もうちょっとお花見

 今までの記録写真の中から、春先の境内の様子を紹介します。

 紫の藤です。棚の長さは30m程でしょうか。昔は地面まで届くほど伸びていたのですが、今では1mまで伸びればいいほうです。
 ところで藤の「満開」ってどういう状態をいうのでしょうね。花房の上から先へ順に花が咲いていくので、先まで咲いた頃には上のほうが枯れかけています。やはり見応えがあるのは花の先はつぼみでも、上のほうは満開っていう状態ではないでしょうか。

 白藤の棚です。棚の長さは15mほどで、花房も50cm程度とやや小ぶりです。しかし花の香りは優っているかも知れません。紫が盛りを過ぎた頃に満開になります。
 香りに誘われてか、熊蜂がたくさんやってきます。初めての方はびっくりするかも知れませんが、追い払ったり危害を加えなければ、蜂のほうからは何もしてきません。

 横から写したのでわかりにくいかもしれませんが、境内には愛好家の方が育てた盆栽も展示されています。丹精込めて育てて、見頃には手を離れて寺の境内へ・・・。なかなかできることではありません。

 戦争中は「花より食べ物」。藤も株だけ残して境内はいも畑だったそうです。藤棚の東は防空壕が掘られていたそうで、写真中央がその入口あたりだったのでしょうか。

 藤に隠れて目立ちませんが、つつじもたくさん植えられています。その他にもぼたんや芍薬などもちらほらと。ついでといっては何ですが、一生懸命咲いていますので、ご覧になり楽しんでいってください。