山日記123番(剣山1955m 登山口から登山口3時間52分)
2006年4月1日(土)薄曇 気温7度から10度
家(5:56)→R192(6:54)45.7km→貞光(7:07)55.7km→つづろ堂(7:40)79.6km→見ノ越(8:15)95.6km
見ノ越(12:30)→つづろ堂(13:09)16.1km→剣橋(13.13)18.3km→R192(13:43)40.1km→清水峠(14.13)64.9km→家(15.05)95.8km
コースタイム
見ノ越(8:33) →西島(9:26) →刀掛の松(9:44) →(10:25)頂上(10:46) →下山(11:04) →(11:36)西島(11:55)
→駐車場(12:25)
登り1時間52分
下り1時間21分
同行者:なし
1. 出発
6時前はもう明るい。持ったものは10日まえの次郎笈の時と同じ。雪は先日より多く、つづろ堂付近で道脇に少し雪が残っているのは先日の降雪が原因だろう。スキー場を過ぎて少し進むと道に雪が積み凍っていて、崩れた道路は大きい鉄骨を組み修復工事中であった。見ノ越駐車場は雪は先日より多く、端に寄せられて高く積まれており、融けた雪がアスファルトに透明に凍り付いてよく滑ること。簡易トイレが二つ。ここで排便。登山口の手前に二台駐車中であった。霧の峰は閉鎖していたが、帰りにはシャッターが開いて開店の準備か掃除かをしていた。
2. 頂上まで
黄色いダウンをリュックに挟み込み、アイゼンとマミヤはリュックにいれかなり重めを背負って、神社横の凍った道を上がり出した。最近登りがえらいのは、単にリュックがマミヤとアイゼンで重くなっているからだとやっと気がついた。刀掛の松から上は夏道とは異なっているが、先日の道とはまた違って今日は鉄階段を通った。雲海荘へ直登している道もあるが、鳥居に向かうのもあり、そちらを選んだ。
薄日が射して頂上ヒュッテの温度計は7度。木道に雪はなく、四角い岩のところも雪はなし。
3.頂上
白骨樹まで踏み跡がなく、リュックをデポし腐れ雪が膝の下まである夏道を下り、次郎笈の写真を撮った。この雪では一人で次郎笈まで行くのは無理だろう。とって返し一の森方面へ向かったが、これも踏み跡はなく腐れ雪で膝下まで潜るのですぐに撤退した。5−6人の団体が木道を進んでいた。祖谷山系の後ろには霞みのみで何も見えず、いつもよく見える阿讃山脈は全く見えない。帰りにヒュッテの寒暖計を見ると10度であった。
4.下山
何の躊躇もなく来た道を下りた。西島駅でカップラーメンを作り食べていると、単独男性が下りてきた。朝凍っていた道はザラメになり、ずるずる滑りながら下りた。
霧の峰はシャッターが開いているので誰かが開店準備をしているのだろう。アスファルトに凍り付いていた氷は融けていた。今日は10数人の登山者を見かけた。
5.帰途
第五ヘアピンの少し下で道を横断する鹿に遭遇し、さらに下で尻の毛が白い小鹿を見かけ近づいて写真を撮った。杉を伐採してトラックに積んでいる作業現場に出くわし、数分待っている間に近づいて年輪を数えると70以上あった。今日は時間が早いので、帰宅してからシャワーを浴び仕事に行った。