山日記122番(次郎笈1929m 登山口から登山口5時間25分)
2006年03月19日(日)薄曇り気温4度 弱風

家(5:50)→R192(6:48)44.2km→(8:13)見ノ越(14:13)94.2km→R192(15:24)134.1km→R193(15:36)144.7km→職場(14:50)191.2km→家(17:40)198.1km

見ノ越(8:40) →(9:30)西島駅(9:35)→刀掛ノ松(9:56) →剣山頂上(10:40) →(11:30)次郎笈(11:55) →水場分岐(12:11) →西島分岐(12:28) →また分岐(12:35) →頂上(13:00)→西島駅(13:35) →駐車場(14:05)

登り2時間50分
下り2時間10分
同行者:なし

1. 出発
 目覚ましで5時に起きたがぐずぐずしているうちに薄明るくなり5時50分出発。アイゼン、ピッケル、湯500ml、茶350ml、ポカリ500ml、チョコ、パン3個、干しぶどう、羊羹、カップラーメンを持ち、オーバージャケットも持った。
 つづろ堂にも雪は全くなく、スキー場を越えてから雪が多くなったが四駆で走行できた。見ノ越駐車場には僕ともう一台のみ。簡易トイレで排便。店の掃除に来ている高年女性が一人見えた。帰りにもまだいて、ロープウエイはいつ開始ですかと聞くと、雇われているんでわかりませんとの返事。

2.剣山頂上まで
 出発したが携帯電話を忘れて取りに帰り10分浪費した。剣神社の温度計は2度で、上がり口は凍り付いているが、踏み後は昨日のがきれいに残って歩きやすかった。標高1600mの地点もまだ氷。雪に隠れた石の階段道を上がると、次郎笈が真っ白に見え出した。先日の雪がかなり積んでいる。青空で、阿讃山脈はよく見え、大川山もはっきり見える。西はやや視界が悪い。
 
 ロープウエイ駅の裏から尾根に取り付いたが、吹き溜まりになってテンテンまっぷは支柱が完全に埋まっていた。昨日のらしい踏み後がたぶん一人分残っており、少しいくと右からの踏み後が増えて登りやすくなった。クラストした上に新雪が積んでいる。刀掛ノ松から少し上がると、夏道からはずれて、直登して雲海荘に向かっているのは、この間と同じ。大検道に出会って、左へ行くのとそのまま雲海荘へ行くのと二つ道があり、今日は左へ行き鳥居をくぐった。頂上ヒュッテの温度計は2度。
 
 木道に雪は全くなく、頂上まで2時間もかかった。大きいカメラで次郎笈を撮っている人がいた。10X8インチのネガ。大きい露出計を持っていたので高そうですねというと、キタムラで中古で2万円くらいで買ったとのこと。次郎笈へ行きますか、撮ってあげますよというので、調子にのってそうすることにした。次郎笈の北斜面は真っ白だ。

3.次郎笈まで
 白骨樹で写真をとり、雪が融けて地面が所々でている道を下り、すぐに西島分岐にきた。踏み後はなく最近だれも行っていないようだ。クラストした大雪がたまにいく手を塞いでいるが、上によじ登って越えた。水場への分岐から上はさすがに雪が多いが下はクラストして、深く沈んでもせいぜい下腿の半分くらいであった。かなり雪は腐っている。尾根道にえんえんと鹿らしい足跡と肉球がはっきり見える足跡が続いている。霧氷はない。

4.次郎笈頂上
 剣山から次郎笈まで50分。気温4度、上は雪はなく見晴らしは良いが、石鎚山、笹ヶ峰は見えない。一ノ森から槍戸山まで雪が白い。今日はあまり疲れておらず、ラーメンを食べて下山した。頂上から見ると西島へのトラバースは通れそうであった。

5.下山
 単独男性が上がってくるので、すれ違い時に写真を撮ってもらった。軽アイゼンでフリーハンドであった。きっちり僕の踏み後に足を入れている。西島分岐で左へ行ったが、数分で踏み後が途切れて向こうは急斜面でとても横切れそうになかった。仕方なく引き返した。ゆっくり剣山頂上をめざして上がって行った。四角い岩で夫婦の写真を撮ってあげ、僕もその岩に登り撮ってもらった。ベンチで男性二人がガスをだして食事の準備をしていた。長居をせず来た道をそのまま下りた。西島から下はもう雪が溶け出して、神社の少し上の、朝は完全に凍っていたところもザラメ状であった。

6.帰途
 駐車場はアスファルトの雪はかなり融けて、滑ることはなかった。霧の峰の前の店で掃除をしている女性に、先の質問をしたのだ。順調に走りまず職場へよりそれから来た帰宅した。
 今日は水分はポカリ500mlと湯をラーメンの分約450ml取ったのみで、喉が渇いた。帰りに茶350mlを飲んでしまった。