山日記102番(05.11.05 石堂山1636m 登山口から登山口3時間3分)
2005年11月5日(土)快晴17度 微風

家(8:13)→脇町IC(9:19)43.0km→半田(9:40)62.0km→(10:30)84.7km石堂神社(13:44)84.7km→R192(14:28)108.5km→R32(15:21)144.8km→仕事場(16:15)169.0km

コースタイム
石堂神社(10:36) →4等三角点(10:56) →白滝分岐(11:26) →(12:03)頂上(12:30) →白滝分岐(13:00) →三角点(13:27) →登山口(13:39)

登り1時間27分
下り1時間09分

同行者:なし

1. 出発、神社まで
 8時半まで待機だった。ガス、カップラーメン大、ブルーベリージャムパン、チロルチョコ、干しぶどう、ポカリ1.0L、水500ml、非常食のチョコとカロリーメイトを持ち、靴はシリオを持ち長袖シャツを二枚着て出発。清水峠、脇町IC、美馬IC経由で半田へ行き、武原外科で左折した。石堂神社まで3kmの標識があるがこれは目的の神社とは違う。3年前の記憶はあやふやであったが、四駆はさすがにどんどん登る。大惣への道標があり、あー間違ってなかったと安心した。鋭角に右折して荒れた道を行くと、コンクリート舗装されたところに来た。ここは3年前は地面だった。今日は急なコンクリート坂道を下り、登り石堂神社まで行った。半田から50分。先客は1台のみ、徳島のランクルがあった。以前あったトイレはなくなっていた。標高1200mの標識あり。ここで高度計を1200mに合わせた。

2. 頂上まで
 すばやく準備して出発。神社の西(右)に登り口があり、初めは尾根の北側にあるやや急な幟の立っている坂、紅葉している木の下を登っていった。すぐに尾根に出て、右は半田で杉の植林帯左は紅葉した広葉樹林帯で、日は左前の南東から射してくる。三角点まで20分。3年前より萱が多くなっている。時々上空からジェット機の音がし、鳥の小さいさえずりが聞こえてくるのみ。その内遠くの片川の谷から水音が聞こえるようになり、左前に矢筈山が樹間から見え出した。笹も以前より茂って道が狭くなっている。右に阿讃山脈と大川山も見える。尾根の南斜面の笹原の中を上がり、白滝分岐まで50分。
 
 笹原が深くなり、歩くとザーザーと音がして、立ち止まると突然無音になる。高くなると紅葉は終わって、道は乾燥した落ち葉で覆われている。滑らないので楽に歩ける。
 あの峰が頂上かなと思って、やっとたどり着いたのが間違いでその向こうのがそうだった。確かにまだ御塔石は見ていなかった。その峰を越えて少しすると御塔石へ。これは逆光だったが一応矢筈山をバックにして撮らざるを得ない。

3.頂上
 そこからすぐ頂上に着いた。1時間27分。だれも居らず、気温は17度で微風。1636mで高度計は1651mであった。双眼鏡では矢筈山の頂上に3人。木が邪魔で烏帽子山が見えないのは残念、寒峰は落禿に隠れている。南には小さい天狗塚がちょこんと飛び出している。
 30分頂上にいたがだれも来なかった。先行者は矢筈山へ行ったようだ。ストロベリージャムパンを食べて昼食にした。干しぶどうとチロルチョコも。西へ向かう笹の中の道は地図では廃道になっている。

4.下山
 少し下りると、今上がって来た尾根がよく見え、向こうの端に道も見えるので石堂神社の見当が着く。快晴の青空の中、鷹が上昇気流に乗り旋回しながら高度を上げている。やはり鷹は品格がある、カラスやトンビが馬鹿らしく思える。しかし、まさか我輩を狙っているのではあるまいな。この夏丸石でも我が頭上で鷹がまっていた。それほど疲れてフラフラでもなかったが。
 
 白滝分岐で少しだけ白滝方向へ歩いたが笹が深くてすぐ止めた。これはまた日を改めて。登山道脇から雉がバタバタバタと超低空飛行で逃げていった。黒笠山方向から鋭い鹿のキューンキューンという鳴き声が聞こえてくる。これが終わるとまた遠くから聞こえてくる沢の水音だけの静寂。
 三角点を過ぎ、紅葉の尾根道を下り1時間9分で神社に着いた。朝の四駆はまだあった。累積上昇高度は567m、下降は568mであった。今日は誰にも会わなかった。珍しい。20001206号のなかちゃんさんの石堂山は市毛良枝さんとカラスが出てきて興味ある記事。

5.帰途
 44分でR192へ出て、そこからR32まで53分であった。飲んだ水は500mlくらい。