山日記087番 白髪山1770m 三嶺1893m経由 )
2005年6月5日(日)頂上16度曇り

コースタイム
名頃登山口(7:32) →1517m峰(8:02) →合流点(8:05) →マユミの木(8:32) →池(8:52) →(9:01)頂上(9:06)ころ→東熊山(9:54) →白髪分岐(10:02) →(11:01)白髪山(11:20) →白髪分岐(11:51) →(12:00)小屋(12:15) →撤退(12:45) →白髪小屋(13:05) →白髪分岐(13:16) →三嶺へ3.2km(13:40) →羊羹(13:50) →東熊山(13:58) →(14:52)三嶺(15:10) →マユミの木(15:41) →女性一人(16:00) →分岐(16:02) →登山口(16:26)
登り3時間29分
下り5時間06分
登山口から登山口8時間54分 歩行8時間6分
同行者:なし

1. 出発
 シリオの靴、シャツ、ワイシャツ、ポカリ1.5L、ゼリー二つ、羊羹、ブドウパン、ソバをサンクスで買って出発。32号を通るのが近道。たからだの里でコーヒーとブドウパンの朝食とトイレ。大歩危橋、京上トンネルを越えて東祖谷山村へ。畑の周りに案山子が沢山並んでみごと。。山城町の大歩危橋から登山口まで44km、1時間20分。名頃橋から4.9km、22分。一台先客があり、すぐ二台やって来た。

2. 三嶺頂上まで
 昨夜雨が降ったようで湿って滑りやすい。曇っています。1517m峰を越え下からの合流点も越えた。鹿が二頭ドーッと走り、少し離れてキーッと威嚇音を発した。マユミの木まで丁度1時間。1週間前より葉は色が濃くなっている。ここを越えると背後に剣山が見えるはずだが今日は曇って見えず。目的の白髪山、東熊山、白髪分岐は見える。徳島側は曇っている。小屋にはよらずすぐ頂上へ。だれもいない。意外だった。土砂くずれの上に3人がこちらに向かっているのだ見える。天狗塚への稜線右側に白い雲が湧き上がっている。天狗塚は見えない。小休止して南に下った。

3.白髪山まで
 鎖場を慎重に下りた。尾根から三嶺を見るとたしかに3つの峰がある。雲がかかってきている。これが三嶺の見納め、以後見えない。向こうから単独の男性が相当なスピードでやってきた。かなり長距離を歩きそうな雰囲気の人だ。水たまりの周辺には大小の鹿の足跡が沢山残っている。9時54分東熊山。堂床へ下る道標がある。
 大きいリュックを背負った単独者に追いついた。あとで松山の人と分かった。剣山方向へ行ける所まで行きたいとのこと。白髪分岐への登りはきつい。三嶺は雲の中。
 10時25分白髪分岐。三嶺から4.5km、白髪山へ2.0km。水分を補給してすぐ白髪山へ向かった。高低さは少なく、展望はなく新緑のトンネルの中を通っているよう。間もなく左前に峰越林道が見え出した。左前向こうに石立山、中東山が見える。
 11:01白髪山頂上、17度。日本ソバとフルーツゼリーの昼食。その途中単独男性がやってきた。リュックがなかったので、先に追い越した男性だとは思わなかった。またしても白髪避難小屋から名頃へ降りる道を聞いてしまった。彼が大岩に上っていたので僕も登ったが、ガスばかりで視界はない。がっかりした。天気がよければ絶景のはず。

4.撤退まで
 11:20頂上発で白髪分岐に向かった。例の男性があとから猛烈な速さで追い越していった。分岐が11時51分。近道をしようと、白髪避難小屋へ向かった。そこに例の男性がおり、小屋をのぞくと大きいリュックがあり初めて男性は同一人であると分かった。小屋をいれて写真を撮ってもらった。気をつけてと松山の人に言われて、小屋うらから下りたがちり紙が一杯、どうりで枝で通せんぼをしていた訳だ。少し左がほんとうの降り口。はじめは道標があり楽であったが、15分くらい下りた時、沢で道が流されていた。向こうの道を探したが見つからず、来た道も見失いそうになったので、小屋に登り返すことにした。13時5分小屋に着きすぐ白髪分岐を目指した。

5.三嶺まで
 白髪分岐は13時6分。曇って展望はなく疲れてき、13:50分羊羹を食べて元気が出た。少し横になった。東熊山が13時58分。白髪山へ帰る団体と出会った。見上げると三嶺は高いが鎖ばをゆっくり登ると間もなく三嶺に着いた。14時52分。だれもいないが少しすると徳島側から単独男性が来た。ストーブに火を付けて食事を始めた。天狗から三嶺まで往復したそうだ。剣山から天狗まで行った人がnetに出ていたけど、どんな体しとんかな、と話題になった。

6.下山
 15時10分頂上を下り避難小屋を見に行った。中は木の香りがして気持ちがいい。明日は月曜日で誰もいない。ガレ場までくると少し天気が回復して、白髪、東熊、白髪避難小屋付近が見え出した。名頃登山口は東の尾根の向こうにある。あとはどんどん下るだけ。15時41分マユミの木。16時00分、女性が一人で上がって来た。これからですか、と尋ねると7時には下りてきますとの返事。16時2分合流点、16時26分名頃登山口着。わが車を入れて二台、一台は団体用。下の登山口には岡山ナンバーの車が一台、これがあの女性の車だろう。
 今日はよく滑った。三回尻餅で腰は大丈夫。道標のキロ数を積算すると19kmちょっとになる。9時間でよく歩いた。視界がわるいのは残念だがだれもいない三嶺はよかった。
 名頃橋を渡ると、電話がなった。知り合いから、淡竹とりにきますか、とのこと。今三嶺からおりたところと返事した。たからだの里から左へ曲がり淡竹をもらい帰った。今日Wifeは今治方面へ遊びに行っていた。