はオススメランクだよ♪
★ 魔人と失われた王国





 魔人と失われた王国 


ソフトタイトル 魔人と失われた王国 ⇒ 公式HPはココ
対応機種 PS 3
ジャンル ファンタジー・ギミックアクション
発売会社 (株)バンダイナムコゲームス ★★★★☆
発売日 2011.1.20 心強い仲間と♪
ウリ?文句 ひとりはふたりのため、ふたりは世界のため。いま絆で闇に立ち向かう。

読んでも大丈夫な人はストーリーの白文字の上で3回クリックしてね!
ちょこっとストーリー (^_-)…☆
はるか昔、一人の英雄が天からの使いとともに戦乱の世を平定し、国を作って王となった。その王国は何百年も続き、繁栄を極めた。しかしある日突然、王宮の奥からわきだした闇にすべてを覆われ、一夜のうちに滅びてしまったという。勇敢な若者たちが国を取り戻そうと王国へ乗り込んだが、その多くは二度と戻ることがなかった。それから百年。一人の若者が動物の群れとともに、闇の兵達の目を逃れて王宮へと足を踏み入れた。止まっていた王国の時が、再び動き出した。
(*^-'*) 楽しいところ♪ (*'-^*)
★あったかホーム★…って感じのホッとする作品です(笑)まずはメインでずっと一緒に冒険することになる主人公の盗賊の若者と、王国をずっと守ってきた守護者である魔人。最初のチュートリアルは若者と魔人が出会うまで。操作練習兼ねてココで初めて主人公を操作し、操作方法も覚えていきます。魔人を助けたら…そこからはずっと2人。何をするにもそばにいてくれ、冒険を手助けしてくれます。「待て」と言ったらおとなしく待ってるし、「おいで」って言ったら敵中を堂々と突っ切ってもそばにやってきます(^^;敵まで連れてきてありがた迷惑なこともしばしばでしたが…;そんなほほえましいやり取りが冒険中ずっと続きます。最初魔人の声を聞いた時、ファンタジーっぽいわりに声だけやけに人間っぽくて合ってないなぁ〜なんて不満に思ったことも多々でしたが、まぁ〜それも慣れてくる感じです(笑)それ以上に動きとか言葉はつたなくてとてもかわいい。図体はでかいですが、それだけに何かと頼りになる存在でかわいかったですね。そんな2人があっちやこっちやとかなり広いマップを行き来しながら仕掛けを解き、前に進んでいきます。敵が結構いるので一つ一つは緊張感あふれるステージばかりですが、戦闘以外のところではほんとに2人で旅してるようなそんな心地よい錯覚があったのも事実でした。★ジャンル★ファンタジー・ギミックアクションってなんぞや?って感じのジャンルですが…実はやってみると特別目新しい感じでもないような気がします。ファンタジーはまさにこの物語全体のことで、背景や風景を見てるだけでもホッとするやさしい感じです。色合いもとてもキレイで風でざわめく木々の音が常に聞こえてきそうな爽快な雰囲気はとても印象的でした。あとはそれぞれ仕掛けを解いて前に進めるというどことなく箱庭タイプのアクションな感じもします。全体マップはつながってるので全部仕掛けを解けなくても先に進む道さえ開ければとりあえず先に進むこともできます。アイテムが取れなかったり、何かアクションが必要そうな時はひとまずあきらめて進んでみるのも得策…って感じでしょうか。だからあまり一つの仕掛けで悩むことなく、サクサクと進める楽しみはありました。時々重要な仕掛けが解けてなくてどこにも行けなくなった結果…ウロウロする時間があったのも事実ですが、そこまで行くとだいたいどこらへんが抜けてるのかもわかるようになってくるので基本的にはそこまで悩まなくてよかったのがとても安心でした。アクションの面ではやっぱり戦闘ですかね。一番大変なのは。終盤特にですけど…結構戦闘に慣れないと敵が手強かったりするので、苦戦することもたまにありました。これもあくまで慣れだとは思いますけどね。それに今回は魔人がかなり助けてくれるのでちょっと心強いです。ただ気を抜くと魔人もあっという間に体力が減っていってたりするので気をつけないといけないですが(・・;)魔人はこっちの指示で戦闘中でも動いてくれるのでそれがうまくなればもっと思い通りの戦闘はできると思いますね。時々指示した魔人も大変な状況に陥ってると…「今ムリ」って冷たくあしらわれますが(笑)緊迫した戦闘中でさえ魔人と一緒だととても心強く…なごみます♪仕掛けとかにはそんなにアクション性が強いとは思わないので、アクション苦手な人には戦闘さえがんばる元気があれば大丈夫だと思います。仕掛けのアクションは時間かければなんとかなるけど、戦闘とかテンポよくアクション性が求められるのはムリ〜なんて人にはむしろちょっとツライ部類かもしれないですね。★アドベンチャー★新しいマップに入るとまずは敵を一掃します。仕掛けが用意されててそれをうまく発動させることで敵を一網打尽にできるマップもあれば、地道に一匹ずつ倒していく必要のあるマップもあります。中には魔人を待機させておいてまずは自分一人で魔人も通れる道を確保してあげる必要のあるマップもあります。そんな時は一人でまずマップを探索する必要があるのですが、もちろん敵はいます。でもそういう時の敵はうまいこと配置してありまして〜「スニークモード」と呼ばれる潜入行動によって進むことができるようになっています。いわゆるコソドロ状態ですな(^^;で〜敵の背後をとれたらスニークキルで一撃で倒せるわけです。全くムズカシサや複雑さはなくボタン一つ押すだけで誰でもできる行動なのでこれ無茶苦茶うれしいですね。思わず自分が相当な手練れになったような錯覚さえ覚えます(爆)この錯覚したまま前から突っ込んでいって見つかるとかなりイタイ目見るので注意ですが♪(笑)そんな感じで一人の時はそれなりの戦闘方法が準備されており、テクニックと頭を駆使すれば簡単に敵が倒せるようになってるのはすごくよかったですね。ここがあまりアクションを重視してない証拠なのかなぁ〜と思ってしまいました。もちろん魔人と一緒に戦う時はそれなりの戦闘テクニックを要求されますが。アクション苦手〜って感じで頭からプレイを遠ざけてしまうともったいない気がとてもするゲームですね。あまり心配せず一度気軽にど〜ぞ♪って言ってあげたい(笑)★休憩★敵を倒しつつガシガシ進んでいると途中で時々休憩ポイントにたどり着きます。場所によっては魔人の過去の記憶を垣間見れたり、2人の会話が楽しめたりします。同じ場所に2度行くとただの魔人の回復ポイントですが(笑)回復というと〜主人公の回復が楽なのもとても親切設計です。いつでもどこでも…たいていは魔人が癒してくれます♪戦闘中でさえうまく呼べば敵に背中をベシベシされながら癒してくれるステキな存在(笑)これまた取り込み中だと軽くあしらわれますが(爆)そんな感じでとても仲睦まじく物語は進んでいきます。時々入る回想のシーンは影絵の絵本を読んでいるようななんとも切ない雰囲気でとても気分を盛り上げてくれます。なつかしいような悲しいような…そんな気持ちにさせてくれる絵と音楽がとてもステキでした。そこへ魔人の切ない悲しげな過去までひっくるめてもう気分はマックスですね(笑)そういうのを見るから普段の戦闘でも魔人を助けてあげたくなるし、一緒にいたくなるし…ほんとにこのゲームの心髄ですな♪★ボリューム★思った以上にたっぷり長く遊べます。最初予想以上に短いかもな〜なんて思ったんですが…そうでもなかった♪だんだん慣れてきてコツがわかってくると余計にテンポよくポンポン進めるのに…それでもまだまだ〜って感じでマップが広がっていきます。敵も強くなるし、時に仕掛けがすごく凝ってて悩んでしまったり。一つ一つがちゃんと凝っててとても丁寧な作りだな〜って思いました。最後までじっくり飽きることなく楽しめたのがすごくよかったです。
Oo。.(_ _) 気になるところ (_ _).。oO
★マップ★ボリュームあって最後まで楽しめたのはよかったのですが…ボリュームありすぎてマップ広すぎ(-_-;)もちろん転送機能はあるので終盤は使えば多少は楽になるのですが、欲を言えばもう少しマメな転送機能配置がよかったですな〜。せっかくあるけど行きたい場所の近くにないことも多く、結局転送されてそこから徒歩なことが多いこと多いこと。おかげで移動で何時間使ったやろ?ってくらい移動に時間かかった気がします。めんどくさいっちゃ〜めんどくさい(笑)こういう時はこのマップの広さが憎らしくなります(笑)たくさん長く遊べるのはうれしいのにその分めんどくささが際立つ。あぁ〜ジレンマ(笑)ってな感じですかな。ほんとにゆっくりのんびり風景を楽しみながら冒険してた方がこのめんどくささは気にならなくなると思いますね。走ってると魔人がよく転ぶので、その都度思わず振り返ってしまう私ですが(^^;そんな感じで気持ちこめて楽しんでたらこの不満も少しは和らぐのかな〜なんて思ったりもします←和らいでないじゃないか私(笑)それにしてもあれだけ広いマップなのに転送があれだけだなんてほんと私的にはあまり意味なしに思ってしまいました。まぁ〜そのおかげでやたらめったら外を走る時間は増えますし、周りを見渡す楽しみも自然と増えてきます。このゲームってそういうところを楽しむゲームでもあると思うので、そういう意味では…してやったり!!な作戦だったのかもしれません…(笑)★主人公が…★かなり弱い!(笑)終盤特に敵が強くなると目に見えてやられまくってきます。もうどう見ても魔人が攻撃して倒れこんだ敵のトドメをさすだけの役割のように思えてきます(;∀;)おこぼれおこぼれ♪って魔人の周りを走ってる自分が…ツライ(笑)でも2人の絆が強くなってくるとコンビネーション技とか強くなってくるのでそれが決まり始めるとみるみる気持ちいい戦いになってきます。これがこのゲームの戦闘での醍醐味ですかね。それまで…慣れるまで、コツを覚えるまでは辛抱です。終盤敵が固くなればなるほどこの技の決まりで大きく戦闘の優位が変わってくるのでアクション苦手な人にもうれしいシステムだとは思います。これがなかったら…ほんと主人公足手まといだわ(笑)★ストーリー★正直ストーリーに関してはちょっと残念ですね。結局闇って何だったの?ってのしか残らない…もったいなさ爆発です。あれだけキレイな世界を作り上げてきたのに、そのせいでかなりスッキリ感が減った気がします。その場限りの風景や雰囲気を楽しむだけのゲームなのか?って思わずにはいられなくなるストーリーの浅さには残念感がひたすら残りました。他がよかっただけにもう少し練りこめなかったのかな〜ってつくづく思います。これはまさにアクションやアドベンチャーのあまり期待しない方がいいストーリーの典型のような作りだったので、プレイする時は淋しいですができるだけラストを期待してやり始めない方がいいかもしれません。冒険自体は楽しくてほのぼの感が好きな人にはとてもやってみてほしい気もするんですけどね。もう少し奥深く語られる部分があってもよかった気がします。
全体的な感想 ヽ(^o^)ノ
★ランク★オススメランクではふぃる的「スキ♪」ランクに入れちゃいました。マックスのオススメに入れるには全く人を選ばない…というわけではないと思ったのでちょっと控えめにしました(笑)でもクセがあるわけでもなく、個性が大きすぎるわけでもなく、まったりのんびりした気分で遊べるとてもキレイな作品だと思います。2人で一緒に…という遊び方や、とても静かでキレイな風景など…ICOを思い出させるような作りだったのでそういう点はものすごく好きでした。もちろん戦闘面でのアクション性は強いですが、アクション苦手な人がそこに目をつぶってプレイし始めたとしても…全然ありなやさしい物語だと思いますヨ。戦闘がただの暴力…っていう感じでもないのがその理由かもしれません。ストーリー的にはちょっと物足りなさも残りますが、昔を取り戻したいっていう思いはちゃんと伝わってくるし、戦う十分な理由にもなるのでやる気度的にはマックスでプレイできるのがうれしいですね。ゲーム初心者の人にとっては結構難易度的には難しい部類に入る気がします。謎解きの仕掛けもわりと凝ってるし、それを作動させるためには敵もなんとかしないといけない…という状況が多いからでしょうか。頭使ったり、戦闘ではコツをつかんでテクニックを使ったりと…どちらかというとやり応えを味わえるゲームだとも思いますヨ。そういう意味ではゲームに慣れた人にも楽しめるゲームだと思うし、そういう人にとってはむしろゆったりこの世界を楽しみながらプレイできて楽しめると思います。★まとめ★私が初めてこのゲームの存在を知った時、そのタイトルやパッケージや…といったすべてのものに引かれるものがありました。ものすごくプレイしてみたくなって探すもなかなか見つからず、やっと見つけても中古が定価なみ(^^;数が少ない上にどこに行ってもこんな状態なのでなかなかプレイする機会を逃していました。そしてやっと購入してプレイを始めたわけですが…プレイする前の予想とは少し違う感じがしたのも事実でした。私の頭の中ではまるまるすべてがファンタジーだったので(笑)絵本調で語られるストーリーももう少し内容の濃いものを期待していたので余計に少し期待外れな感もあったのかもしれません。だからっておもしろくなかったわけではないのがなんともありがたいですな(笑)最後まで飽きずに一気にプレイできたのがその証拠だと思います。派手さは全くありませんが、華やかなキレイさは十分にあります。終盤やることが少なくなってきた上に仕掛けの解き方などで詰まってしまうと、そこを解かないと前に進まないような状況にもなったりするので、ちょっと時間がかかったりすることもありましたが、ギブアップしたくなるような難しさではないので謎解きなどが好きな人もぜひ一度プレイしてみるといいと思います。★トロフィー★完全にやり切りたい人にとっては意識してとらないといつまでたっても…という状況に陥る可能性があると思いますが、難しさはほぼないので大丈夫です。条件がわかってて、それなりに時間がかかったとしてもいつかは取れるようなものばかりです。そういう意味では楽な感じでした。あんまり難しいとかめんどくさいが幅きかせるとコンプリートするのがイヤになるので、やる気度アップに貢献うる程度のほどよい難しさでよかったです♪

ビジュアルメン 全体的にとてもキレイで、どこか切ない雰囲気が漂ってるのがいい感じ♪絵本好きな人は読みめくるような感覚でど〜ぞ♪ ★★★★☆
操作性メン 魔人に指示もしないといけないので慣れるまでは忙しいですが、特別難しさはなくすぐ慣れるかと。 ★★★☆☆
ロードメン 特に問題なし。セーブもいたるところにあるし、ロードもイライラするほどのものではないです。 ★★★★☆
難易度メン 結構主人公では歯がたたないことも多かった気がします。特に終盤。かなり魔人に頼りました。コンビネーション技がうまく使えるようになるとかなり楽勝。 ★★★★☆
ストーリーメン あまり期待しない方がいいかもしれません。実際クリアした今もいまいちスッキリサッパリ謎が解けて終わったような気分ではありません(^^; ★★★☆☆
総合メン とてもキレイでなつかしい雰囲気のただよった作品です。そんな風景に2人がうまく溶け込んでしかも仲睦まじい感じがとてもよく出てるのでプレイしてるだけでも気持ちがほんわりします。敵と戦ったりすると気分が荒んでくるのに(笑)戦闘が終わって2人に戻るとホッと一安心する気持ちがどうにも居心地よかったですね。常に一緒…そんな冒険が好きな人はとても気持ちのいい冒険だと思います。魔人の行動や言動がとてもやさしくて癒されるし「こいつは自分のことを裏切らない…」っていう不思議な感覚がうまく味わえるゲームだと思いました。ゆっくり長くこの世界を楽しむ感じで遊んでみるととても味わい深いゲームになると思いますヨ。あんまりド派手な感じや焦らされるようなゲームではないので、逆にのんびりまったりした感じのゲームが苦手な人には進みがまどろっこしくちょっと疲れそうになるゲームかなと思いました。とりあえずアクション性はありますが、ファンタジー好きな人はぜひ一度この世界にどっぷりハマってみると一興な気がします♪雰囲気…オススメです(笑) ★★★★☆