山日記120番(三嶺1893m 登山口から登山口6時間40分)
2006年03月05日(日)快晴 頂上2度 風あり やや霞みあり

家(5:25)→たからだの里(6:20)46.6km→井川池田IC(6:38)61.8km→モンベル(7:00)83.6km→大歩危橋(7:04)87.6km→西祖谷道の駅(7:19)95.4km→京上(7:38)108.4km→いやしの温泉郷→(8:15)登山口(15:22)130.1km→京上(15:52)148.8km→大歩危橋(16.20)169.5km→モンベル(16:25)173.5km→IC(16.50)195.4km→たからだの里(17:11)211.1km→家(18:29)257.8km

コースタイム
三嶺駐車場(8:30) →平尾谷登山口(9:11) →アイゼン(10:06)10分休み →ダケモミの丘(10:30) →まゆみの木(11:10) →(11:40)ヒュッテ(12:20) →(12:35)頂上(12:55) →だけもみの丘(13:46) →平尾谷登山口(14:27) →駐車場(15:10)

登り4時間5分 
下り2時間10分
同行者:なし
2006年3月1日からみよし市になった

1. 出発
 昨日はある会合で興奮していたようで、昨夜9時半にねたら今日午前1時半に目覚めて、以後眠れなかった。起きたのは5時。着るものはいつもと同じで、長袖下着、シャツ、ダウンジャケット、薄いタイツ、と冬用のズボン。ポカリ500ml、湯500ml、茶350ml、パン2個、チョコ、干しぶどう、羊羹、マミヤ645ももち出発した。ジャムパンとコーヒー牛乳を食べながら走り、西祖谷道の駅でトイレ。途中いやしの温泉郷をみに行ったが車はなく、今日は雪が深そうなのでここは止めて名頃へ向かった。我が車をいれてすでに五台。

2.ヒュッテまで
 スノーシューは置き、アイゼンとオーバージャケットはリュックへ、ピッケルはカンプのを持ったが、今年はまだblack diamondのを使っていない。一昨日の雪で山は2週間前より白く見える。霜柱のたった三嶺林道を上がると確かに雪の量は前より多いが、新雪で歩きやすい。林道から三嶺が今日もよく見える。

 平尾谷登山口は確かに雪が多く地面が完全に隠れている。踏み跡が前よりはっきり着いているので樹林帯でも迷いそうな感じはしなかった。マットをくくりつけた単独者が降りてきた。クラストした上に新雪が積んでいるので滑るようになり、ダケモミの丘の少し下でアイゼンを着けてついでに、干しぶどうも食べて10分間休憩した。2週間前に迷ったところが分かった。右岸を越えてさらに右に行き過ぎていたのだ。左岸に一度谷川わたって帰るのが正解であった。
 
 ダケモミの丘で二人連れが座り込んで休憩中であり、その横を通りついでに大岩のしたはどうか尋ねると、十分アイゼンでいけるとの返事であった。気温は高めで急坂ではザラメになっていた。尾根にでて右折するのだが、すでに笹が出ていて先日の様子とはかなり異なっている。まゆみの木付近でえらくなり、休んでもなかなか回復しなくなったので、これはシャリバテだなと思い、干しぶどうを食べたが回復せず、といっても座り込むところもなく、どうにか休み休みヒュッテまで辿りついた。3時間10分。大岩の下の雪はかなり溶けて薄くなっていた。
 
 高知の10人くらいのパーティがいてスキヤキを始め、同時に僕はカップラーメンを作りあまり食欲は無いが、低血糖に違いなくそれを胃に流し込んだ。シャツは汗で濡れて、背中からもうもうと湯気が立っている。半分食べて、常置している薄いマットを敷きオーバージャケットを着て上向きに寝た。少ししてまたラーメンを食べ少し元気になった。小屋は気温7度で温い。

3.頂上
 頂上へ向かっていると女性二人組が下りてきたので脇へよけて道を譲ってあげた。頂上には5人くらいいたがすぐに下りて僕一人になった。池と小屋剣山次郎笈を入れて55mmレンズで撮った。頂上は春風である南風が強く、気温は2度で快晴だが空気はわずかに霞んでいて、真冬の済んだ空気とは完全に異なっている。祖谷山系、剣山、高の瀬の雪は2週間前より多くかなり白い。三角点標石にカメラを置き、天狗塚を背景にし、それから祖谷山系を背景にしてタイマーで自分の写真を撮った。三人が小屋方面からやって来て西熊方面へ下っていった。この頃には体調は回復していた。

4.下山
 もう1時に近いので下りることにした。大岩を過ぎると向こうに数人が下りているのが見えた。木の枝が雪崩れで下向きに倒れているので歩きにくいが、樹林帯に入った辺りで前の人たちに追いついた。熱くなりオーバージャケットは脱いだ。尾根を下り左折するところは前に間違ったところだ。今日は踏み跡は完全についている。
 ダケモミの丘で前の五人が座り込み湯を沸かし始めたので、ポカリを飲み干しチョコを食べてお先にといい、下りた。ズーッとスノーシューの跡が付いているのは、登る時にあった男性の跡らしい。平尾谷口まで1時間32分、ここから駐車場まで43分。雪は朝より溶けている。駐車場であちこち写真を撮っていると、五人が下りてきた。かれらは全員香川の車に寄っていったので香川人だろう。お茶は350ml残ったが湯とポカリは飲んでしまった。
5.帰途
 秋山商店で120円のアクエリアスを買いすぐ飲んでしまった。3時間7分で127.7km走った。