西宇和・八幡浜地方にはそれぞれのブランド名で、おいしいみかんがたくさんあります。
当園の「西宇和みかん」も味には絶対の自信がありますが、他園の通信販売価格と比べてかなり安くしているために、「安かろう、まずかろう。」と思われるのではないかという不安もあります。
そこでこのページは、「当園のみかんは本当に美味しいんだ。」というとをテーマにしてみました。
下の写真は、八幡浜市に2つある青果市場のひとつ、八幡浜青果市場(株式会社 カネカ)です。西宇和・八幡浜地方の野菜や果物が出荷されていますが、当園でも柑橘の一部をここに出荷しております。
平成18年度は、当園にとっても高値を更新した一年となりました。
下の表は、極早生みかんの仕切書(出荷票)です。みかんコンテナ1杯で20kgになるのですが、
単価を御覧下さい。6,500円がついています。
同じように、早生(わせ)みかんの仕切書を見てみましょう。
早生みかんが単価8,500円の値を付けたのですから、当園がもっとも自信のある南柑20号は
いくらの値がつくのだろう・・・と楽しみにしていました。
さて、その 南柑20号の値段です。
1万円以上のコンテナが、17箱も!!!
南柑20号は、当園が自信をもってお勧めできる温州ミカンであることがお分かりいただけると思います。
それでは、市場いっぱいに出荷されたみかん箱の中から、仲買の人たちはどうやって当園のみかんを見つけ出しているのかという問題になります。それを解決させる写真をご覧下さい。
(ピンク色の円の中に、ヒノキの枝が立っています)
八幡浜青果市場(株式会社 カネカ)に出荷する場合、当園では必ず目印になる「桧(ひのき)の枝」を立てています。こうすることによって、この一角に置いている温州みかんが井上農園のものであることを知らせているのです。
だれでも、こうしたアピールができるわけではありません。八幡浜青果市場で許されているのは、当園を含めて3つの農家だけです。(他の農家も、青果市場で許された目印になる他の木の枝を立てています)
これも、長い間の実績と信用で許されたものなのです。
昨年は他の農家がヒノキの枝を立てて、あたかも当園の出荷したみかんであるかのようにして高値をつけてもらおうと策略した農家があったようですが、仲買人にすぐ見破られたという事件も起きました。
「他の農家にまねをされるようになったら、うちもたいしたものよ。」と母の節子は悠然と構えていました。(笑)
お分かりでしょうか。「安かろう、まずかろう」ということは決してありません。値段を安く設定しているのは、数多くの方に当園の「西宇和みかん」がおいしいことを知ってもらいたいと考えているからなのです。
後は、あなたの味覚でお確かめ下さい。ご購入をお待ちしております。