山日記042番(04.01.11中蓮寺峰 若狭峰 香川用水記念公園から記念公園まで5時間30分 歩行5時間15分)
2004年1月11日(日)中蓮寺峰755m 若狭峰787m 曇り 気温4度、風あり
コースタイム
公園(11:20)→林道(11:45)→登山口(12:10)→もみじはし(12:53)→(13:35)中蓮寺峰(13:50) →若狭峰(13:20)→中連寺峰(15:05)→もみじはし(15:30)→林道(16:03)→ダム横(16:20)→(16:50)公園
同行者:一人
1. 出発
朝曇っていたが予報は午後から晴れであった。高速道下から国道32号をとおり琴平まで約1時間、34.4km。さらに32号を南へ行きすぎたので、少し引き返したからだの里の道の駅で池田観音寺線を西へ行った。香川用水記念公園の標識に従い左折して、公園に来た。ここからどう行くのか、キョロキョロして時間が過ぎてしまった。田んぼの中の道を通り、西側の舗装道路に出て、緩い登り道を南へ歩いた。後ろには象頭山がよく見える。人家がなくなり少しいくと、舗装した林道に出て右にダムを見た。四国の道まで0.8kmとの表示。右に行き、ついに登山口についた。そのまま右へ行くと逆瀬池に行く。公園から登山口まで50分。Pajeroと軽四があった。
2. もみじ橋まで
登山口から中蓮寺峰まで2.7km、もみじはしまでコンクリート舗装しているが、すぐ土道になった。車は入らないようにとの注意書きがあったが、古い車のわだちがついている。
広いジグザグ道を登っていくと、いたるところでイノシシが土を掘り返している。沢の水音と鳥のさえずりだけで静かだ。ハイキングスタイルの夫婦が下りてきた。
両脇が竹林になり、道に倒れかかった竹を車で轢いた跡が残っていた。もう少し上に行くと車両止めの木柵があり、自転車、バイクは禁止の表示があった。その上はコンクリートで舗装されており、まもなくもみじはしに着いた。45分要した。朱色に塗装されているが、ゴミがついて、色あせている。昭和62年竣工だと。10m足らずの橋。渡ると敷石で舗装していた、豪華。大きいリュックを背負った男女が座って休んでいたので、泊ったんですかと聞くと、そうですとのことであった。
3.頂上まで
橋から頂上まで0.9km。橋を越えると坂が急になり、木場道になった。コンクリートで固められている。左右は檜の植林で展望は全くない。間伐されており、林床に植物がほとんど生えていないのが気になる。水音、鳥のさえずりもなくなりまったくの静寂。そのうち土道になった。
急坂で展望はなし。約50分で頂上に着いた。
4.頂上
あずまやがあり、小さいごみも散らかっている。若狭峰へ向かう道にコーヒー缶が一個転がっていた。歩いてくる人は捨てないと思う。
西に雲辺寺、三豊平野、燧灘、と讃岐平野の山々と瀬戸内海の島々。讃岐の山の延長が瀬戸の島々になっている。このまま海面が上昇すると讃岐の山は島になる。
ここでカップラーメンの小、相棒はフリーズドライの梅粥、とバナナ。風が強く、気温は3℃で寒い。がゴアのジャケットはリュックの中。15分休んで、若狭峰へ。もう遅いので、相談の結果、時間がかかりそうなら途中で引き返すことにした。
5.若狭峰へ
若狭峰へ1.7kmの道標がある。道は広くて車のわだちが付いている。すこし東へ下ると、南の展望が開け、頂上が雲に覆われ、雪化粧の剣山、次郎笈が見えた。その右にあるのは祖谷山系だと思うが、この方角からだと同定しにくい。さらに下ると、今度は讃岐平野が見渡せた。北の象頭山、その右の五色台も見える。徳島側に比べて穏やかな小山ばかりだ。
尾根道は広くて讃岐側は樹木の間から、ちらちら見えるが徳島側は見えず。北からの風が強く寒い。相変わらず日は射さない。
若狭峰何kmの標識がなくなり、猪鼻峠4.7kmになったので、この付近に頂上があると考えて、落葉に覆われた道らしい所を少し南に入りこむと、あった。大きい松ノ木と落葉樹に囲まれた三等三角点と古ぼけた手製の786.8mの標識。展望は全くなし。アンテナ塔がどこにあるかさえも分からない。
もう用はないのですぐ帰路についた。途中、象頭山の見えるところで記念写真。
6. 下山、香川用水記念公園
中蓮寺峰へ着いたのは15:05で1時間15分後。ここからの下りは速い。もみじ橋まで35分、さらに林道、登山口まで33分。これも相棒が遅れ気味なので待ちながらである。もう午前にあった二台の車はなかった。
林道を下り、ダムのところで林道を離れ、公園に向かった。象頭山がだんだん上に見られるようになった。途中屋根のつぶれた廃屋があった。
公園まで47分、2.6km。