3.HTMLを用いてホームページを作るには
(1)作成するために必要な ハード/ソフト
ハードウェア クライアント用のパソコン(Windows3.1/95、マッキントッ シュ)、UNIX いづれでも可。 ソフトウェア @ テキストエディタ:
HTML文書を作成、編集する。
Windowsのメモ帳、あるいはプログラム作成用の テキストエディタでも充分。なお、HTML対応のテキ ストエディタを用いると、作業効率は格段によくなる。A WWWブラウザ:
作成したHTML文書を画面表示し、内容を確認する。B 画像作成ソフト:
(参考)窓の杜:ペイント
画像データを作成、編集する。C ホームページ作成用素材集:
(参考)WWW素材集
ホームページ作成でよく使うような画像、マークなどの 素材データを集めたもの。
個人利用の場合は著作権フリー。D FTPソフト:
(参考)窓の杜:FTP関連
クライアントで作成したHTML文書、画像データを WWWサーバへ転送するソフトウェア。
とりあえず必要なものは、このうち @テキストエディタ AWWWブラウザ および、あればよいのが Cホームページ作成用素材集です。
まず、これだけあれば、簡単なホームページを作成するためのHTMLの 書き方を習得するのに充分です。(2)作成手順
- クライアントのパソコン内にテキストエディタを用いて、HTML文書 を作成します。必要に応じて、画像データを素材集からコピーします。
- WWWブラウザで、作成したHTML文書をローカルファイルとして 読み込み、画面に表示させて内容の出来具合を確認します。
- 1、2の手順を満足のいくまで繰り返します。
- 完成したデータ(HTML文書、画像データ)を、FTPソフトを使って WWWサーバへ転送し、動作を確認します。
(図をクリックして下さい)(3)作成にあたっての注意事項
- ファイル名は、パソコンとWWWサーバ(UNIX)との環境の違いに よる影響がないよう、名前のつけ方に注意します。
- ファイル名は、半角英数字(英字は小文字が一般的)とし、 漢字あるいは半角カナ文字は用いない。
- 名前の途中にスペースを入れない。
- 拡張子を必ずつける。
HTML文書の場合 : html または htm
画像データ(GIF) : gif
〃 (JPEG): jpg
- タグは、半角英数字で書く。
情報として発信する文字データは海外向けでない限り日本語で 書くのが普通なので、タグの文字まで全角英字で書かないようにすること。
全角にするとタグとして認識されない。できれば大文字に統一すると見や すい。
- ディレクトリの違うファイル名は、ローカル(クライアント側)でも サーバ側でも共通に使えるよう、相対表示にしておく。
- ブラウザはNetscapeが一般的だが、他のブラウザでは思い通りに 表示されないことがあるので、できるだけ多数のブラウザや、あるいは画 面の大きさ、解像度など異なる環境でも確認しておくことが望ましい。
(参考)ホームページを作成するツール
ホームページを作成するツールとして、 がある。
- HTML対応のワープロ(WORD97など)
- ホームページ作成専用ソフト(FrontPage98、ホームページビルダー、COSAICなど)
- 最新バージョンのブラウザ付属のツール(FrontPageExpress(IE4.0)、Composer(NN4.0)など)
これらのツールは、ホームページ・データを作成・編集する際、画面にブラウザとほぼ同様状態を表示しながら作業できるため、初心者にもわかりやすい面がある。
反面、これらのツールは機能が豊富であることから、
ことに注意する必要がある。
- 動作が重い
- 作成は容易だが、修正に骨が折れる
- ブラウザと全く同じ表示をするとは限らない。
対応できないHTMLのタグもある。
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