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合気道八幡浜一当流道場のメールマガジン第3部 第24号 2017/01/17
タイトル〇Aikido-Yawatahama「一当流」「ふだんの記」3(マガジンID:0000179313)
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第24号 目次
◆「愛媛県合気道連盟」武道優良団体表彰を受ける(財)日本武道館鏡開き式
にて 最終話
◆ 道文の研究Vol.24 「内なる神性に目覚める」
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No.24
◆
「愛媛県合気道連盟」武道優良団体表彰を受ける(財)日本武道館鏡開き式
にて 最終話
平成29年1月8日 平成29年愛媛県武道館鏡開式/稽古始めに参加する。気持
ち良く他道場の合気道愛好家の皆さんと稽古出来ました。初稽古は清々さでい
っぱいです。私は一年で一番大切な稽古日と位置付けています。東京での(財)
日本武道館鏡開き式にて毎年、日本武道協議会より(財)合気会の推薦にて武
道功労者と武道優良団体の表彰が行われています。29年の武道優良団体表彰に
「愛媛県合気道連盟」が選ばれました。四国で初とのことで発起人の一人であ
り、副会長である私も名誉な受賞を喜んでいます。
合気道連盟を発足して他道場の合気道愛好家の皆さんと稽古が出来るようにな
りました。他道場の合気道有段者と稽古する機会も出来ます。稽古をすれば相
手の実力は直ぐに分かります。(分からない者、認めたくない者もいることは
事実です)だから垣根がなくなっていきました。相手の実力を再認識できます
から切磋琢磨の道場となったのです。子供たちの健全な心身の発達に熱心な指
導者に影響を受け、実直な合気道愛好家との稽古に初心を思い出し、合気道愛
好家の皆さんとの友情を育む。この度の受賞は県内合気道愛好家の合気道を愛
する心の結束の賜物です。今後の抱負は、対外的にも「愛媛県合気道連盟」を
もって前進していく所存です。
私の合気道は随分と変化していきました。明治大学生田合気道部にて山口清吾
師範(本部道場師範九段)、向殿政男会長、野口弘行監督、安野正敏コーチ
(本部道場師範八段)にご指導頂き、帰郷しては佐柳孝一師範に合気道精神の
手解きをして頂いた。保守本流にあると自負する。合気道の稽古により、山口
清吾師範と佐柳孝一師範の技と合気道精神を土台として自らの工夫を加えて開
祖大先生の創始した合気道を考究する。弥栄なる自己の完成に努力を重ねる。
多くの試練にあったが、今の自分は稽古の継続による良き境地にあり、ふだん
の気の充実を目標とする「平常心是道」の日々に励む。稽古の成果はこれから
です。合気道の稽古をずっと続けたいと願っています。
「一当流」「ふだんの記」の連載は今回で最終回とします。開祖大先生語録に
修業は、神人合一を目標とするものなり、---修業方法を一言すれば、武は体
の変化の極まりなき栄えの道なれば、一を以って万に当たる道、一より方法を
生み開く草薙の剣を練り、その責を完遂、達成せしむるにある。心は常に澄み
きりし大空のごとく、大海のごとく、また大山のごとく、また何事も忍ぶべか
らず。しかるときは最大、最少のことも、すべて生かすべきものなり。(開
祖大先生語録)がある。修業は、神人合一を目標とする。修業方法は、「一を
以って万に当たる道」と説いておられる。私の工夫の一端を披露して最終回と
します。
内なる神性に目覚める。魂は永遠であり、深淵、広大なり。本より美しく立派
なり。変わる事なし。常に祓い清めて生活する。我が神性を拝する。誠を衛る。
神は誠なり。
会得すべきものは、武技ではない。立派な境地である。その境地を会得すべく
稽古鍛錬するのである。武道はその境地の表現である。心の自由から発する武
技であり、平かな平常心のなす技である。自らが刻苦研鑽して会得すべきもの
である。
ふだんの行いとは、平常心とは、稽古鍛錬してきた境地の実践である。合気道
精神の実践である。存分に境地を深めよう。進めよう。武は体の変化の極まり
なき栄えの道なれば、一を以って万に当たる道。今一番の境地にて生きる。平
常心是道である。
武気を放つことは、魔を寄せ付けない。平常において武気がどーんと出ている
ぐらいじゃないとな。平常心是道
合気自然体の錬成の姿であり、合気呼吸の姿
でもある。破邪顕正の実践、正しく生きるの実践は、誠の修行の姿勢である。
「こしみず先生の演武は姿勢が良いですね。佐柳孝一師範の技も垣間見るこ
とが出来ました。」と感想を聞かせて頂いた。「(正しく生きる)稽古を続け
ると自然に気が出るようになるんですよ」とアドバイスする。「平常心是道」
の合気道を実践する。
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◆ 道文の研究Vol.24 「内なる神性に目覚める」
内なる神性に目覚める。魂は永遠であり、深淵、広大なり。
本より美しく立派なり。変わる事なし。常に祓い清めて生活する。
我が神性を拝する。誠を衛る。神は誠なり。
霊肉一如即ち神人合一なり。
霊肉一如の技即ち神業なり。
神人合一の技即ち神業なり。
修業は神人合一を目標とするものなり。
弥栄なる自己の完成なり。
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◆
編集後記
「一当流」「ふだんの記」の連載は今回で最終回とします。「佐柳孝一師範の
最期は立派なものでした。」とお世話した山崎夫婦から聞き及んでいます。立
派な境地であったからこそと推察します。佐柳孝一師範の技は立派な境地の表
現であったと思います。真似が出来ないはずです。私も立派な境地を開きたい。
そのアイテムが合気道です。道とは、「ふだんの心」である(信条より佐柳孝
一師範伝)の実践に努めます。完
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○タイトルAikido-Yawatahama「一当流」「ふだんの記」2(マガジンID:0000179313)
(年2回1月と7月 17日発行)
○発行責任者:合気道八幡浜一当流道場 ○Aikido-Yawatahama小清水祥孝
〒796-8007愛媛県八幡浜市八代53-5 TEL.FAX0894-23-2803
○ホームページ:http://www.aikido-yawatahama.jp/
○発行システム:『まぐまぐ』 http://www.mag2.com/ を利用して発行しています。
解除は http://www.mag2.com/m/0000179313.htmからできます。
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