山日記080番(大麻山 登山口から登山口3時間36分 歩行2時間54分)
2005年3月6日(日)大麻山616m 晴れのち曇り 気温7度 高松最高10.1度
8時半から仕事をしていたら、だんだん天気が回復してきたので、いそいで帰り山登りの準備をして琴平町へ向かった。行き先は善通寺市と高瀬町の境にある大麻山(おおさやま)。
コースタイム
駐車場(11:30)→参道(11:40) →本宮(12:02) →(12:23)奥社(12:25) →尾根(12:52) →(13:06)三角点(13:35)
→(13:47)龍王社(13:58) →大麻山登山口(14:24) →本宮(14:45) →駐車場(15:14)
登り1時間阿36分
下り1時間39分
同行者:なし
1. 出発、頂上まで
街中の町営駐車場に停めた。1時間200円、30分毎に100円。一度車道に出て、また参道に入ったので5分くらい余計にかかった。観光客や参拝客に交じり、体が当らないように、すいすいと石の階段を上がって行った。彼らは本当に歩くのが遅い。途中の案内板を見ると、象頭山が図示されていて、これは琴平山のところにある。
12時2分金刀比羅宮本宮に着いた。ここに大物主神(おおものぬしのみこと)を祀っているとのこと。讃岐平野がよく見える。ここから奥社目指して進んだ。敷石やコンクリートで舗装されている。極端に人が少なくなった。菅原道真を祀った神社があった。
12時23分奥社に着いた。どこからが登山道かなと探していたが分からず、社務所で尋ねると少し下って右へ行ってくださいとのこと。
太い木の幹に大麻山登山口と書いた看板がかかっていた。誰もいなくなり一人で石の階段道を下りていった。ここからは自然の道になり、象頭山の東斜面を上がっている。かなりの人が歩いているらしく、落ち葉が朽ちて、雪が所々に残こり、松の木が何本もある。松くい虫の被害から逃れたのだ。
12時52分尾根に着くと、7−8人が休んでいた。少し奥にこじんまりした龍王社があった。水の神様だそうだ。
尾根道を上がって行くと、舗装路に出た。両脇は太い桜の木が延々と続き、一斉に開花するとさぞきれいだろう。駐車場もあった。ということは裾から車で来られるということだ。さぞ混雑することだろう。
東側は木が少なくて、坂出方面がよく見える。西側は木が多く、七宝山が樹間から見える。後ろ、南には雪で白くなった大川山が見える。アンテナ塔が10くらいあり、その横には車が3台停まっていた。
13時6分大麻山頂上に着いた。駐車場から1時間半。二等三角点、616m。バックは飯野山。瀬戸大橋、土器川がすぐ近くに見える。五色台、東のはてに屋島もかすかに見える。気温は7度。讃岐平野の小山があちこちに見える。当日高松の最高気温は10.1度。列車の音と救急車のピーポピーポがいやに大きく聞こえる。その他に車の低い音が遠くから押し寄せてくる。またもブドウパン3個とポカリ400mlで昼食の代わりにした。今日はガスは持ってこなかった。
ここから北へ少し行くと、広場があり東屋もある。向こうへ道が続いているので、善通寺へ下りるようだ。4人いた。我排師山が木々の間に見える
2.下山
13時35分三角点から下山した。大川山は雪かあるいは雨か、かすんでいる。龍王社横の案内板では、このまま行くと621mの象頭山に着くらしい。しばらく歩いたが、何の案内板もなく、車の轍が続いている。それに621mが眉唾と思えてきて、引き返した。琴平山524mのことだろうか。そこで僕は琴平山と大麻山一帯を象頭山と呼ぶのだと勝手に定義した。龍王社まで引き返し、奥社に向かい下った。
14時24分奥社に着いた。本宮でお賽銭10円をはらい、神さんに挨拶をして下りた。二礼、二拍、一礼するようにとの指示板がちゃんと置かれている。正面からは写真を撮らないようにとの注意書きがあったので、斜めから撮った。
15時14分駐車場に着いた。3時間16分の山、参道歩きだった。いつも見ている象頭山に初めて登った。まあまあ手ごろで見晴らしも良かった。
そのまま職場へ行き、仕事のし残しをかたづけ、みんなに土産として丸金の煎餅をあげた。