山日記101番(05.11.03烏帽子山 登山口から登山口まで
2005年11月3日(木)文化の日 曇り一時雨気温15度

家(5:28)→清水(6:03)30.7km→脇町IC(6:15)42.8km→三加茂(6:45)69.0km→(7:45)登山口(14:37))91.3km→三加茂(15:26)114.7km→三頭トンネル(15:51)135.1km→R32(16:28)162.0km→職場(17:20)186.9km→家(18:08)193.4km

コースタイム
登山口(7:58) →わさび(8:38) →わさび(8:50) →道(9:19) →(9:37)峠(9:49) →落禿(10:23) →(11:20)前烏帽子(11:42) →(12:43)烏帽子山(13:15) →水音(14:17)登山口(14:26)
同行者:6人

1. 出発
 長袖シャツ二枚着てダウンを持った。カップラーメン大小、干しぶどう、チロルチョコ5個、水分1.5L、じゃむぱん、羊羹を持ち、今日は非常食とツェルトは持たず。サンクスで牛乳と昨日生協で買ったサンドイッチを持ち食べながら出発。脇町ICから美馬ICまで。江口駅に気付かずに通り過ぎ三加茂役場まで来た。
 職場に電話して様子を聞くと、大丈夫との返事で昨日の中村さんが続いてみていた。天気がよくなってよかったですねと。こちらは薄曇りで朝焼けで赤くなっていると報告。
 
 少し池田よりのローソンに入りトイレへ。客が多く楽に入れた。6時45分高知の女性4人とOKさん、Hさんと車三台で出発。桟敷峠から直は通行止めで、道の通り右折し東祖谷山村へ入ると紅葉は見事。深渕には三台駐車中であった。以前岩石が飛び出していた悪路は整地されてはいるが、泥道でしかし随分走りやすくなった。2時間17分で着いた。先客は香川の車が一台だけ。猿がギャーギャーと鳴いたのでOKさんが見に行った。

2.落合峠まで
 今日はスパッツを着用した。営林署小屋の横を通ったが朝はこの建物に気がつかなかった。沢に沿って上がって行った。曇っているので紅葉の美しさが映えない。ワサビの自生地が二箇所あった。葉っぱが光っているのがワサビだと高知の女性が教えてくれた。Hさんはテントに書かないように、みんなが取りにくるからと。ニコンFを取り出してHさんが広角レンズで撮った。隊列が長くなったが、ついに道路にでた。右に烏帽子山を見て10数分歩き落合峠に着いた。駐車場に数台、ここに三台。

3.前烏帽子山へ
 小休止して落禿へ。鎖場は急で腕力を使い楽に下りた。ここは笹は刈り払いされており、今年の春のような深くて狭い登山道ではない。随分歩きやすい。Hさんが稲むら山であった夫婦と再会したが、彼らは僕を見て何処かで会ったと言った。後で烏帽子山でもう一度会うと、どうもあの機関銃のようなしゃべり方は、記憶がある。ここの登りは急だ。雨が降ってきた。落合峠から1時間31分で頂上。土佐矢筈山の右の少し白っぽいところの左が京柱峠だとの説明で、その峠と土佐矢筈山は結構距離がある。
 
 雨が本降りになる前に昼食。ラーメンの小を作り食べたが、Hさんがいなり二個、高知の人がゼリー一個くれた。腹一杯になった。あの夫婦もやってきた。

4.烏帽子山へ
 雨具のズボンとスパッツをして、小枝が両脇から道に張り出している道を進むと、間もなく笹が腰の深さになった。高知の三人組みとすれ違い際に、スーパー林道について話を聞いたが、高知側は通れるようだ。笹が肩までの深さになり、これは雪が降ると完全に分からなくなる。北へ向かって直登しているのは尾根が狭いからか。1時間1分で頂上へ着いたら、数人いた。

 気温15度で三角点の石柱に、やっと1669.9mと読める灰色になった木の標識が置かれていたので、これを手にもって天狗塚をバックにして記念撮影。この板切れはその後何人もの人に手渡されて、記念写真の必須アイテムになった。ちょっと西に行って断崖の上に出ると絶景かな絶景かな、赤、黄、緑の織り成す錦絵か。
 丸亀から落合峠が見えると言ったこの夫婦には会ったことがあるようだが、思い出せない。あの機関銃のようなしゃべり方にはたしかに記憶がある。屋島の頂上から阿讃山脈の大滝山と竜王山の間に剣山と次郎笈が見えることを教えてあげた。

5.下山
 南の前烏帽子山経由で来るより東の登山口から上がってくる人が多い。ゆっくり休んで雨具のズボンを脱いで第四ラウンド下山の開始。急坂の連続で道は落ち葉で覆われ さらに湿っていて直に下っているので滑り尻餅は必発だ。林床は笹で薄日が射し、紅葉はすばらしい。
 沢の水音が聞こえだし、朝素通りした烏帽子山への道標で鋭角に左折して、水音から10分して崩れかけた営林署小屋の横を通り登山口に着いた。烏帽子山から1時間11分。ゆっくり歩いて6時間29分のこの周回は初めてだった。累積上昇高度は892mで下降高度は873mであった。急いで帰りまた気になっている職場へ。