山日記025番(平家平1693m 冠山1732m 小麦畝から登山口から登山口6時間30分 歩行5時間38分)
2003年6月8日(日)快晴、霞が強い、弱風、気温18℃高松28.1℃、高知27.2℃
家発(6:02)→高松中央IC(6:16)→西条IC(7:34)→194号加茂川(7:44)→県道17号(8:11、143.1km)→高藪(8:18、146.8km)→平家平への分岐(8:33、152.1km)→200m下駐車場(8:47、155.7km)
帰途(15:42、155.7km)→舗装になる(158.5km)→三ツ森山へ標識(15:57、159.1km)→県道17号へ(16:09、165.1km)→トンネル(16:45、186.1km)→早明浦発(17:00、189.9km)→大豊IC(17:45、213.3km)→(18:13、249.9km)豊浜SA(18:29)→高松中央IC(19:05)→帰宅(19:21、316km)
コースタイム
登山口出発(9:00)→水場(9:50)→ラインの左に出た(10:28)→(10:50)尾根着(11:00)→(11:40)平家平(12:07)→(12:40)冠山(12:43)
→(13:15)平家平(13:27)→中7番分岐(14:00)→鉄塔(14:06)→ラインの右に出た(14:25)→水場(14:51)→登山口着(15:30)
同行者:一人
1. 出発、道順
サンクスでイナリ寿司を買い出発。水分は1.5Lもった。西条ICまで1時間32分。国道194号に入り寒風山トンネルを越え、桑瀬川に沿い走り本川トンネルの手前で左折し県道17号(本川大杉線)に入った。3.7km走り高藪、左に入る。ここにアメゴと平家平の標識がある。あと4箇所分岐があり、標識の指示どおりに15分、5.3km走ると平家平と三ツ森山の大きな標識に出会う。ここを左に曲がり、まもなく舗装が途切れる。石の悪路を2.8km走ると、登山口まで200mの標識があり、ここは広場になっておりここに駐車した。道は広く腹をこする危険性はない。
2.登山口、登り
200m砂利道を歩き登山口に着いた。高知ナンバーの軽四がとまっていた。たしかに高圧電線が頭上を通っていた。9時ちょうどに出発。最初は急坂でほとんどは檜林と広葉樹林の中を上がっていった。先週の台風の雨で道は洗われ、石が浮き上がっており、土は流されて木の細い根がみんな下に向かっていた。途中で左に5m位道が伸びていたのでここに来ると、木は伐採され見晴らしはよく、平家平がすぐ上に見えた。他は展望はなかった。
あとから来た若い男女が我らを追い越していった。送電線の左に出てからすこしすると、急に見晴らしがよくなり明るくなった。頭上の電線に注意のコンクリート製の標識があったが、電線ははるか上で人の届く範囲にはない。しかし樹木は届きそうで、そのために伐採されていた。つづれ折の道を上がっていくと、尾根に出てここから左へ行くと平家平。1時間50分。相棒を待った。
11時にここを出発。少しいくと中七番から上がってくる道が右斜面あったが地図には書かれていない。展望は悪く腰の高さのフキノトウ、イタドリが群生していた。ホトトギスの鳴き声がよく聞こえそれはケキョケキョケキョケキョと鳴いている。下山している人3人に会った。
3.頂上
11時40分に頂上に着いた。快晴で、温暖。笹が峰、寒風山、伊予富士、瓶が森、西赤石山、別子ダム、三ツ森山、がよく見える。かすみが強く石鎚山はかすかに輪郭がみえる程度。すでに二人おり、一人は中七番から上がってき、一眼レフを持っていた。この人は先日東赤石山に登ったそうで、視界は悪く、雨になりあまりよくなかったと言った。3時間半見ておけば登れるそうだ。冠山から一の谷越へ行き、帰るとのこと。もう一人はデジカメを持っており、あちこち撮っていた。鉄塔の方へ下山した。
相方を待って食事をした。その内夫婦連れが冠山からやってきたので、何分かかったか尋ねると、50分とのことであった。
4.冠山
12:07一人で冠山へ向かった。元気になりどんどん歩けた。結構岩場があり、よじ登ったり、下ったりであった。笹が深く地面が見えないところも多かった。我らを追い抜いていった男女がやってきたので、具合を聞いたら、「頂上はたいしたことないです。」であった。
しばらくすると高知大学のWVのメンバー7人が下ってきた。33分で冠山に着くとあの中七番に帰る男性がまだいた。ここで「気をつけて」とあいさつをして彼は帰って行った。3分頂上に居て写真を撮りすぐ引き返した。平家平の頂上の木の大きい表示板が冠山から見える。ちち山、笹が峰が少し大きく見えただけであった。32分で平家平に着いた。
5.平家平
気温18度。日光は強いが風は涼しく気持ちがよい。汗は出るがすぐ乾く。すると高知大学の7人が休んでいた。かれらは寒風山から平家平まで縦走しているとのことであった。どんなにして帰るのか、迎えの車が来るのと尋ねるとタクシーで帰るとのことであった。
我らを追い抜いていった男女も休んでいた。詳しい地図を持っていたので、目を凝らして見ると営林局の名が印刷されていた。市販されていないようだ。男性の単独者も食事をしていた。
相方は待っている間、ツエルトをかぶり日を避けていた。午後になると西の方に雲が多くなり、チチヤマの東に雲が渦巻くように発生していた。
6.下山
13:27分下山開始。下りは楽だ。すぐに例の男女にまた追い抜かれた。39分で尾根の鉄塔に着いた。相棒は登りは1時間かかった。電線が真っ直ぐ下り、この先に登山口があるはず。アザミが多い。林に入るとまだ午後3時だのに薄暗くなり、陰気である。男性一人が上がってくるのに出会ったが、これから登山してどうするのか。
急な下りでは右膝の外が痛くなり、これはいつものことだ。相方は3週ぶりの山で疲れ果てたそうだ。
沢を渡る丸太製の橋にパイプの新しい手すりが付けられていた。登山口に2時間3分で着いた。高知の軽四はもうなく愛媛のディアマンテがあった。
7.県道17号まで
砂利道を200m歩いて広い駐車場まで下った。悪路を2.8km走りやっと舗装道路になった。平家平、三ツ森山分岐に出て、三ツ森山方面へ向かった。登山口を確認する目的であったが、見逃した。
27分走り県道17号に出た。
8.早明浦以後
早明浦ダムまで22kmの標識の所ですでに吉野川は幅が広くなっている。しばらく行くと道の両側にアジサイが植えられておりきれいだ。吉野川がさらに広くなり、大川村に入った。きれいな所で山中とは思えない。土佐町を過ぎ本山町になりトンネルの手前で左に行き、早明浦ダムに着いた。道中は公園のようにきれいにされている。ダムは満水で、記念写真を撮った。
引き返してトンネルを抜け、国道439号に入った。左右どちらに入ったら大豊ICなのか分からず石油スタンドで聞くと、向こうといった。22kmもある。途中でガソリンを満タンにし(1L98円)、コンビニでソフトクリームを食べ元気を着けICへ。山から60km。
高知自動車道はいたるところで四車線の工事がなされている。法皇トンネルは長い。この上に笹が峰があるはずだ。
川の江ジャンクションは複雑だが表示通りに進むと良い。豊浜SAでウドン。ここで相方と運転を交代したが、助手席に座るのは楽だ。
行きは155.7km、帰りは159.3kmであった。