山日記043番(04.01.18寒風越 竜王山登山口から登山口3時間42分歩行3時間24分)
2004年1月18日(日)寒風越 竜王山1012.9m 晴れ 気温2度、弱風 )
家(9:39)→(11:00)杉王神社56.5km
杉王神社(15:21) →R32(16:15)82.4km→R11(16:59)103.9km→家(17:37)114.3km
コースタイム
杉王神社(11:13) →登山口→アイゼン着(12:10)→(12:55)寒風越(13:13) →竜王山三角点(13:35) →寒風越(13:54)
→アイゼン脱(14:45) →登山口(14:55) →(15:15)杉王神社
同行者:なし
1. 出発
朝から快晴で急に山へ行きたくなった。時間が遅いので国見山は無理で竜王山へ行くことにした。軽アイゼン、ジャッケト、スパッツを入れた。
国道11号、32号、438号を通り、三頭トンネルの直前で左折し、杉王神社へ。道端に除雪された雪が積んでいるが、道には雪はなし。杉王神社前ではアスファルトが凍っていた。スコップで雪をのけて道端に駐車した。ちょうどその時男性が一人で道路を上から下ってきた。周遊に5時間かかったそうだ。ここは標高530mくらい。
2.登山口まで
横畑に向かう道が上がっているが、それを少し登り、すぐ左折して山道に入った。あとは土道を歩いたり、古いコンクリ道、アスファルト道を歩いて、横畑に来た。ここまで来ると指導票がはっきりして間違うことはない。集落の中をしばらく歩き、寒風越登山口に来た。雪が積んでいるがアイゼンは不要。
3.寒風越まで
集落を超えると雪が多くなり、だれも歩いていない。沢を渡るところに木橋があり、雪が積んで少し気をつけて渡った。ここからは道が分かりづらく、赤いテープを二つ発見して上がっていった。相当な急坂であった。200m毎に指導票があり、残り距離を書いている。北面で雪は約20cm。少しあがったところでアイゼンをつけた。九十九折の道で歩くのが今日一番の苦しいところであった。二本爪の動物が登山道を歩きそのうち林の中に入っていってる、猪らしい。展望はまったくなし。1時間42分で寒風越に来た。手前の地蔵のところへ寒風越から足跡が付いていた。それまで足跡はなし。
4.一等三角点まで
付近の雪に少人数の足跡がついていたが、ひょっとすると一人の足跡かもしれない。気温は2度で峠に来ると風が強くなった。徳島側、三頭峠側にも足跡が付いている。風が強い。カップラーメンを食べてまた歩き始めた。竜王峠へ600m、讃岐竜王へ2600mとあった。一人の足跡がズーッとついている。杉王神社で会った人かもしれない。日が当たるところは雪が融けかけている。
この尾根道も上がり一辺倒で、最後の苦しみ。展望はまったくなし。向こうに、樹木のあいだから青空が見えてき、そこへ着くと、一等三角点竜王山1012.9mと書いていた。しかし1012.8mの書付もあった。讃岐竜王山にしてはへんなところにあるなと思ったが、竜王山にだまされて、ここを讃岐竜王山と思い込んだ。ここから向こうへ下ると竜王峠だ。20数分かかった。時間もないし疲れたので引き返すことにした。
5.下山
雪は融けかけて、下りはすべり易いが寒風越までわずか20分弱。休みなしで横畑へ向かった。足跡は僕のだけで、日の当たるところは雪が融けかけていた。見るべき風景もなく、しばらく降りると横畑の集落が見え始めた。
アイゼンを付けた所はそのまま残っていた。雪で覆われた急坂は上から見ると道が透視できる。木橋はアイゼンをつけてゆっくり渡った。道の雪も少なくなったのでアイゼンをはずした。登山口まで来て、振り返ると見える山の向こうに寒風越がありそうだ。
アスファルト道に出ると、氷はなく、あとはどんどん下るだけ。新しい車道と古い舗装道、土の道が入り乱れていて、初めてでは構造が分かりにくい。
杉王神社へ着いたのは3時15分、4時間後であった。氷は融けてなく、すぐ車で出発した。
6.帰路
国道438号へは、国道の下を通り左車線に直接入れるようになっている。道の駅琴南でトイレ休憩、駐車場はいっぱいで温泉客が多そうだ。32号の道の駅滝宮でソフトクリームを食べ混雑した国道を通って帰宅した。