山日記077番 剣山1955nm
2005年1月29日(土)剣山1955m晴れ後曇り 強風 気温0度頂上 見ノ越3度
家(5:57)→財田みちの駅→大歩危橋→京上トンネル→丸石パークランド→(9:35)見ノ越
コースタイム
見ノ越(9:50)→(11:10)西島(11:25) →尾根道合流(11:40) →頂上(12:50) →頂上ヒュッテ発(13:10) →西島(13:35)
→登山口着(14:25)
登り3時間00分
下り1時間15分
同行者:一人あり
1. 出発、見ノ越
5時すぎに起床、パンとコーヒーだけ食べゴルフで出発。R32号で財田のたからだみちの駅でHさんと落ち合い、僕の車にのり大歩危から国道439号に行き、見ノ越まで行った。3時間半もかかった。途中、天狗塚や三嶺が快晴の空をバックにしてきれいに見えた。丸石パークランドの上でチェーンを装着した。除雪は不十分で腹を時々擦った。駐車場への坂が登れず曲がり角の広いところに駐車した。
2. 頂上まで
剣神社へのコンクリート階段道は雪がほとんどなくなく、剣神社横でアイゼンを装着した。アゾロの靴とカジッタクス10本爪。快晴で三嶺がはっきり見える、こんな低いところから見えるのは珍しい。トレースがあり、登りやすい。
西島まで200mのところの階段は完全に雪に埋まり、雪の斜面になっている。ここを登り、次郎笈を見ると、どんどん雲が西から流れてきている。20日前のような霧氷はなく、木に雪も積もっていない。一応ここから次郎笈の写真を撮った。今日は温い。
3. 頂上まで
西島駅でHさんはスノーシューを着けた。僕は羊羹の間食。気温は1度で強風のためにゴアのムーンストーンのジャケットを着た。駅舎の上から尾根道に取り付いたが、踏み跡はなく、スノーシューの跡についていくだけでも、ズボズボ足がめり込みエネルギーのロスは大きかった。15分で大剣道から来る道と合流して、トレースが見えたが、やはり雪は柔らかく足場が崩れた。三人組みが下りてきた。
刀掛ノ松は積雪1mくらい。霧氷はなく、突風がくると耐風姿勢が必要。やはりスノーシューはアイゼンより速い。松林を越えるとますます風がつよくなり、飛んできた雪が顔に当たり痛い。今三人下りてきたところなのに、トレースははやから雪で覆われて分からなくなっている。
斜面の道は、雪が深く膝まで入る。鳥居は頭を下げて通った。お宮さんの横で昼食にしたが、風が強くてガスがたけず、Hさんから紅茶をもらい、羊羹とパンを食べた。吹き飛ばされた雪がどんどん吹き込んでくる。手袋もリュックも雪まみれ。この強風ではガスで湯を沸かすのは不可能。
頂上ヒュッテ横を通り山頂へ。寒暖計は0度。ガスが強くまわりは見えない。記念写真を撮った。木道のロープの高さまで雪が積んでいる。
4. 下山
お宮のところで小休止して、甘納豆をもらった。袋が気圧でパンパンに張っていたので記念写真。鳥居したの斜面は道が不明で、雪が崩れて歩きにくかった。トレースははやから強風のために消えていた。足場が崩れても下りるのは楽。天気は回復するどころか、悪くなる一方で吉野川方面まで暗くなった。
西島では休憩せず下りた。気温が高く、アイゼンに雪ダンゴがつくようになった。剣神社でアイゼンを取ったが、雪は溶けだし、雨が降ってきた。気温は3度でいまどき信じられない。駐車場を見に行くと、車はなく轍が少し残っているだけ。登山者はわれら二人のみ。
5. 帰途
国道438号を通った。南面は雪は溶けだし、ザラメ状で前輪が空回りしている。塔ノ丸登山口に徳島ナンバーのランドクルーザーが停まっていた。スキー場横はアスファルトが大きく露出している。第四ヘアピンカーブでチェーンをはずした。こんなのは珍しい。
三加茂でウドンをおごってもらい。北岸をとおり、猪鼻峠を超え、たからだの里道の駅で別れた。それから高松へ向かい、帰宅した。