104番(05.11.20白山と嶽山)
2005年11月20日(日)快晴
白山神社鳥居(1:51)→(2:11)頂上(2:23) →登山口(2:20) 登山口出発(3:01) →(3:16)頂上(3:28) →登山口(3:42)
同行者:なし
8時に八面山か津志岳に行くつもりで35Lのリュックに準備していたのだが朝早く急用が出来てそれが終わってから、17Lリュックをだして急いで出発した。
1. 出発
昼食をたべてモンベルのフリースと200mlポカリをいれてから出発した。ラジオからペースメーカーと高橋尚子選手をいれて5人が先頭集団を形成し間もなく折り返し点だとの実況中継が聞こえる。県道109号を北にある大きい建物目指して左折した。電車道を越えるとサンピアさぬきの名前があり、初めてこれがサンピアであることを知った。広い駐車場の端に置き、白山神社のノミの市横で尋ねると、神社の左から山に登るとのこと。車に引き返してシリオの靴をはき、リュックを持ち出発した。デジカメケースは移動していないのでカメラは手に持った。
2. 頂上まで
道はコンクリートで固められ、伐採された跡のジグザグ道を上がって行った。かなり緑で覆われているが、所々赤土が出ている。その内西へ向かう広い建設中のトラバースがあり、その口は通行止めの標識で閉鎖されている。少し上がるとまた同様のトラバースがあった。異常な計画であるような感じだ。香川銀行が寄贈した五号目の標識があり、少しの間だけコンクリートが途切れて土と石の道になり次に階段道を上がって、向こうに建物が見え出して頂上に着いた。歩行20分、標高203mで快晴で暖かい。
頂上神社の向こうに木で作られた古い展望台があり、若い男性が二人茶をラッパ飲みしながら風景を論じていた。空気が澄んでいるので360度の展望はすばらしい。
東には女体山と林道が通る低い所、そこから急坂になりその南の矢筈山付近が見える。高松市街、五剣山、鬼が島(女木島)、小豆島が見えて、屋島は手前の山が邪魔で見えない。志度カントリーと津田カントリーの建物までよく見える。南の嶽山は逆光で暗く見え、手前の農業用ハウスの屋根だけが光っている。登ってくる老男性に地肌が隠れて良かったですねと言うと、まだこれは崩れるで、との彼の意見であった。
3.嶽山へ
駐車場に帰りシューズを運動靴に換えて嶽山へ。ラジオからはインタビューに答える澄んだきれいな声が聞こえてきた、ということは高橋選手は優勝したのだ。
そのまま南へ走ると運動公園に来て嶽山が西に見え出したので、ターンして引き返し西に走った。そのうち香川用水に沿い始めフェンスの嶽山登山道の標識に出くわした。そこを車で突っこんでいくとすぐに広い駐車場に来た。階段道を歩き始めたが運動靴のままであるのに気付き引き返してハイキングシューズに換えた。樹林帯を抜けると岩の尾根道になり展望が一気に開けた。紅葉したハゼの木があちこちに見える。東の尾根は岩石がもろに出ていかにも嶽の感じだ。
ステンレスの鎖が支柱のたびに角度を付けて上に向かい伸びている。岩のグリップが良いので安心して登れる。急なところは三点支持が楽だ。右に踏まれていない古い道があり、これは鎖が出来るまではみんなが通ったのだろう。頂上の鳥居まで鎖が続いていた。
ポールがあり、ここにもよく日の丸が掲揚されている。三角点の横に祠があるが、南にも祠のある峰がある。向こうが高そうだが、実際はどうだろう。向こうまでの小さい岩の吊り尾根は滑らなくて歩きやすい。ここまで15分で来てしまった。
360度の展望はすばらしい。琴平の象頭山、飯野山、六つ目山まで見える。南にはグランドゴルフ場、東には三木総合運動場とはるか向こうの女体山。北にはさっき登った白いトラバース道が二本ある白山が見える。風景を十分楽しんでから下山開始。岩場はやはり鎖をつかんで下りると楽だった。車に帰りパンを一個食べポカリを200ml飲んだ。誰にも会わない静かで白山よりずっと楽しい山。