@直接の太陽
西宇和みかん
A石垣の太陽
B海の太陽
Dタイベックの太陽
C農道の太陽
西宇和みかんはどうして美味しいのでしょう
  どうしても平地が少ない西宇和地方は、昔から 「耕して 天に至る」 と言われた段々畑が農業の基本で、海岸沿いの急峻な傾斜地に石を積み、開墾して芋や麦等を育てていました。
  昭和30年代後半から、日当たりの良さと温暖な瀬戸内気候がちょうど柑橘栽培に適していることがわかり、柑橘栽培へと転作が進められたのです。 
  日当たりの良さと段々畑には、どんな関係があるのでしょうか。
愛媛には「三つの太陽がある」と言われています。それは、太陽からくる直接の光、海面に反射した光、石垣に反射した光の、三つです。
  今では、「五つの太陽がある」とまで言われています。農道に反射した光と、みかんの木の根本に敷いたタイベックシートに反射した光も、美味しいみかん作りに役立っているのです。
  正しく、みかんは「太陽の贈り物」なのです。
当園でも、山の頂上まで段々畑が続きます。
もちろん、ただ自然に恵まれているだけではありません。
私たちが愛情を持ち、責任を持って、1個1個を大切に育てているのです。