山日記115番(天狗塚1812m登山口から登山口7時間38分)
2006年01月28日(土)天狗塚1812m曇りのち快晴弱風 気温マイナス3度


家(5:07)→琴平(5:49)37.5km→たからだの里(6:01) →(8:22)125.7km登山口(16:39)125.7km→R439137.7km→R32(18:06) 168.3km →たからだの里(18:56) →家(20:08)256.7km

コースタイム
登山口(8:36) →1476m峰(9:45) →笹原へ(10:50)−3度→いざり峠(11:15) →(11:35)昼食→(12:45)頂上(13:11) →牛の背ターン(13:37) →峠(14:31) →下山開始(14:47) →樹林帯へ(15:00) →1476m峰(15:35) →登山口着(16:14) →車(16:17)

登り4時間9分
下り3時間6分
同行者:三人

1. 出発
 昨夜Hさんから電話があり、他の二人と天狗塚へ行くことになったが先日の急性胃腸炎からまだ完全に回復していないのが大いに気に掛かった。しかし絶好の機会なので一つ片事で行くことにした。6時に財田で落ち合う予定。 もう一つ心配なのは先日の剣山と寒風山での胃炎、これは体が冷えたのが原因らしいので今回は早めにジャケットを着ることにした。
 
 パンを三つ、カップラーメン、チョコ、羊羹、干しぶどうを持ち、朝の飲み物はコンビニで高値めの飲み物を買う予定。オーバージャケットとパンツ、スノーシューはリュックに入れ、電池はリチウムも入れた。
 目覚ましが鳴らなかったが4時50分に自然に目が覚め、急いで湯を沸かし魔法瓶にいれ慌しく出発した。飲み物は150円のコーヒー牛乳。80kmで飛ばして6時1分に財田に着いたら、Hさんと石鎚山で一緒になったHrさんがすでに来ており、すぐに高松から一人やってきた。出発し、モンベルで小休止して。ここで喫煙者と非喫煙の僕、Hrさんに別れて乗車。4年くらい前から一人で山へ行っており、先日も一人で石鎚山へ行っていてHさんと会ったとのことで、昨日急に天狗塚へ行こうと誘われたらしい。
 
 西山林道へ入り、間もなくチェーンをつけたが向こうはスタッドレスタイヤだ。登山口には四国放送の大型車が二台と香川のスターレット、徳島の車の4台で、我らは向こうに少し下り駐車した。3時間15分かかった。

2.頂上まで
 みんなスノーシューを持ち、ピッケルはやめた。階段を上るともう雪道で踏み跡ははっきりあり歩きやすく、Hさんが先頭でゆっくり上がって行ったのでえらくはなかった。僕はいつも速過ぎる。途中で小休止、1476m峰まで1時間9分、ここで干しブドウを食べた。少し寒くなったのでオーバージャケットを着た。登り一辺倒でだんだん雪が深くなってきたがよくクラストしているのでたまにズボッと入るくらいで歩きやすかった。樹林帯の上の方で4人組が降りてきたが、簡易アイゼンであった。単独男性が下りてきた。笹原まで2時間14分、気温マイナス3度。
 
 夫婦が下りてきて、その上に大きい望遠レンズ、三脚付きのカメラを持った男性。笹原まで2時間14分、気温マイナス3度。さらに行くとどうも見たことありそうな人がやってきた。○○ー○○ーさんと言われて、紫雲さんであることが分かった。夫婦で登山であった。われら4人の写真を撮ってくれ、僕も夫婦の写真を撮ってあげた。
 いざり峠まで2時間39分、まだガスの中であったが少しづつ晴れてきている。コメツツジの間の道が少し分かりにくいところがあったが、少し戻って正しい道に乗った。少し下って大岩の横で昼食休憩。他の二人はガスを持ってきていた。天狗塚が見え始めるとワーという歓声が上がった。山にいるのは我ら4人だけ、みんな降りてしまった。天狗を撮ると少し逆光になるが、みんなで撮りあった。Hさんは6x9のカメラを取り出して撮った。

3. 頂上
 4時間9分、気温マイナス3度、微風で快晴、暖かい。ここで昼食も十分できた。Hrさんは地図を広げ、あれが石立山、中東山と理詰めな話だが、Hさんは適当で地図を信用しない。Zeissでみると三嶺頂上に南向きに二人立っている。13時11分頂上を降り牛の背へ行くと、雪は硬く全く沈まず、アイゼンがかりかり言う。北にある岩に登り写真を撮ってもらった。あとの二人は僕らほど写真に拘泥しない。

4.尾根
 13時37分Uターンし、トラバースをとおり尾根道にでたが、Hrさんは少し遅れ気味になり、Mさんはどんどん先に行ってしまう。ますます天気がよくなり、石鎚山から笹ヶ峰、沓掛山、赤石山系まで見え出した。そのまま東へ向かい、綱付け分岐が見えるようになり、そこでクラストした雪原でまたまた写真撮影。今日ペンタックスを持ってこようかと思ったがやはり持ってきたら良かった。

5.下山
 14時31分引き返すことにして、14時47分いよいよ尾根から下りはじめた。西日が明るく降りるのがもったいない。霧氷は溶けかけている。上から見るとこの坂は相当急だ。15時00分樹林帯、オーバージャケットを脱ぎ15時35分1476m峰、ここで小休止。16時14分登山口に着いた、もう車は4台とも帰り、我らの二台のみ。同17分車のところへ。我ら以外の10人が4台の車で来ていたようだ。

6.帰途
 帰りはHrさんと車に乗り、ずーっと会話。よく喋るひとで観音寺で昔狭心症をわずらっているが、よくトレーニングセンターで体力増強運動をやっていると。僕のOspreyセレス50がいいですよと言うと、手帳にメモしていた。12kmかかり三嶺タクシーよりかなり上流へ出てしまった。42km、1時間27分で国道32号に出て、たからだの里まで2時間17分。高松までまだ1時間12分。体調は完全で腹具合いも良い。体重は54.4kgになっていたが夕食を食べると55.6kg。