野宿遍路の記録

出発まで

このホームページで見てもらいたいこと
 野宿による歩き遍路実態の一例をリアルタイムで示し、歩き遍路、野宿遍路をしようと考えている人の参考となるようにしたい。そのため出来るだけ事実を正直に書きたいと思っている。なお記載距離はGPSが示す値を記入する。
遍路にあたって
 四国に生まれ、小さいときからお遍路さんを見て育ち、現在までに自転車で1回、マイカーで1回区切りうちをしている。そんな中で、退職して時間が出来れば、歩きで通しうちをしたいとの思いが高まり、今回元気なうちに遍路をすることにした。
 ただ皮肉なもので退職後すぐに登った北アルプス山行後、右の足土踏まず周辺が痛くなり、現在だいぶ良くなったが、まだ完全には直っていない。30Km前後を毎日歩くとどうなるのか、一抹の不安はある。しかし幸いにも自宅は四国、いざとなれば歩いてでも帰れる(無理?か)。
 信仰とか、悩みがあるとかで遍路をするのではなく、物見遊山気分での遍路ではあるが、出来るだけ作法通りにお参りしようと思っている。
 野宿、心地よい響きではあるが、はたして私に出来るのか、1度も経験がなく、真っ暗な中一人で眠ることが出来るのか、はっきり言って不安である。そのため周囲の人に宣言して自分自身を逃げられなくしてきたが!!
 がんばらない、だけどあきらめず結願を目指す。
 宿泊は、原則野宿とし、身体が臭くなり他人に迷惑をかけないために、3日に1回程度は宿に宿泊する予定。
準備
 退職後、他の遊びとこのホームページ作成に時間をとられ、準備は全然出来なかった。泥棒を捕まえてから縄を編むようなものであった。
 ただ10月7日出発予定で準備してきたが、台風が近づいており、9日ぐらいに出発を延期することになりそうである。そうすると2〜3日余裕が出てくるので、その間に、コース、各県の所要日数、宿泊予定地等の検討が出来そうだ。
 なお、携行品(遍路用品、装備等)で主要な用品は、退職時に会社内有志の皆さまからいただいたお餞別により購入した。ここに改めて感謝を申し上げます。
携行品
遍路用品

・金剛杖(帽子、鈴付、長さ1300mm)
・白衣(道中衣、判衣)、白ズボン
・菅笠
・経本
・輪袈裟
・数珠
・納経帳
・納札
・さんや袋
・線香、ローソク
・納札(線香、ローソク)入れ
装備・携行品

・ザック(赤色点滅灯、反射材取付)
・寝袋、寝袋カバー
・マット
・携帯まくら
・羽毛ジャケット
・ウインドブレーカー
・下着(長袖シャツ1、Tシャツ3、パンツ3、ステテコ1、靴下3)
・雨具(ポンチョ、ズボン)
・パソコン、マウス、データカード
・カメラ
・GPS
・ICレコーダ
・懐中電灯
・携帯電話、予備電池
・ノート、筆記具、カッター
・携帯はし
・カミソリ、シェービングクリーム、歯ブラシ、タオル3
・テッシュ
・膝用サポーター
・ペットボトルホルダー
・防水バッグ
・ゴミ袋
・カップ
・洗濯はさみ、細ひも10m
・軍手、手袋
・お外でノーマット
・虫除けスプレー、かゆみ止め、葛根湯、テーピングテープ、
 針、糸、はさみ等)

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