山日記098番(05.10.09石鎚山曇りのちガス 15度 歩行時間分)
2005年10月9日(日)面河道→石鎚山→土小屋→石鎚スカイラインdownhill→面河
家(10:45)0km→豊浜SA(11:45)67.1km→西条IC(12:44)112.0km→R194(12:58)118.6km→一の谷(13:26)140.7km→寒風山口(13:41)147.5km→(14:45)土小屋(15:05)174.4km→スカイライン口(15:32)192.1km→面河渓(15:40)194.2km 面河渓谷(9日の15:00) →一の谷(16:49)248.4km→西条IC(17:30) →277km→家(19:06)388.0km
コースタイム
登山口(6:55) →水場(7:56) →南西の山々(8:05) →石鎚見えた(8:20) →愛大小屋(9:34) →笹原ヘ(10:05) →四国シラベ林(10:23)
→二ノ森分岐(10:41) →合流(10:47) →(10:55)頂上(11:25) →(12:55)土小屋(13:14) →スカイライン終わリ(14:25)
→宿舎(14:47)
登り4時間00分
下り3時間22分
同行者:なし
1. 出発
10月9日(土)長袖シャツとカッターシャツを着て、カップラーメン、ジャムパン、チョコレート、ポカリ1L,水500ml、ガス、モンベルのフリース、傘を持ち出発。豊浜でラーメンの昼食を食べたが連休のために大混雑。小雨混じりの濃いガスの中、紅葉はまだまだの寒風山登山口には3台のみ。瓶ヶ森林道も上のほうは紅葉が始まっており、車は少なく、ガスのために走りにくい。何も見えずに着いた土小屋も小雨とガスで、ここでチェンジレバーにレジ袋を被せて自転車をトイレの裏に鎖で繋いだ。ここまで174kmで4時間ちょうど。バスの土小屋出発時刻は11時半と16時半頃であった。
スカイラインを下ったが、途中わずかに登り区間があり、それと長いトンネルも二箇所ありこれは困ったことになったなと思った。
2.宿舎
国民宿舎面河は15時40分、194kmで着いた。フロントが分からず食堂で食事の準備をしている女性にどこが入り口か尋ねて分かった。散歩がてら出かけると、夫婦らしい二人が橋の上から電話をしているので、真似をすると、携帯はここだけでかかる、それもDocomoだけが、と男性が言った。確かに家へかかった。
食事はアメゴ、天ぷら、こんにゃく刺身、煮込みウドン。その後すぐ明日の朝食かわりの弁当をくれた。部屋は4畳半で風呂に入り、9時には寝たが午前2時半に目覚めまた寝て5時に起きた。
3.石鎚山へ、頂上
6時頃昨夜くれた弁当を歯も磨かずに、ぬるくなったお茶を飲みながら食べ、トイレもすませて6時半に宿舎を出発した。老人男性を追い越して25分で登山口に着いた。写真を撮ったり思案しているうちに彼がやって来たので、ここから登るんですねと確かめてか、登った。急な石の階段道が延々と続き、道にには切断された倒木が倒れている。7時56分水場に到着、頂上まで5400m、3時間10分とあり、坂が緩くなった。木橋は新しくてしっかりしている。
8時5分には南西の展望が開けて高知方面の山々が見え出した。8時20分樹間から石鎚が見え出し、道は水平になった。9時34分愛大小屋でリュックを下ろしてポカリを飲み羊羹を食べた。少し歩くと若い男性のグループ10人くらいとすれ違い間もなく、斜面の紅葉がきれいな西ノ冠岳が見え出した。奥になるほど木橋が古くで朽ちかけているのもあり、渡るのに緊張する。
西冠コルからの沢は水が豊富で、さらに何本かの沢を越えて、台風で流され所も三点支持でこえていった。前を行く夫婦に追いつきそうになるが結局だめだった。1866mの南の尾根に面河山があるのがよく分かる。道は北向きから東向きになり笹原の中の道は岩石が出て歩きにくく、かなり疲れる。上から新居浜のなにかの団体が降りてきた。シコクシラベ林の説明の看板が倒れている横を通り、面河二ノ森分岐に来た。
石鎚北面に出ると昨年の天気と同じで、急にガスが濃くなり気温も下がり、間もなく大勢の人の声と鉄板をつく杖の音がして石鎚登山道に出た。行列をなしていて自分のペースで歩けず、頂上は座るところもなく、従って立って食べたブルーベリージャムパン一個とポカリが昼食。
北東はガスばかりだが天狗岳は左側がガスに隠れている。反対側の出べその岩も人がいっぱいだが、見晴らしはずーと良く、独標その南に伸びる尾根と面河山、愛大小屋のあたりも見える。
4.下山
鉄橋へ降りるところで人が多すぎて歩けないので、無理して一枚岩を超えようとして、両足を岩に乗せた時滑って尻餅を着いたら、危ないですよと注意された。成就社へ下る人はほんとに少なく、ほとんど土小屋へ向いている。
かなり降りると東側が雲で隠れたいつもの石鎚が見えて、大きい三脚を構えた写真家が何人もそれを撮っていた。土小屋まで1時間30分で、そこは昨日よりもガスが濃く、食堂の看板も見えず、気温は13度であった。朝食べ残した半分干からびたムスビ弁当を食べたが、腹も空き結構美味しかった。
自転車を準備していると、女性がそれで来たんですかと聞くので、昨日置いていたんで、面河渓まで下るんですと説明した。下りは急でスピードが出すぎて、ブレーキが焦げ臭くなる。気温13度だがだんだん暖かくなるけど、やはり寒くて涙、鼻水が出る。その内登り区間にさしかかり、ローギヤで走ったり降りて押したりで30分くらいは苦労した。道端のあちこちで人が風景を楽しんでおり、ガスが晴れて南から見る石鎚はきれいな三角形だ。二つの長いトンネルはハロゲンランプで照明されて、その中を疾走するのは快適。無事下りきったが、この20インチでは不安定で、ブレーキはディスクが欲しい。
1時間11分でくだり、それから歩いて宿舎へ着くと、昨日よりもはるかに多い人で混雑していた。車に乗り帰途に着き、またスカイラインを登り、ガスで何も見えない瓶ヶ森林道を走りR194へ出た。4時間6分かかって家に着いた。