山日記055番(04.06.13 瓶ガ森1896m東之川から 登山口から登山口7時間28分 歩行6時間44分)
2004年6月13日(日) 晴れ 気温17度 高松26度くらい)
家出発5:00→豊浜SA→西条IC→大宮橋→(7:00)東の川
コースタイム
東の川(7:17) →通せんぼのロープ(8:17) →(8:53)瓶ガ森まで3km(8:57) →やっと日光(9:57) →石鎚山見えた(10:25)
→瓶ガ森ヒュッテ(10:30) →(10:55)頂上(11:27) →(12:14)瓶ガ森ヒュッテ(12:20) →東の川へ2.8km瓶ガ森へ3・0km(13:34)
→登山口(14:45)
登り3時間38分
下り3時間18分
同行者:なし
1. 出発、登山口
寝過ごして5時に出発した。湯500ml、水分2500ml準備した。ばなな2本、小カップラーメン二つ、羊羹5個、非常食としてカロリーメイト一箱、チョコ一箱。シャツ、カッターシャツを着てモンベルのフリースと雨具をリュックに。豊浜でウドンの朝飯、順調に大宮橋に着いたが、瓶ガ森登山口の標識が左に向かっていたので、つい橋を渡ってしまい、東の川に行ってしまった。いやに距離があるなと思っていた。
香川は快晴であったが、西条ICを降り山が近くなるにつれ、雲が多くなった。登山口から山の頂上は雲に隠れ見えなかった。愛媛ナンバーの車が止まっていた。フロントガラスに露がびっしり付いていたのでかなり早く来たようだ。近所の男性がやってきて、大洲のひとだと教えてくれた。ここは東の川で、赤テープがあるので安全だといってくれた。トイレがあり排便。
2.頂上まで
川を渡り、苔が蒸した石垣の横を通って杉林に入っていった。日の光はなく、吐く息が白くなり、気温は15度。フリースを一枚着込んだ。テープ指標があり、迷う心配はない。1時間で「う回路を通ってください」と通せんぼのロープが張られたところに来た。これは下山者用の指標だ。
間もなく平坦なところに来たが、展望は全くなし。ここからトラバースになり広葉樹が増えてきた。
8時35分瓶ガ森まで3kmのところに来た。写真によくある道標だ。ここで小休止4分、水分補給。高度が増しガスが濃くなった。紅葉樹林帯になり、9時57分始めて日光が射してきた。
夫婦が下山してきて「あと1時間くらいです。雲海がきれいです。」の一言で元気がでた。松の木が目につくようになり、10時25分はじめてガスの切れ目から石鎚山が見えた。先日の台風の水が登山道を流れており、ここを越えて間もなく10時30分瓶ガ森ヒュッテに着いた。突然視界がよくなり、笹原と青空が見え出した。
女山への道標に従い笹原の中を上がって行った。現在位置1736m。女山は1897mになっていた。木の階段道と石ごろごろのところを登り、ガスの高度を完全に越え、25分で頂上に10時55分に着いた。登山口から3時間38分。まとまって休んだのは4分間のみ。
3.頂上
快晴、気温17度、男山から多くの人が登ってきていた。20数人いた。愛媛側はガスに覆われ、今登ってきた道は完全に隠れている、高知側は快晴。笹原、ヒュッテの上をガスが流れていく。笹ガ峰、沓掛山は雲に隠れている。ラーメンとバナナを食べて、雲が消えないかなと期待して待っていたが消える様子はなく、11時27分男山に向かった。
4.下山
笹原を周遊して、12時14分瓶ガ森ヒュッテに着いた。テント場横でバナナを食べ水分補給して、12時20分本格的に下山開始。ガスの中を下ったが、だんだんとガスが晴れ、青空が見え出した。坂は急で尻餅一回、手をついたのが二回。小石と小枝でよく滑る。ケケケケケと鳴く蝉の声を今年初めて聞いたがいま一つ元気がない。赤い花は全くなし。東の川へ2.8km瓶ガ森へ3.0kmの道標は13時34分。登山口は14時45分。愛媛の車はなく、少し離れたところにパジェロが止まっていた。
水分はリュックには2.5L持って行ったが、気温は低くあまった。