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合気道八幡浜一当流道場のメールマガジン第4部 第18号 2014/01/17

タイトル
○Aikido-Yawatahama「一当流」「ふだんの記」3(マガジンID:0000179313)
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第18号 目次
◆ 明治大学生田合気道部50周年記念文集によせて
◆ 愛媛県合気道連盟発足10周年記念大会によせて
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No.18 
 明治大学生田合気道部50周年記念文集によせて
                    
○Aikido-Yawatahama八幡浜道場 小清水祥孝
 “喜びに生きる”

 明治大学生田合気道部50周年おめでとう御座います。卒業して丸30年になりま
す。私事、今年の3月末に早期退職をして、郷里八幡浜市に行政書士事務所を開
設準備中です。第2の人生を踏み出しています。サラリーマン時代には見えなか
ったものを発見したり、出来なかったものなどにチャレンジして自分の幅を広げ
ています。今朝も山裾1時間の散歩で気力も充実です。合気道も続けています。
愛媛県合気道連盟の発起人の一人であり、南予代表副会長を務めます。郷里の偉
人である西山禾山老師(臨済宗師家)が、「七十、八十男の花、四十、五十は鼻
たれ小僧。」と言っていたと有名な語録が伝わっていますが、私もこの意気込み
です。

 安野正敏師範のご指導と良き出会いに恵まれ、郷里八幡浜市で合気道の道場を
主宰して23年となります。合気道の稽古を続けることで気力を維持してこれたと
合気道と家族に感謝しています。初代高知県支部長 佐柳孝一師範(1925~1999)
から合気道精神をご教示頂きました。佐柳孝一師範は、開祖植芝盛平翁直伝の合
気道を長い修行と努力の末に、平易な言葉で大きな柱として合気道 佐柳孝一師
範伝「三つの教え」を伝えて下さいました。佐柳孝一師範の伝える“合気道精神”
と“修行の方法”に我が工夫を加えて、合気の道「武は愛なり」を進修したいと
思っています。
 そこで今回、この投稿を機会に私の工夫(△○□)の一端をまためてみます。
(1)清浄と正直を守る。(2)愛と誠に生きる。(3)存分に力を発揮させてやる。(4)
力を与えてやる 心を与えてやる 気を与えてやる(佐柳孝一師範語録)(5)喜
びに生きる。の五つです。
 生きる上で大切なことは、清浄と正直を守ること。大切なものは己の誠。愛と
誠に生きる。山口清吾師範は、「誠は合気の本体」という遺稿を残されています。
この遺稿を見出し確信を得ました。△
 なぜ和合することが大切なのか。互いに人は一人では生活出来ないからです。
(佐柳孝一師範語録) では和合するには---相手に逆らわない。「どうぞ」と
導く(佐柳孝一師範語録)存分に力発揮させてやる。○
 力を与えてやる 心を与えてやる 気を与えてやる(佐柳孝一師範語録)---
喜びを与えてやる。喜びに生きる □ 以上これが私の工夫です。ご紹介します。

 開祖大先生は合気道精神を伝えています。全幅の信頼を置く佐柳孝一師範の語
録を架け橋として開祖大先生の精神に迫ります。合気道精神は「一を以て万に当
る道」であります。「魂の技」であり「和合の技」であります。合気道精神その
ものが技であり、人の生きる道標であります。合気道が純然たる武道の所以であ
ります。しかし、「魂の技」「和合の技」とするには不断の稽古と修行が必要で
す。長い年月を掛けて踏み固めて成るものと思います。共に稽古、修行をして参
りましょう。武とは---。和合するには---。魂の技たる成果とは---。その手段、
方法とは---。開祖大先生の精神に迫って参りましょう。

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 愛媛県合気道連盟発足10周年記念大会によせて

               愛媛県合気道連盟副会長
                     ○Aikido-Yawatahama八幡浜道場 小清水祥孝

 愛媛県合気道連盟の発足10周年を祝します。本日は、特別に植芝充央道場長代
行(若先生)をお招きし、県下の合気道愛好者が一堂に集まって記念講習会を開
催出来ます事をうれしく思います。
 私は連盟の発起人の一人です。愛媛県合気道の発展を期して連盟の発足を呼び
かけました。人生は山あり谷ありですね。各道場の歴史においても連盟の歩みに
おいても同じです。学んで成長していきます。私以上に情熱を持たれて指導に当
られているリーダーの皆さんと重ねた友情は私の財産です。また稽古のあり方、
指導の心構えなど大切なものを学びました。連盟加盟道場の会員においては、本
部道場師範を招いての講習会、連盟演武会、恒例の県武道館鏡開き等を通して県
下の合気道愛好者達と交流を楽しむまでになりました。
 合気道は素晴しい武道ですね。楽しくそして健やかに稽古を続けたいものです。
更なる10年を目標に稽古を進めましょう。愛媛県合気道連盟の発足10周年を祝し
ます。また歩みを同じくする愛媛県武道館の10周年を祝してお祝いを申し上げま
す。

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◆ 編集後記

 2013年7月に我が母校である明治大学生田合気道部は、50周年を迎え記念式典を
開催。続いて11月には愛媛県合気道連盟が発足10周年を記念して、植芝充央道場
長代行(若先生)をお招きして記念講習会を開催しました。振り返るに地元に就
職して30年、1993年に恩師佐柳孝一師範に初めて教えを受けてから丁度20年にな
ります。近年において悲しい出来事も沢山ありましたが、悲しんでいる暇はなく、
歩みを進めて参りました。2013年は、私の合気道人生にとって忘れられない大き
な節目の年となりました。人生の折り返し点と位置づけます。少なからず達成感
を味わう事が出来ました事をうれしく思います。
 日々新たなりの自分を以って後半生を進んで行きたいと思います。目標は山口
清吾師範、佐柳孝一師範、開祖大先生です。私も開祖大先生にならい、愈々益々
広く天下の士と交わり、濁流を清め、幸福の御代を迎え、共によろこびを讃えた
いと誓い、一歩、一歩と怠らず修行を致します。2014年当に思う。

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第19号目次予告
◆ 西山禾山老子の禅 その3
◆ 道文の研究Vol.18
◆ 合気道ワンポイントアドバイス

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○タイトルAikido-Yawatahama「一当流」「ふだんの記」2(マガジンID:0000179313)
(年2回1月と7月 17日発行)
○発行責任者:合気道八幡浜一当流道場 ○Aikido-Yawatahama小清水祥孝
〒796-8007愛媛県八幡浜市八代53-5  TEL.FAX0894-23-2803
○ホームページ:http://www.aikido-yawatahama.jp/
○発行システム:『まぐまぐ』 http://www.mag2.com/ を利用して発行しています。
解除は http://www.mag2.com/m/0000179313.htmからできます。
○無断転用・複製を禁じます。
○ご意見ご質問は、kosimizu@dokidoki.ne.jpまでお寄せ下さい。
◎Aikido-Yawatahama「一当流」「ふだんの記」
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