山日記037番(星ガ城山817m 草壁から紅雲亭まで4時間57分 歩行4時間57分)
2003年11月23日(日)快晴  高松13.4/3.4度
家(7:35)→港(8:32)→(9:32)池田(9:47)→草壁(10:03)
草壁港(16:15)→(17:15)高松(16:08)→家(16:28)

コースタイム
草壁港(10:03)→紅雲亭(11:45)→頂上広場(12:30)
→三笠山(13:15)→星ガ城山(13:42)→三笠山(14:15)→(15:00)紅雲亭(15:30)→草壁港(16:15)

同行者:一人

1. 出発
 自転車でダウンジャケットを着て7時35分出発。リュックは小さいので、デジカメのケースは左のストラップに取り付けた。港へ行くと次は池田港行きだったのでそれに乗った。フェリーは一杯車の積み残しもあったようだ。510円。快晴で肉眼で瀬戸大橋がよく見えた。こんなのは初めて。

2. 池田、草壁
 池田で9:47のバスがちょうどありそれに乗った。すぐ前に登山姿の夫婦が乗っていた。草壁で下りたが、ここからは歩かざるをえなかった。10:03発。他府県のバスが多く排気ガスが強烈。神懸通りで左に入ると歩道になるのを知らずに、自動車道を上がっていったので時間がかかった。ほとんど頂上近くで左側に紅雲亭まで10分の標識を発見して初めて歩道に入った。1時間40分もかかった。

3.表12景
 11:40紅雲亭着。11:45分発。紅雲亭はバス、車、人が多い。小さくジグザグなコンクリート道。下のほうは紅葉がきれいだが、赤色が少ないようだ。猿がおりやかましい。峰や岩に難しい漢字で名前が付いていて馴染みがたい。烏帽子岳もあった。四望頂近くで絵を描いている女性がいた。
 四望頂では安全のために柵があったが、それを越えて先へ行っていたので、我らもそこへ行き記念写真。もう人がいっぱいでスムーズに歩けない。

4.頂上広場、三笠山
 12:30広場着。ロープウエイの頂上広場は人、車が一杯。観光バスは数えられない。剣山石鎚山の比ではない。食堂は一杯で我らは入れず、トイレも長蛇の列。昼食抜き。三笠山へは左の巻き道を通りすぐ着いた(13:15)。

5.星が城山
 星が城山1.7kmの表示あり。一人で急いでいった。落葉の多い柔らかい道で、やっと山登りの感じになってきた。人は極端に少なくなり、パラパラしか会わない。松林で、広葉樹はほとんど落葉している。緩やかな登り。途中神社や土豪の跡、雨水を貯めた井戸のあとなどあり。所々に南に出っ張った岩の展望台があり、ここからは誠に素晴らしい眺望が得られる。ちょうど逆光になり、剣山は見えているはずだが双眼鏡でも見えず。右下には駐車場があり、左には星が城山南斜面の紅葉がある。
 
 最後の展望岩で休んでいると、夫婦が帰ってきた。後どのくらいですかと聞くと、10分です、岩場をくだるんです。と教えてくれた。
 確かに岩場を下り少し登ると林の中から向こうが明るくなった。そこが頂上であった(13:42)。一等三角点と測量のための石を積んだ高い塔があった。その東側は祠になっていて、地蔵さんが安置されていた。三人が先客としていた。
 東に見えるのは淡路島の山々、南、北は林で見えず。ここで小水排出。数分休んで退却。下りは楽でドンドン歩けた。まだ登ってくる人が何人かいた。林の中では吐く息が白くなり、薄暗い。
 1時間で往復した。三笠山にあれほどいた人たちはもう居なかったが、駐車場にはかなりいた。ゴンドラは待ち時間が1時間。

6.表12景
 遊歩道、四望頂も人は少なく、神戸の小ベンツはまだあった。絵をかいている女性はまだかき続けていた。下から上がってくる人はまだ多かった。15:00紅雲亭着。

7.紅雲亭
 ロープウエイ待ちの人が長蛇の列、まだまだこの時間に観光バスがどんどん上がってくる。おまけに草壁行きのバス停前にはまた長蛇の列、しかたなしに並んだが一台目に乗り切れず。しかし小豆島バスの機転で臨時バスがやってきてそれに無事乗れた、がそれもぎゅうぎゅう詰め。1時間40分かかって上がってきた道もわずか10分弱で走った。

8.フェリー
 高松からのフェリーから観光バスがまだ降りてきた。16:15積み残してフェリーは出港。岬が外れると、真南からわずか西に朝と同じく、剣山次郎笈が今度は肉眼で見える。西偏6度として東まわりで195度の方角。デジカメに写っている。小豆島を見ると左に寒霞渓、右に星が城山。
 
 五色台の向こうに日が沈んで見事な夕焼け、フェリーの最高部で寒風に吹かれて、たれる鼻水を手袋でぬぐいながら、夕焼けを堪能した。17:25高松着。駅ビルでウドンの夕食。
 今日は快晴微風で展望抜群、内容の濃い一日だった。