れないような道があるわけではないので頭を使う必要がない分戦闘に時間をかけてもそこまでストレスはたまりませんが、それでもやっぱりあまりにエンカウントが多いのはツライですね。いくら戦闘自体が好きなタイプでも先を急いでる時に前に進めなくなると…あまりの多さに一度はイラッとする場面がある気がします。ただ唯一の救いはわりと経験値や成長に必要なポイントが手に入りやすいので成長を見るのが楽しみなところですかね。そりゃ〜これだけ戦闘してるんだからこのくらいの見返りはいるだろ…とも思いますが(笑)★移動と地図★さっきちょっと言いましたが、フィールド上の道はすごく単純です。見回せばグルッと壮大な景色が広がってとても空間が心地よい世界なんですが…実は見えてても行けない場所ばかりで歩けるのはまっすぐのびた一本道のみって場合がほとんどです。「行けねぇ〜のかよ!」って突っ込める場所が多いこと多いこと(笑)マップを見る必要もないくらいにわかりやすい道ばかりなんですが、それでもせっかくマップがあるのでいちおう開いてみたりもします。そしてそのマップがまた…わかりづらいことこの上ないです。なぜこんなパッと見で複雑怪奇なマップにしたのか聞いてみたいくらいです。これではほんとにマップを必要とされるゲームだったら逆にわかりづらすぎてストレスのモトにもなっていた気がするくらいです。ムダに多い行けない部分の表記はいらなかったんじゃないかなぁ〜と正直思ってしまいます。このマップで許されるのは見なくても道がわかりやすいこのゲームくらいだと思いますね(笑)★ゴーレム★最初から最後まで一緒に戦えるメンバーとしてた〜っくさんのゴーレムが仲間になります。でも…最終的に使えるゴーレムは一握り…もいません(^^;育てようと思えばちゃんとリッパなやり込み要素にもなります。大量の時間と労力をかけて育てればきっと相当強くなるゴーレムもいるんでしょう。実際に育てた…と言えるほどのゴーレムは私の仲間にはいないのでなんとも言えませんが(笑)最初のうちは回復役とかもほしいのでイヤでもメンバーに組み込む必要が出てくるゴーレムですが、人間キャラの仲間がメンバーになると正直入れるメリットがないんですよね。やっぱり育てるためにも人間キャラ入れときたいですし。時々足りない属性を補うのに強そうなゴーレム入れてみたり、貴重な回復役のゴーレム入れてみたりするんですが、結局すぐ交代することが多いので結果育たないままになってしまいます。これだけ多種多様のおもしろいゴーレムがいるのにもったいないなぁ〜というのがほんとに正直なところです。でも逆に言うとこれだけ数が多いからこそ仲間にしただけで満足できるのかも。だって全部育てるなんて絶対不可能ですもん。それならいっそ全く育てない方がヘタに育てるよりいさぎよくていいですよね(笑)とりあえず仲間にする時そのゴーレムのキャラクター紹介だけ読んで楽しみました。数あるのにそこらへんまで思った以上にしっかり作ってあって読み物としてそれが楽しかったことだけが唯一の救いでした♪別に迷惑なものでもないのでこれはこれでいいと思いますが、だったら一体なんのためにこんな膨大な数のゴーレムを作ったのかな?というのが不思議だったりもします。使うのが楽しい人もまた…いるんでしょうかね。ちなみにメニュー画面でゴーレムの確認をする時いちいち画像を表示する分結構重くてその作業1つとってもおっくうでした。だから仲間になった後弱いゴーレムはすでにメニュー画面で目にされることもなくなるという…なんとも切ない物語(笑)やたらめったら数を増やすだけでなく、もう少しいろんな面で工夫して数は少ないけど強力なゴーレムがメンバーとしていつでも使えるようみんなと一緒に育つようなシステムがほしかった気がしますね。ちょっと残念でした。
全体的な感想 ヽ(^o^)ノ
★しっかりRPG★…だった気がします。プレイする前はまさかここまで長く遊べるとは思ってませんでした。時間的にも内容的にも。まぁ〜ほとんど戦闘にやたら時間かかってただけな気もしますが(汗)最初はちょっと変わったクセのある冒険ものかな?なんて思ってましたが、いざ物語を進めてみるといたって普通のRPGでした。特別難しい操作もなく、戦闘もなく、システムもなく…ほんとにどこをとってもいたって普通の…(笑)でもだからこそテマヒマかけても安心して飽きることなく最後まで楽しめたのかなって気がします。男性キャラはみんなちょっと顔が濃く性格にもかなりクセがあり、反面女性キャラはどこをとってもごく普通で全くといっていいほどクセがない…そんな仲間たちが織り成すストーリーもまた複雑なわけでもなくかといって飽きる感じでもなかったです。時々重たくはありましたが、最初にも言ったように主人公の性格でなんとかカバーです。わりと最初からあれはどうしたの?これはどうしたの?なんてことも多かったのは事実ですが、それがストーリー展開にブレーキをかけるようなものではなく、だからこそ先に先に…と応えを求めるような感じで期待感がもてたのはよかったと思います。想像以上に最後まで焦らされますがね(笑)全体的に見ると普通の冒険物語だとは思いますが、結構好き嫌い分かれそうなゲームな気もしますね。「あいつKYだよねぇ〜」って陰でコソコソ敬遠されてそうなタイプかな〜と(爆)主人公がかなり空回りしてそうな感じなのがなんとも言えずいつも苦笑いでした。ほんとにどこをとっても普通のRPGなんですが、プレイし終わって改めて思い出してみると行動範囲はえらく狭いよなぁ〜としみじみ感じさせられます。遠くまで目を凝らして眺めたくなるような風景が多いわりにそれにつられてそのまままっすぐ歩いてみると透明な壁に阻まれて前に進めな〜い…みたいな。ラスト近くなるといろんな場所に行っていろんなやり残したことができるようになりますが、これまたいまいちやることはたいしてない気がします。基本的にやり込み要素や集め要素は期待しない方がいいですね。だから余計にどこからどうみても寄り道が少なくて一本道に見えるんでしょう。そう考えるとここまで横道それず一本道を歩いてるのにここまでプレイ時間がかかるっていうのはそれなりにストーリーは充実してるからだと思いますヨ。普通に冒険モノがプレイしてみたい人にとってはとてもやりやすい作品だと思います。ゲーム慣れしててやり応えのあるものを期待している人より、むしろゲームには慣れてないのでそんなに力入れなくても軽く前に進める程度の冒険がいいわぁ〜なんていう人向けだと思います。それだけ内容的には簡単だってことですかね〜。エンカウントが多くて戦闘する機会はとても多いですが、それが特にイヤでもなければぜひ一度プレイしてみてはいかがでしょうかぁ〜♪気楽に手にとって楽しんで気持ちよく終われるゲームだと思いますヨ。

ビジュアルメン 結構男キャラが濃いような気がします。女キャラはいたって普通な気がするだけに余計に際立つ気がします…。嫌いではないですが♪背景もとてもキレイでした。 ★★★★☆
操作性メン 特に問題なし。 ★★★☆☆
ロードメン 戦闘の度にシーン切り替えに少し時間かかるのが気になります。ガマンはできる程度です。どこでもセーブなのも楽ですが、おかげで自力でヤメ時を見極めるのが難しいです(笑) ★★★★☆
難易度メン 基本的に難しくはないです。終盤それなりに敵が強くなると、属性要素も考えた戦い方が必要になってくるのでわりと頭使います。パズル感覚でおもしろいです。 ★★★☆☆
ストーリーメン 重くのしかかる運命を主人公キャラが軽く吹き飛ばしてくれる感じの熱いストーリーです(笑)話の筋が簡潔なのでわかりやすく迷わないのが気持ち的にすごく楽でした。 ★★★☆☆
総合メン 思った以上にとても楽しめました。こんなに長い冒険になるとも思っていなかったのでそこもびっくりでした。心おきなくたっぷり遊べます♪最近このくらいじっくり長く遊べるRPG少なくなってる気がするのでとても貴重でどちらかというと王道のRPGかな〜とも思います。所処このゲームらしいクセもありますが、飛びぬけて嫌われるほどのクセではないのでやればやるほど楽しくなるタイプの作品なのがいいですね。また男キャラの顔は多少濃いですが(苦笑)性格的にはみんな好感度大な人ばかりだったのもうれしいです。これだけ「みんなそれぞれにカッコよくて好き〜」っていうのもなかなかないかな〜って気がするので最後まで飽きずに長く遊べた理由の1つに十分なってる気がしますね。 ★★★☆☆
+α