山日記053番(04.05.22雲早山1496m登山口から登山口2時間37分 歩行1時間53分)
2004年5月22日(土)曇り 気温17度 徳島24度

家(7:03)→穴吹(8:07)45.7km→山川R193(8:19)53.4km→R438へ(8:57)74.3km→林道89.0km→(9:41)90.9km登山口(    
登山口発(12:32)90.9km→トンネル(12.46)93.0km→R438へ(13.25)105.7km→R192へ(14:12)128.1km→R377へ(14:43)150.1km→家(15:30)

コースタイム
登山口(9:45)→尾根(10:30)→(10:50)頂上(11:30) →分岐(11:52) →登山口(12:22) 
登り1時間05分
下り52分
同行者:なし

1. 出発、登山口
 ゆっくり出発した。水分湯もいれて1300mlくらい。R193で山川町で南へ入り、高越山へ行く道の横を通り、山へ入っていった。約40分で国道438号と出会い、これを少し走り、またR193をとり雲早トンネルを越えた。間違って坂を少しくだり、また引き返した。林道は未舗装で約2km走り、向こうに駐車しているゴルフが見えてほっとした。駐車場はかなりひろい。わが車を入れて二台。名西郡神山町。

2. 登り
 この沢は鮎喰川の源流の一つ、南風が吹くと雨、5月は石楠花、ツツジの季節だと書いていた。沢に沿って上がって行き、沢の中央部の盛り上がったところをしばらく歩き、間もなく左へ向かい、沢から離れた。コケ蒸した岩が多く、倒木が被さっているところもある。新緑まっさかりで杉、檜がないので曇っているがわりに明るい。カエデとブナが多いようだ。つるつるしたヒメシャラもある。

 柏餅に使う大きいカシワの葉を発見した。最近の雨で表土が流れている。赤いテープと指示標があるので迷わない。展望はなし。登り一辺倒。
 45分で鞍部にきた。左は高丸山、右は雲早山の標識があり、1469mを鉛筆で小さく1496mに書き直していた。広葉樹林帯で明るく、広々している。右へ向かい、間もなく尾根道になり、倒れそうな古い鳥居を越えていくと、右側に大きい岩がありその上に白骨樹があった。帰りにこの岩に登ってみた。
 いままでは広葉樹ばっかりだったが、この付近でウラジロモミがでてきた。その表皮は鹿に、高さ1m50cm付近まで食われており、下のほうはむき出しの木が黒くなっているので去年食われたものだろう。
 石楠花はまったくなし。ツツジは数本の木に申しわけ程度に咲いていた。一面緑。最後の坂を上り頂上に着いた。1時間5分。

3.頂上
 先行者が一人おられ、地図を広げて大きい双眼鏡も持っておられた。例によってまた我輩の写真を撮っていただいた。頂上は草も少なく、周囲の樹木も低くて見晴らしは良いが、今日は曇りで、高丸山は見えるが、高城山は雲の中、剣山方面は全く見えず。気温17度、南風が吹いていて、登山口の注意書きが本当なら雨になるはず。
 
 小さい雲早神社があり、昭和六拾参年五月吉日建之と記載がある。頂上の南斜面には残念ながらみかんの皮が20数個捨てられていて、見苦しかった。
 昼食を食べて、帽子を顔にかけて上向きに寝そべっていたが、誰も来ず。携帯を取り出して連絡していると画面に雨が落ちてきた。看板の注意書き通りで下山することにした。

4.下山
 登山道脇の大きい岩に登ってみた。岩の上に根を三本張った白骨樹が立っており、押すとぐらぐらしている。以前は土が岩の上を覆っていたのだろう。分岐まで遊びながら22分。左へ下りると向こうでがさがさ物音がする。鹿が斜面をドドドーと走っていった。沢沿いに一ヶ所土砂崩れがあったが、登山道とはかなり距離があった。下山中に5−6人に会った。1時間5分で上がって、50分で下りてきた。

5.駐車場、帰途
 駐車場には我が車を入れて三台あった。雲早トンネルまで2km。来た道を逆に走り、途中、石楠花の写真を撮った。
 R438と合流しまた分かれて、R193を23km約50分走り、R192へ出た。登山口から1時間40分。あとは順調に走り帰宅した。