山日記006番(剣山1955m登山口から登山口:3時間55分、歩行2時間15分)
2002年11月23日(土)快晴、温暖、無風から微風、頂上4℃

我家出発(7:10)→見の越(9:30)
見の越発(14:10)→穴吹(16:00)→我家(17:30))
コースタイム
登山口発(9:45)→西島駅着(10:30)西島駅発(10:40)→剣山頂上着(11:30)
剣山頂上発(13:00))→登山口着(13:40)
登り1時間45分
下り40分
同行者:なし

1. 出発、道順
 昨日から少し風邪気味であったようだ。サンクスで握り、熱いお茶を買い、お茶は断熱容器入れて7時10分に出発した。吉野川の霧が強く国道192号が暗くなっていた。貞光から国道438号に入った。今回438号は雪がない。一宇村では気温1.4℃の道路標示が出ていたが、剣山スキー場から上でもチェーンなしで楽に走行できた。
 
 スキー場から少し上に塔の丸登山口の標識が道のすぐ横にあった。見ノ越の駐車場は雪はなく、空いていて、トイレはシャッターが下りており、横に簡易トイレが二つ置いていた。登山者も11月3日に来たときよりずっと少ない。リフトは動いているがお客さんはほとんどいない。

2.登山口から頂上
 快晴で無風、温暖。化繊のズボン下、シャツ、フリース、ジャッケトをきて、9時45分登山道へ。登山口を間違えて、行き過ぎてしまったので、引き返した。
 一人でペース配分が分からずどんどん行くと、すぐばててしまった。しかし西島駅ま45分だった。これは速すぎる。西島駅ではリフトから降りる人はだれもいなかった。男の二人連れが後からきて休んでいたので、写真を撮ってもらった。
 
 大剣コースをとった。ここから上は、陽が当たるところは雪は融解しているが土地は凍っていた。陰では雪もカチカチに凍っていたが、量が少ないので歩行に困難はなく、アイゼンを着けるまでもなかった。前回真由が尻で滑りながら下りた北面の道は雪がしっかり凍っていた。頂上ヒュッテ下にも雪はなかった。アイゼンを準備していたのに出番がなかった。西島駅、頂上間は50分であった。11時30分小屋につるしている寒暖計を見ると4℃であった。

3.頂上
 絶景かな絶景かな。頂上は快晴、微風で温暖。割烹着をきた中年女性が風景を見に来ていた。多分ヒュッテの人だ。この人から、大山、足摺半島、土佐湾、石鎚山を教えてもらった。大山には水平線の白い線から上に突き出ている冠雪が見える。足摺半島は水平線の白い線の上に浮かんだように見える。その手前の空白が土佐湾だそうだ。石鎚山は一番向こうの小さい台形状の出っ張りだそうだ。この方角から見ると台形に見える。こんなによくみえるのは珍しいそうだ。(3か月後、寒峰、国見山から撮った写真と照らし合わせると確かに、石鎚山、笹カ峰、赤石山系が35mmレンズの写真に写っていた。がどうも山頂で教えてもらった山は石鎚山ではないようだ。)
 
 何人かの人の写真を撮ってあげたり、撮ってもらったりした。鼻ひげを生やした男性が縦走しており、次郎笈を越えてむこうへ行くそうだ。次郎笈まで時間はどのくらいかかるか聞くと40分と言った。中年夫婦と僕に行きますかと誘ったが、今日は初めから行く気はなかった。記念に一等三角点の写真を撮った。
 
 Canonカメラを持っている人にも写真を撮ってもらったが、僕のカメラをみて、年代ものですね大事に使って下さいと言った。彼のカメラはCanonで軽かった。
 穴吹、貞光、高越山、眉山、小豆島、阿讃山脈がよく見える。東祖谷山村を走る国道439号、木屋平村を走る同じく国道439号がよく見える。下山することにした。気温は7℃になっていた。

4.下山
 下りるのはに楽で西島駅まで20分、西島駅、登山口間は20分。計40分。今回は膝はガクガクしなかった。下山中に出会った人は二人のみ。
 
5.見ノ越
 インターネットで見た土産物店霧の嶺があり、そこへ入ってそばを食べた。リフトが止まると、もう店も閉鎖するそうだ。もう店を閉めている食堂もあり、3週間前と比べると随分登山客が少ない
 
6.帰途
 見ノ越トンネルを越えて穴吹から帰ることにした。この道は貞光ルートより道が狭く、時間が20分余計にかかる。穴吹川はきれいで貞光川より水量が多そうだ。途中穴吹川の河川敷でテントを3張りみた。体重57.4kg。