山日記076番(剣山登山口から登山口5時間09分  歩行4時間32分)
2005年1月10日(月)剣山1955m 曇りのち快晴 気温マイナス7度頂上 マイナス4度見ノ越
家(7:00)→貞光町(8:10) →チェーン装着(8:50) →つづろう堂(9:00)→ラ・フォーレ剣山(9:45)91.1km→
ラ・フォーレ剣山(14:54) →つづろう堂(15:45) →家(18:35)189.6km
コースタイム
ラ・フォーレ剣山(9:45)→登山口(10:15) →西島駅(11:10) →(12:00)頂上(12:32) →西島(13:10) →剣神社(13:45) →(14:45)ラ・フォーレ剣山

登り2時間15分
下り2時間23分

同行者:なし
1.出発
 朝、快晴であったので近くの剣山に行くことに急遽決定した。ポカリ1000ml、水500ml、カップラーメン一個、羊羹5個、非常食。厚いズボンと下穿き、アイゼン、スパッツ、ゴアジャッケトを持った。剣橋を越えると車輪が滑り出した。しばらく我慢して走ったが、チェーン装着。4分で完了した。道の除雪は十分で、すきー場までは快調であった。ここの横に大きい除雪車が置いてあった。ここから上は雪が多く、車が横滑りした。夫婦池をすぎて、南面に出ると除雪は不十分で腹をすり出したので、Uターンしてラ・フォーレ剣山まで引き返して駐車した。テントが一張、車が一台あり登山準備中であった。夫婦池は凍って表面は雪が覆っている。
2.登山口、頂上
 9時45分歩いて出発した。さすがにだれも歩いていない。こおりの上に雪が積んで、スッテンと転んだ。かなり歩いたときに後ろから軽4がきて、乗せてくれた。後席はフラットなので横になった。三重県の津から来た男性で、今朝竜王山に登ってからここへ来たそうだ。百名山に登ったそうだ。よくしゃべる男性。スタッドレスにして安定したとのこと。国道438号から見ると西島まではガスはかかっていないが、それ以上はガスの中。登山口の前で降ろしてくれた。
 10時15分ここから再び歩きだした。剣神社への階段は除雪されており、神社の前でスパッツ、アイゼンを着けた。熊に注意の看板があった。
 写真撮影の二人が下りてきた頂上まで行かなかったそうだ。スノーシューを着けている3人を追い越した。10人くらいの若い男のパーティが下りてきた。大きいザックを背負っていたので、テント泊をしていたようだ。二人連れを追い越し、津からの男性が追いついてきた。彼は速い。西島で二人は大剣道を行き、津の男性と僕は駅舎の中を通り尾根道を上がって行った。
 刀掛の松で黄色いジャッケトの男性に追いついた。穴吹川、丸笹山はときおりみえるが、頂上、三嶺は全く見えない。雪は膝の辺りだが、踏み跡はちゃんとある。津の男は先へ行き、見えなくなった。頂上ヒュッテの寒暖計はマイナス8度。木道は完全にガスの中。展望はなにもなし。頂上に向かっていると津の男が帰ってきた。
3.頂上
 12時ちょうどに着いた。次郎笈もなにも見えない。黄色い男性がすぐ後からやってきた。写真を撮ってもらった。冬の上高地でテントを張り二泊したそうで、荷物は30kg、リュックは70Lだったと。かれはヒュッテ横で昼飯を食べ、僕は下山することに。羊羹と凍ったポカリで昼食の代わりにした。ポカリは完全にザラメ状態。気温マイナス7度。
4.下山
 彼はヒュッテの横でガスを出して鍋ものをしている。刀掛の松で3人が食事、少し下で二人連れが食事中。雲が少し晴れて、山並みが見え出した。西島まではすぐであった。スノーシューを着けた二人組みと単独者がいた。スノーシュー組は大剣道を進んでいった。
 ここで晴れだし、剣山頂上や三嶺が見え出した。晴れるのがもう2時間早ければよかった。剣神社まですぐであった。アイゼンとスパッツをはずして、見ノ越駐車場へ見学に行った。車は6台、雪は除雪してあるが、山のように積んでいる。
5.ラ・フォーレ剣山まで
 快晴になった。国道438号は除雪され歩きやすい、その上南から日を受けて雪が溶け出し、部分的にアスファルトが出ている。剣山と次郎笈が真っ青な空から浮き出ている。写真撮影。剣山をバックにして僕の写真も撮ってもらった。順当に歩き、ちょうど1時間でラ・フォーレに着いた。気温マイナス2度。夫婦がベンチに腰掛けて何か食べていた。
6.帰途
 車で出発。順調に走り、つづろう堂でチェーンをはずした。あとは何も変わりなし。