山日記140番(06.08.31から06.09.03まで槍ヶ岳3180m 頂上晴れ早朝多分10度以下)
2006年8月31日(木)から9月3日(日)まで
家(4:20)→明石大橋(5:52)134.5km→米原JCT(7:44)314.5km→養老SA(8:00)337.5km→高山市(10:12)493.5km→アカンダナ駐車場(11:05)530.2km
アカンダナ駐車場(11:00) →一宮JCT(14:00) →吹田JCT(15:42) →鳴門大橋(17:00)→家(18:13)1062.2km
同行者:なし
ここ一週間くらい朝4-5時頃おきて屋島往復のトレーニングを続けていた。長袖の下着、ノースフェイスのカッターシャツを着た。ズボン下ははかず。靴下と下着の代え、モンベルのフリース、モンベルのズボン下、ダウンジャケット、雨具、ツェルトを持った。傘は持たず。水はスポーツドリンク1000ml、茶500ml、レーズンパン一袋を持った。リュックは今年は7.5kg、昨年は9kg。朝飯は昨夜買ったサンドイッチとジュース。
8月31日(木)
4時20分出発、高松中央インターから乗った。明石大橋で朝焼けがきれい。養老SAで給油、22.0Lで337.6km、15.3km/l走った、エアコンはつけずに。高山市内も平湯でも迷わずアカンダナ11時05分到着、530.2kmを6時間45分。シャトルバスで上高地へ、河童食堂でラーメン800円の昼食。河童橋から穂高連邦の撮影をし12時16分出発。明神が13時04分、徳沢13時47分、横尾14時45分で2時間29分要しすぐ部屋へ入った。弁当は出来ずパンとジャムなどの取り合わせで千円とは高いので自分の持ってきたレーズンパンを食べることにし、チョコも一箱買った。12人用の階段ベッド部屋の下段で全員で10人くらいいた。風呂は石鹸禁止でタオルもくれたが持ってきたのが損したようだ。晩飯はしっかり食べた。
9月1日(金)
朝食は5時半。単独女性が南岳へ行きたいと言っていたのが、あとで僕がそこへ行くことの誘引になった。5時50分にカッパを着て出発。薄暗い樹林帯の中をまだ霧のかかっていない風景を楽しみながら歩いていると、下山してくる人に三々五々と会うようになった。
6時40分一の俣、7時16分槍沢ロッジ着。写真を撮って7時24分素通り。樹林帯を抜けたが霧ばかり。大学生3人組みが先に行かせてくれた。彼らは西穂高まで縦走すると言っていた。樹林帯を抜け8時23分大曲、9時38分殺生ヒュッテ分岐に来た。13度。ここでリュックを下ろしレーズンパンを3個とポカリの昼食。まだまだ元気はあるが空気が薄くて歩く速度が相当遅くなった。時々ガスが切れて槍ヶ岳山荘が見える。上のほうに先行者が何人か見えるがなかなか追いつかない。11時30分山荘着。どこかの大学生写真を撮ってもらい、僕も撮ってあげた。明日の弁当も予約して9500円なり。シャツは汗で濡れている。
このガスの中を槍に登っている人が沢山いるので写真に撮った。霧がたまに切れるとブロッケン現象が見えた。カレーを食べると1000円。ウドンも同額。夕食はかなり豪華で全員で120人以上はいた模様。茶500ml100円で売っていたので補給した。二段ベッドの上階でハイシーズンは枕を並べて寝るようだ。ちゃんとまくらを並べている。今日は布団一枚に一人で上階には4人しかいなかったが、詰め込むと20人は入りそう。
夜になると快晴になり、夕日は真っ赤で、遠くの飛行機がいやに低く見え、北穂高小屋の灯が見える。どこかの女性とこの夕日を撮影した。山荘に医療機器があり血中酸素飽和度87%、脈拍71/分、血圧125/61mmHg。
9月2日(土)
快晴で5時から朝日を待っていたが、すでに暗い中槍ヶ岳に登っている人が何人もいる。雲海の向こうに富士山あり。5時20分カッパの上を着て槍へ、実際上がってみるとどうということはない。デジカメのリチウム電池が頂上で切れぼく一人で撮ってもらった写真が写っていなかった。以後は休み休み撮影することになった。スペアーのリチウム電池は確かめていたのに今日は全く動かないのは、昨日の雨で自己放電したのか。6時30分下山。テラスで三人組みと話をしていると南岳の手前から天狗原に降りる道があるのでそこから下りたらよいですよと勧められ、そうすることにした。
6時40分大喰山へ出発。快晴で富士山、南アルプス、穂高連峰がすぐそこに見える。いかにも軽そうな、はしゃぎまわっている中年女性がうっとうしい。7時13分大喰岳出発、一緒になった三人組みの女性が、僕の温度計を取り出し12度あると言った。引率している中年男性がこの辺をよく知っていて、天狗原への道は急だが特に危険はないので言ったらよいと勧めてくれたのだ。彼は歩くのは速かった。
中岳7時41分、中間点8時11分、天狗原分岐8時25分ここで彼らと手を振って別れを言ったが、少し休んでリュックを背負ったまま南岳へ向かい、また彼らに追いついた。8時45分南岳着。電池の力がなく休み休みでないと撮れない。西穂高駅の白い屋根がはっきり見える。10数人が北穂高へ向かった。南岳小屋がすぐ下に見える。
8時55分南岳出発。天狗原へ降りている二人が見えた。9時10分分岐の道標着、ここから急な坂を鎖や階段を伝って降りたらすぐに前の夫婦に追いついた。岩稜を下り、雪渓を横切り天狗池に来ると、見事に逆さ槍があって、電池の残りパワーを使って撮影。10人くらい上がってくる人とすれ違った。彼ら二人はここで座り込んで昼食の模様。ここから下はこの池を見に来る軽装の登山者が多い。11時3分上高地分岐。快晴で暑い。何人か座り込んでいる横で11時30分座り込んでパンとポカリとゼリーを食べた。カッターが臭くなったので沢の水で洗濯しリュックにかけて下った。沢の水は猛烈に冷たく、すぐ手が痛くなった。少し下った平地で昨夜談話室で見かけた女性が昼食を食べていたので、僕も座り込んで、炊き込みご飯の昼食。その夫婦は高知の人。彼女は昨日は高山病で頭痛と嘔吐があったとのこと。
12時55分槍沢ロッジ着、22度。ポカリを買い、飲んだ余りをペットボトルに入れた。望遠鏡があり、覗くと槍頂上の人が見えた。13時02分出発、14時11分横尾、15時05分徳沢、15時55分明神館着。今日は10時間35分歩いた。天狗原へ下っている途中に足の裏が痛くなり、右ヒザの外側も少し痛くなった。マメができた。8人部屋の若い男性と二人のみ。明日もここに泊まると言っていたたがどこへも行けそうにない時間だ。
9月3日(日)
明神池を300円払って見学、13度。7時25分出発。8時15分河童橋。CR-V3の電池は売ってないので、しかたなく単3を買ってみると上手くカメラは動いた。観光客が多くなっている。梓川に下りて写真を撮ってもらった。ウエストン碑を見学しそのまま田代橋を帰り帝国ホテル前のバス亭で待ったが、沢渡行きが圧倒的に多かった。20数分待ちやっとアカンダナ行きが来た。駐車場は昨年より車はズーと多い。
11時00分出発。一ノ宮JCTまで171.5km、3時間00分。一ノ宮JCTから吹田JCTまで1時間42分、151.9km。吹田JCTから鳴門大橋まで1時間18分、132.5km。高松で給油して18時13分家着6時間45分の運転であった、532km。
高速料金、駐車料金計ちょうど3万円、ガソリン代11711円、泊まり代26400円、大計68111円。その他お土産代など。