山日記033番(石鎚山 登山口から登山口5時間50分、歩行5時間10分)
2003年10月17日(金)石鎚山1982m快晴 頂上13度巻き道10度帰りの土小屋9度 高松20.8度松山21.2度
家(6:24)→高松中央IC(6:34)→(7:10)豊浜SA(7:27)→西条IC(7:55)→R194号(8:05)→一の谷(8:26)→寒風山口(8:42)→土小屋(9:42)172.1km
土小屋(16:05) →寒風口(14:57)→西条IC(17:49)→(18:19)大野原IC→帰宅(20:45)351km
コースタイム
土小屋発(10:00))→五葉松(10:50)→休憩所(11:13)3km→鳥居(11:47)→弥山(12:40)→(13:20)天狗岳(13:47)弥山発(13:50)→鳥居(14:17)→東稜基部(14:50)→五葉松(15:15)→(15:50)土小屋(
同行者:一人
1. 出発・道順
サンクスでイナリ寿司3個、相棒はピザ、牛乳、ヨーグルトを買い出発した。各自バナナ一本、羊羹3個、ザックにチョコ1箱、カロリーメイト1箱。水1000ml、相棒は700ml。高松中央ICで高速に入った。豊浜SAで朝食、各自コーヒーとトースト。西条IC、国道194号を取り、寒風山トンネルを抜けた。寒風山口に8台いた。ここはまだ紅葉していない。鷹の巣山を越えると紅葉している。高知のバスに追いついたが、景色を写真に写している間にずっと先に行ってしまった。瓶が森駐車場には10数台あった。一の谷から土小屋まで1時間12分。
2. 土小屋・登り
駐車場は半分くらい埋まっていた。快晴で石鎚山が右上方の月とともにくっきり見えた。寒いので、モンベルのフリースを着た。長袖シャツ、フリース、モンベルのフリース、夏用のチョッキ、下はモンベルのズボンだけ。リュックにゴアのレインコート上下。ツエルト、ヘッドライト。トイレは和式で男性用が二ヶ所、で水洗。
道は整備され初めは緩やかな登り、鶴の子の頭の北側を歩き、五葉松の休憩所に着いた。石鎚の頂上が大きくなった。女性がゴミを拾いながらゆっくりあるいていたのでベテランであるのがすぐ分かった。松笠が落ちてくる音がするのはリスが実を食べてその残りの松笠を落としているからだそうだ。今日は天気が良いので沢山出て来ているそうだ。双眼鏡を持って見ているが、我輩には見えない。話を聞くと、四国100名山を登ったそうで、香川の竜王山は楽だったと。正月は成就社から登ると踏み跡もあり、安全らしい。
休憩所で東稜基部を探したがわからず、たぶんここだろうと思うが。登り道は紅葉している。過ぎて落石地帯をすぎると坂が急になった。鳥居まで1時間47分。ここで山口から来た夫婦と会った。犬を連れてきたんだがというがその犬が見あたらない。リュックを下ろして口を開くと中に犬がいた。チワワひょろひょろ歩いている。
3.巻き道
頂上まで0.5km。初めから鎖は行かないことにしている。鉄桟は湿っている。はく息が白くなり、気温は日が当たらず10度。朝早く上がった人が「上は凍っていました、今は融けてると思いますが」とのことであった。この付近は紅葉は終わっている。
三の鎖の矢印があったので見に行くと、鎖の途中であった。その内、高年者の団体が降りてきて、かなり待った。
4.頂上・天狗岳
頂上は40人くらい。神社の新築は知っていたが、以前あった木の丸椅子はなく、売店もできていた。カップ麺は一個450円、カレー1000円、オデンとご飯のセット1000円、ご飯単品300円、味噌汁単品200-300円。カップ麺の容器などゴミは各自の持ち帰り。神様の前では飲み食いしないようにとの注意書きがあり、みんなそれは守っていた。
山口から来た男性が望遠鏡を成就社に向かってセットしていたので、覗かせてもらったら拝殿らしい建物の窓がちょうどこちらにむいている。逆に見ると、例の絵になる風景、しで越しに窓から山頂が見えてるはず。群馬の女性が一人で来ており、写真を撮ってあげた。真由はこの人と下山中話をし、ネパールへトレッキングへ行ったこと、夫が仕事で松山へ来たので付いてきて、国民宿舎へ泊り、今夜も泊ることを聞いた。山口の人は白石屋へ泊ったそうだ。その内外人女性が鎖で上がってきた。
5.天狗岳
天狗岳は紅葉は終わっていた。鎖を伝って下り、やせ尾根を歩き、岩を東から西によじ登った。すぐ前には高年夫婦がいた。頂上へは最後に南からあがるようになっている。ハーケンが岩盤に打ち込まれており、アイゼンの引っかき傷があちこちについている。平成5年の小さい祠があった。高年夫婦は松山の人であった。10月8日にも来たそうだ。雲が出てきて瓶が森が見えにくくなった。彼らは数時間するとこの雲は晴れるんですと言った。往復27分。
6.下山
1時50分下山開始。鉄桟は滑らないようにゆっくり歩いた。三の鎖巻き道の木の階段、下のほうの木で相棒が二回スッテンと尻餅をついた。
矢筈岩が逆光でガスの中に浮き出ており、それを三脚を構えて何人もの人が撮影中であった。
休憩所から東稜コースが出ているはずなので探索すると、赤テープがあり、尾根に向かって細道が上がっていた。これがそうだが、普通の人は歩かない。
頂上から右、東方向に雲が湧いており、やはり写真家が多かった。高校生が追いついてきて先に行ったが五葉松で彼らは休憩しており、我らも休憩した。土小屋までちょうど2時間。気温は9度になっていた。
7.帰途
4時5分土小屋出発。瓶が森の手前から石鎚を見ると、快晴逆光の中、やや霞み、雲海が広がり、不気味なほどすばらしい光景であった。ここで山口から来た夫婦の女性が写真を撮っているのを相棒が発見し分かれの挨拶をした。
快晴で西日を受け、林道沿いの紅葉は素晴らしかったがフィルムはもうない。寒風山も見える。
暗い高速を120kmで走り帰宅した。351km。体重は56.8kg。イナリ3個、バナナ1本、水約700ml、羊羹2.個。翌日も筋肉痛はなし。体調は良し。