『整理解雇の4条件』を満たさない違法な不当解雇(最高裁判決) 1、解雇を回避するために、あらゆる努力が尽くされたか 2、解雇の人選基準が合理的であり、その適用基準も合理的であるか 3、労働者及び労働組合と事前に協議を尽くすなど、解雇にいたる手続きに合理性・相当性があること 4、どうしても整理解雇しなければならないなどの経営状態にあるか 以上の用件を満たさないと解雇は出来ません。 解雇といわれたら、まず「やめません」と言い自分で判断せずに高知一般労働組合に相談してください。 首切り(退職勧告)を退ける10ヶ条 第 1条、ヤメろと言われても「辞めません」 首切り、退職勧奨におよぶ一切の言動にかんしては「辞めません」とはねつけましょう。 第 2条、やっぱり「辞めません」 辞めない理由を言うと逆につけ込まれます。「辞めません」が一番最強です。 第 3条、退職強要には、きっぱり抗議を 「辞めません」と言っているのに2度3度と呼び出されたら「退職強要です」と抗議しましょう。 第 4条、人権蹂躪には、厳重に抗議を 別室に閉じ込められたり、仕事を取り上げられたりすることは、人権蹂躙です。厳重に抗議し、止めさせましょう。また、その事実を必ずメモしておきましょう。 第 5条、出向・配転・移籍にも断りましょう 辞めないと出向になると言われても「その時考えます」と答えましょう。今辞めたほうが得だと言われても「働いていれば給料が入り退職金も増えます。辞めたら退職金を食い潰すだけです」と答えましょう。 第 6条、会社より自分が大事 会社が大変だ、協力してくれと言うのなら「私の生活が大変です。会社は辞めた後の生活を面倒みてくれますか。会社再建のためにも私にがんばらせてください」と言いましょう。 第 7条、おだてにのらず謙虚に拒否を この際、下請けに行って君の実力をおおいに発揮してくれと言われたら「私は結構です。あなたこそどうぞ」と言いましょう。 第 8条、家族は首切りに反対です 短気は損気。頭にきたら負けです。家族や子供のことを思い浮かべて踏みとどまりましょう。家族は首切りに反対しています。 第 9条、最後は黙秘でも頑張りましょう 会社の説得に言葉が詰まったら「とにかく辞めません」と言い、後は黙っていましょう。 第10条、高知一般労働組合の組合に相談しよう 一人で悩まず、高知一般労働組合に相談しましょう。
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