山日記176番(07.08.30から07.09.02まで奥穂高岳3190m前穂高岳3090m 頂上10度)
2007年8月30日(木)から9月2日まで

家(4:24)→名神へ(6:37)207km→養老SA(8:02)337.6km→一宮JCT(8:29)359.4km→ひるが高原(9:37)450.8km→飛騨清美IC(9:56)476.3km→アカンダナ駐車場(11:23)534.2km 高山市内で迷った

アカンダナ駐車場(9:13)→はなもの清美(10:19)45.0km→一宮JCT(11:56)171.5km→養老SA(12:13)193.1km→吹田JCT(13:57)324.0km→家(16:54)532km
オドメーターは18004kmから19070kmまで 1058.2km
 
 ここ二週間くらい朝5時頃おきていたが屋島往復のトレーニングはしていない。長袖の下着、ノースフェイスのカッターシャツを着た。ズボン下ははかず靴下は二枚履きLowaの靴。靴下と下着の代え、モンベルのフリース、モンベルのズボン下、ダウンジャケット、雨具、ツェルトを持った。傘は持たず。水はスポーツドリンク500ml、茶500ml、パック入りゼリー二つ、粉末スポーツドリンク、羊羹3個、チーズ3個、パン一袋を持った。リュックは今年は7kg、昨年7.5kg、一昨年は9kg。朝飯は昨夜買ったサンドイッチとカフェオレ。
 
 8月30日(木)雨
 4時23分出発、曇りで最近秋雨前線が居座っている。養老SAで給油、エアコンはつけずに22.0Lで337.7km、15.3km/l走った。高山市内で迷い時間を食いアカンダナ11時23分到着、534.2kmを6時間59分、昨年より14分余計にかかった。シャトルバスで上高地へ、河童食堂は混雑してラーメン800円の昼食。河童橋からカッパをきて13時丁度に出発、梓川は水量が多く僅かに濁っている。河床に大木がたくさん転がり川岸がかなり侵食されているところがあるのは、先月の台風の影響か。
 
 明神13時36分徳沢14時22分横尾15時16分で2時間16分要した。部屋に入ると先に奈良県の看護師でPentax645を持ってきた男性が横になっていた。右奥の下段にとこを取った。風呂に入り夕食、左利きの男性と女性の組と同席だったがこの人たちと後まで会うことになった。消灯は9時だったような。
 
 8月31日(金)暴風雨
 朝から雨で6時15分丁度にカッパを着て出発、風景は見えずかろうじて屏風岩が見えるのみ。本谷橋を越えるとさんさんと下山してくる人たちとすれ違うようになった。本谷川の水量は多くゴーゴーと流れて、その近辺で休憩している人もいない。

 雨は本降りで暴風雨だ。風が強く吹き飛ばされそうになる。本谷橋7時17分、涸沢小屋着は9時丁度で2時間45分。夫婦がいて女性は津田の生まれで屋島西町と香川町に住んだことがあり、今は神戸にすんでいると。雨が強くここで休憩していると後から横尾で食事を一緒にした大阪の左利きの男性と女性3人が到着、その後若者の一団も到着。ラーメンを食べ一人で11時20分出発、風雨は相変わらず強い。気温は15度。
 
 暴風雨は相変わらず、雨が顔にあたり痛く、合羽に当りバリバリと音がする。下のヒュッテが見えるのみでただ歩くのみ。ザイテングラードはきつい。2時間11分かかり13時31分穂高小屋着、がらんとして数人のみ広いストーブを焚いている板の間にいた。カッパ、帽子、雨がしみ込み濡れたダウンを乾燥室に入れた。この雨ではカッパを通して水が内部に入ってくる。
 
 夕食は30数人で右には若者の団体。部屋は白馬岳で10番、男女混合で僕の頭側には明日一緒に歩くことになった若い女性がいた。頭が少しいたく、8時頃寝床に入り横になると吸気をしてもまだ酸素が足らない感じがし、脈は一分間80台で多い、これは高山病のようだ。それに寝ていると放屁が妙に多い。食欲はある。1時に眼が覚めたがまた寝て4時すぎに目覚めた。
 
 9月1日(土)快晴、晴れ
 今日は晴れ、日の出を撮りヘルメットを被り6時に出発。学生たちがすでに穂高から下りてきていた。気温は10度。雲海、富士山、八ヶ岳等すべての山が見える。先行していた三人組みに追いつき、6時48分、頂上では写真を撮ってもらった。引き返すのなら上高地へ下りたほうが早いですよとの忠告に従いそうすることにした。6時55分発昨夜頭側に寝ていた女性と男性に追いつき追い越した。急な岩場を鎖で下った。
 かなりの岩場の繰り返し。左に涸沢、右は上高地河童橋、後ろは奥穂高と西穂高。リュックから水筒が飛び出したが紐で助かりしかしへこんでしまった。1時間25分かかり紀美子平に8時20分着17度。リュックを下ろし前穂高へ、後ろから例の若い女性が猛烈な勢いでせまってきた。道を間違いガレ場を直登した。8時51分頂上着。女性と男性、三人組みの6人のみ。下りは正しい道を通ったら楽だった。紀美子平では若者と高年者がたくさん休憩していた。
 
 9時40分紀美子平を二人に続いて出発。若い女性は下りの鎖場になるととたんに遅くなり、ついに疲れた頭が痛いと言って座り込んだので、先に行かせてもらった。重太郎新道は岩だらけできつく、ガスが出てきて風景はみえないが、登山者と次々すれ違い気がまぎれる。下に岳沢と赤い岳沢ヒュッテ向こうに上高地の赤い屋根が見える。

 1時間49分かかり11時29分ヒュッテ着、穂高岳山荘の弁当は美味で量も多く、これを記念写真撮影。ここから前穂は手前の峰の陰で見えず、奥穂高は雲の中。ほっぺたに米粒がついてるよと上高地から上がって来た男性に注意された。22度で快晴、水分がなくなりポカリ500ml400円で買った。岩場で手袋が磨り減り破れてしまった。
 11時56分出発、下から上がってくる散歩者にたまに会うようになった。林の中を過ぎ上高地の原生林の中も過ぎ登山口に13時25分着、1時間29分かかった。多くの観光客に混じり13時47分河童橋着。家に今日は明神にとまるとの電話連絡し明神館にも予約電話。ブルーベリーアイスモナカ300円は美味しかった。
 明日の平湯行きのバスの時刻を記録し、明神まで歩いて行った。15時34分、22度。階段ベッド8個の部屋に4人のみで右奥のベッドを選んだ。昨年、一昨年と同じだ。
 
 9月2日(雨 曇り)
 6時に起き散歩、17度曇り。散歩に行くと登山者の何人かに遭遇。雨が降り始め引き返し、朝食後7時32分出発。8時40分発のバスに乗るとまた例の左利きの男性をボスとする組に遭遇した。兵庫県勤労者山岳連盟J.A.さんで一行は平湯でおり高山まで行くそうだ。別れ際写真を撮ると名刺をくれた。
 
 9時13分アカンダナ出発、気温20度ちょっと高山は22-23度、愛知県は25度、京都は35度、垂水は29度、淡路SAは29度、高松は33度くらいで家着は16時54分、532kmを7時間41分で走り途中はなもの高原、養老SA、淡路SAで休憩して時間を食った。
 行き6時間59分、帰り7時間41分、往復1058.2km77.34Lで13.68km/Lの燃費。
 高速石油代39828円、
 山小屋宿泊食事代27400円
 その他お土産、間食代
 この1か月筋力トレーニングと過去2週間標高差1500mと1300mの山登りをしていたが、広背筋と肩付近の痛み、臀筋と大腿4頭筋の痛みがある。