山日記034番(笹が峰1860m ちち山1855m 登山口から登山口7時間5分 歩行6時間0分)
2003年11月1日(土)快晴、のち曇り 宿18度頂上15度登山口16度 松山26.0度高松24.0度
家(6:37)→高松中央IC(6:50)→(7:23)豊浜SA(7:48)→西条IC(8:15)111.2km→国道194(8:15)117km→下津池(8:38)127.8km→未舗装(8:53)134.3km→登山口(9:08)136.8km
登山口発(16:37)→舗装路(16:52)(139.3km)→国道194(17:08)145.7km→国道11号(17:32)11分渋滞→ゼウス発(18.09)→西条IC(18:15)→家(18:38)273.4km

コースタイム
登山口出発(9:25)→宿(10:27)→(11:10)丸山荘(11:20)→鞍部(12:20)→(12:50)乳山(13:25)→鞍部(13:41)→(14:05)笹ヶ峰(14:20)→(15:05)丸山荘(15:10)→宿(15:36)→登山口着(16:30)
同行者:一人

1. 出発・道順
 サンクスでイナリ寿司3個を買い出発した。各自バナナ一本、羊羹4個、ザックにチョコ1箱、カロリーメイト1箱。水1300ml、カップラーメン小を三つと熱湯500ml。昨日買ったダウンジャケット、フリース、雨具をいれ、上はシャツ二枚。高松中央ICで高速に入った。豊浜SAで朝食、コーヒーとトースト。西条IC、国道194号を取り、すぐ下津池に来て左折した。林道を9km、最後の2.5kmは未舗装で悪路、を30分で走り、登山口に着いた。136.8km。車12台とバイク1台。僕の左にすぐ夫婦が着いた。初めて笹が峰へきたそうだ。
 
2.宿まで
 快晴で宿までは紅葉は最盛期を過ぎているが、すばらしい紅葉で太陽光は紅葉で黄色くなり、登山道は落ち葉で覆われて、あたり一面が黄色である。青空を背景にして写真を、一眼レフとデジカメでとった。吉居川の水量は多く、ゴーゴーと流れていた。気温は18度。檜林の中に紅葉がある。1時間2分で宿に着いた。

3.丸山荘まで
 宿を過ぎると丸木の橋を渡り、坂道もやや緩やかになってきた。紅葉はかなり落ちており、道には枯れ葉が積んでいるが踏みつけられて、粉砕されているのが多い。しかしまだ木によっては紅葉がきれいだ。丸山荘の少し下の道の右側に真っ赤に紅葉したもみじがあり、ここでカメラとデジカメで写真を撮った。
 黒い犬が上がってきた。横に来たので背中をなでてやると、じっとしていた。3-4人に追い抜かれた。
 宿から丸山荘まで43分。丸山荘では5人位が休んでいた。出発して行ったが、みんな笹が峰へ行くようで真っ直ぐ行った。我らは左へ行った。

4.もみじ谷・ちち山
 初めはゆっくりした坂道であった。木の土止などなく、完全に自然のままの土道であった。後ろに沓掛山を見ながら上がって行くと、まもなく岩場の急な所に来た。もみじ谷だ。岩や倒木、木に苔がむしているが、苔にもう力がない。だんだん枯れていくようだ。さわってもみずみずしさがない。岩場は急で手すりも階段もなく、自然のまま。
 
 木は完全に落葉して、地表に落ちた枯葉も古いものばかりで、紅葉はずっと前に終わっている。落ち葉が湿っていて、霜が融けた様子だ。岩が屹立している所を通りやや平坦な所へきた。ここは紅葉のころはきれいに違いない。下山する人に二人会った。
 尾根に着くと銅山越への標識があった。快晴で、笹は一部黄色くなっている所があるが全体はまだ緑、しかし真緑ではない。青い笹は光沢があり、笹ヶ嶺方向から太陽が当たると日を反射し笹原一面がきらきら光っている。左のちち山は手前のこぶが邪魔をして見えず。
 
 ちち山へ向かった。縦走路から左へ入り、どんどん行き急な岩場を越えるとそこがちち山かと思ったが、その向こうに頂上が見え、丁度その時下りてきた人が、もうすぐですよと言ってくれた。上のほうは道に笹が覆いかぶさって、道から飛び出ている石が見えないが危ないことはない。

5.頂上
 30分で頂上ヘ着いた。晴れで気温15度。シャツ二枚でちょうど良い。祠と1855mの標識があった。笹ヶ嶺から一人速くあがってきているのがみえたが、その人はすぐやってきた。高松のひとでいつも単独で行き、天狗塚から三嶺も往復したそうだ。朝4時に起きて来て、霜がふっていたそうだ。奥さんと山へ行くのは最高の贅沢だそうだ。
 冠山、平家平、西赤石山、寒風山、瓶ヶ森が見えるがやや霞みがかかっている。バナナとカップヌードルを食べ、笹ヶ嶺へ向かった。すると、朝駐車場であった夫婦がやってきて、追い抜かれたこともないのにどうしてここにいるのか不思議だというので、もみじ谷から来たと説明した。しかしあの夫婦は健脚だ。

6.笹ヶ嶺
 急な坂も下りるのは速い。鞍部に着いた。ここから少しづつ登り、周りは笹原になり、快晴で見晴らしは最高。あとから女性が傘をさし、着実に歩いてきた。尾根の頃は快晴で、米つつじは笹原の中で赤褐色になり、空は真っ青でみごとな風景であった。尾根で6人くらいに会った。鞍部から24分で笹ヶ嶺に着いた。
 傘の女性は昼食中で、夫婦がしたから上がってき、ついで親子も上がって来た。丸太の新しい山頂碑ができていて、埋め込んだ銅版には笹ヶ嶺山頂1859.7m環境省と書いている。
 
 石鎚は霞んでやっと見える程度であった。バナナの残りを食べて下山した。笹原の斜面をジグザグに下ったが、今年2月より歩きにくい。ガスが湧いて丸山荘の赤い屋根が見にくくなった。樹林帯ではほとんど落葉していた。所々の風景が記憶にある。山荘少し上の広場は覚えていた。

7.丸山荘・宿
 丸山荘まで45分。最後の写真を、僕がベンチに座り撮ってもらった。すっかり曇り暗くなりそう。5分休み15時10分出発。ここから下は紅葉がきれいでデジカメで56枚も撮ったが、電池は初めのがもっている。ズームはできるだけ使わず、すぐシャッターを押す。宿まで26分。宿から登山口まで54分、結構時間がかかった。気温16度。

8.帰途
 暗くて荒れた道が見にくいのではと案じたがそれほどでもなかった。あれた道は2.5km。林道は8.9km。R194からR11号へいる所で11分の渋滞があった。R11横のゼウスへはいり軽食をして、西条ICから高速に入り、順調に帰宅した。273.4km。
9.考察
 今日の水分はポカリ300ml、お茶150ml、カップヌードル150ml、ほかバナナ一本、羊羹一個のみ。
 歩行時間が長く膝が少し痛みそうになったが歩きにくいことはなかった。このところ膝は調子が良い。翌日筋肉痛はなし。あすでも山へいける。