山日記114番(06.01.22剣山1955m )
2006年1月22日(日)晴れ強風気温マイナス5度
家(5:42)→R438(6:52)59.5km→土釜トンネル(7:07)70.6km→剣橋(7:28)81.7km→見ノ越(8:25)99.9km
見ノ越(13:16)100.0km→R192(14:52)139.9km→R377(15:20)164.6km→家(16:21)195.6km
同行者:なし
1. 出発、見ノ越
昨夜は少しウイスキーを飲み9時半に寝、今朝は目覚ましで5時20分起き。快晴で月がくっきり。昨日コープでウインナーパンを朝食用に買い、ジャムパン、カップラーメン、干しぶどう、チョコ、羊羹、湯500ml、ポカリ500mlを持ち、オーバージャケットとパンツ、スノーシューもリュックにいれ、ストックはリュックに付けた。サンクスで朝食用の牛乳を買い出発。
県道10号を行きすぎて引き返したので少し時間と距離がかかったが、他は順調に走った。土釜トンネルの手前でトイレ休憩、珍しく車が2台停まり数人降りてきた。雪は思ったより少なく、一宇の道路標示のところではまだ雪はなく、つづろ堂のかなり上の大きい土砂崩れの防御壁のところで、先行の徳島の団体のバスと一緒に付けた。
夫婦池周辺には車が5−6台駐車中で、塔ノ丸の所には車はなく踏み後もそのときにはなかった。見ノ越への道は轍がついていたが少しであった。見ノ越は雪が一杯だが昨年末よりは少ない。一階に我が車をいれて三台あり、ちょうど徳島の夫婦が登山準備中であった。「剣山ですか」と聞くと「そうです」との返事であった。
2.頂上まで
登山口から少し手前で斜めに上がって神社にでていたのでその様に僕も歩いた。雪は硬くであまり沈まないので歩きやすかった。標高1600m付近で前に夫婦を捕らえた。先に行かせてくれたので、追い抜いた。先に上がっている人は長靴で歩いている。今日は4人だけ。先日は伊予富士にも行ったが雪が深くてスノーシューもなく時間切れで撤退したとのこと。
西島駅でオーバージャケットを着て羊羹を食べている内に、尾根道が雪が少なくて良いとはなしていたのに、二人は大剣道を行ってしまった。仕方なく続いた。西島から360mの標識を200mくらい過ぎた谷で道が分からなくり雪も膝まで入るようになり、徳島の男性と協議して撤退し、刀掛の松へ斜面を直登することにした。雪はクラストして歩きやすかったが斜面が急で疲れ右の下腿筋が痛くなった。寒くて電池がすぐ切れ、リチウム電池もなぜか今日は全く働かなかった。と言う訳で写真はよいのが撮れなかった。ホッカイロをデジカメのパウチに入れていたが期限を6年も過ぎているので全く暖かくならなかった。
刀掛を過ぎてからなぜか体がだるくなった。道は夏道よりかなり右について本来の道は全く分からなくなっていたが、クラスとしているので十分歩けた。雲海荘目指して直登であった。
3.頂上
快晴で強風、気温はマイナス5度で寒かった。徳島の人は、香川の人はすごいな、インターネットでもよく山登りしているな、と話していった。京柱峠からここまで歩いているな、とも言った。写真をとってもらい、彼らは向こうへ行ったので、僕はリュックを対象にして剣山頂上の碑や例の四角の岩をバックにして写真を撮った。今日は体調が悪くとても次郎笈まではいけない。寒くて体調が悪くなったのは先日の寒風山でもそうだった。こんなのでは遠出できない。
雲海荘の横でラーメンを作っていると夫婦が来て、リュックを見てスノーシュー持ってますねと言った。彼らが下りて食事を食べてから僕も下山した。
4.下山
刀掛ノ松の少し上で男性が写真撮影中で、立派なカメラを持っているので聞くとキャノンのデジカメで1200万画素で30万したので、十分撮らないといけないと言っていた。三脚を持たせてくれた、カーボン製で非常に軽かった。
下りは楽であっという間に西島駅、見ノ越に着いた。装備を解いているうちに徳島の夫婦は車で帰ってしまった。
5.帰途
夫婦池周辺にはまだ数台あり、道は10数人がスノーシューをはいて歩いていたので、これはスキー場へ向かっているなと感じた。実際その通りで、そこには徳島の何かの団体のバスがありそれは一緒のところでチェーンを付けたバスであった。暖房が効いてだんだん体調が良くなっていくのが分かった。
来た道を逆に走り、長尾道の駅で停まりトイレへ、しかしここにはチリ箱がなく、ゴミが捨てられなかった。駐車場横の蕎麦屋にはステーキもサービスしていた。胃の不調は帰宅した頃にはもう直っていた。