山日記111番(05.12.29丸笹山 登山口から登山口3時間12分)
2005年12月29日(木)丸笹山1712m 気温マイナス4度 弱風 快晴

家(5:54)→清水峠(6:37)30.7km→剣橋(8:02)79.6km→夫婦池(9:06)99.7km 夫婦池発(13:02) →R192(14:38)137.1km→R377(15:08)161.8km→家(16:04)192.9km

コースタイム
登山口発(9:18) →(10:44)頂上(11:50)→登山口着(12:30)
同行者:なし

1. 出発
 ポカリ1L、湯500ml、チョコ、羊羹、ジャムパン一個、カップラーメン、干しぶどうを持ち、スノーシュー、ストック、アイゼンも50LOSPREYに入れた。夕べコープで買ったサンドイッチとサンクスで買った牛乳が朝食。土釜のトイレで休憩。剣橋の下流ですでに道は凍っていたがチェーンをつけたのは一宇の道路標識を少し過ぎてから。除雪は見ノ越までしていたが、そこにはだれも車もなかった。剣神社への階段に1−2人の踏み跡があるだけで剣山頂上には多分行けないだろうと思って引き返した。雪量は多く、トイレ前には雪は背丈に積まれていた。
 夫婦家横のトイレの中まで雪が積んでいる。ラフォーレ剣山前まで踏み跡が付いているが車は行けないので、少し広くなった道横に駐車した。

2.頂上まで
 雄池は雪で覆われ、付近の積雪は多分膝の深さで歩くとキュキュと音がする。登山口には踏み跡が残って、靴のまま上がって行った。今日はまだ誰も上がっていない。雪はクラストしてだいたい踏み抜かなくて歩けた。鹿の足跡が縦横につき、肉球のある足跡も見えた。
 
 枝が時々雪で垂れているが先週の寒風山のように通れないことはない。林の中は確実に踏み跡が追える。雪原に出ると西方に塔ノ丸、三嶺がくっきりと見える。スキー場も見える。雪原には風紋が付き、ここになると踏み跡は消えていたので頂上めざし真っ直ぐ、30cmくらい沈みながら歩いた。スノーシューで歩いた後が、風で飛ばされずに楕円形に残っていた。

3.頂上
 1時間26分で着いた。気温マイナス4度で弱風、快晴で全て見える。北方面は樹木で見えない。平家平か天神丸かよく分からない。矢筈山もこの方角からは不確か。踏み跡も今日は少ない。じっとしていると寒いのでジャケットを着てツェルトを被り上向きに寝ていると太陽熱で暖かくなってきた。
 下から夫婦がスノーシューで上がって来たのでツェルトを仕舞っていると、モンベルで会いましたねと女性が言った。国見山へ行った時ですと追い討ちをかけられて思い出した。当日彼らは梶ヶ森へ行ったそうだ。女性はMSRをはき、男性はグレゴリーの35Lを背負っていた。黄色いテントの○○ー○○ーさんですかと聞かれた。写真を撮ってあげた。e-mailで送りましょうかと言ったが、どうもあまり乗り気でなかった。川之江の人で二人であちこち行っている。ベースキャンプで立山にも行ったそうだ。

4.下山
 1時間近く頂上にいて別れを言って下りた。わずか40分で登山口に着いた。ラフォール剣山のベンチに座りラーメンを作り食べた。ここで雪は膝の高さ。雄池の近くにも鹿の足跡がたくさんついている。僕の車の前に3ナンバーのスズキエスクードがあり235mmのstudless tireをはいていた。今日ここに登ったのは3人だけ。車は横を通った二台だけ見かけた。朝より雪が少なくなっていて一宇の道路電光板の近くでチェーンをとった。貞光、清水峠を通り帰宅した。