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山日記193番(08.02.11笹ヶ峰1860m 登山口から登山口8時間41分)
2008年2月11日(月)快晴のち曇り 頂上マイナス1度 弱風 西条8.8/1.3 高松10.6/1.1 高知13.9/2.2
家(5:15)→大野原IC(6:10)63.3km
林道(16:56)→支線(17:03)→192号へ(17:27)→大野原IC→家(19:22)126.1km
コースタイム
林道(8:02)→登山口(8:28)→(9:50)宿(9:55)→(10:36)丸山荘(10:48)→(13:05)頂上(14:03)→(15:05)丸山荘(15:14)→宿(15:40)→登山口(16:19)→車(16:43)1.5度
登り5時間03分
下り2時間41分
同行者:二人
1. 出発
昨日Mさんも行くということになったがHaさんは来られず。天気気予報では今日は晴れのはず。昨夜9時就寝1時に目覚め、3時に目覚め以後良く寝られず、うとうとしていたら4時50分に目覚ましがなり起床。黒い厚タイツ、冬用ズボン、長袖シャツ二枚、ダウン、靴下二枚着用、Lowa靴。手袋二組、目出帽、ジャケット、昨夜買ったカフェオレと食パン2枚、湯500ml、茶350mlを二本、チョコ、羊羹、パン一個、バナナ、大福餅一個、カップラーメン一個、マミヤ645、スノーシューを持った。ピッケルストックと寝袋オーバーパンツは車に積んだ。リュックはオスプレイ50L。
大野原ICで降りMさんのパジェロに3人が乗り笹ヶ峰林道を上がっていったが、二週間前より雪は少ないが上のほうは車が通っておらず、二台先客の車があるところに停めた。
2.丸山荘まで
重装備でリュックは11Kgはあるはず。ピッケルはリュックに付けダブルストックにアイゼンを装着、ふみ跡はしっかりあり苦もなく歩ける。快晴で初めて使うサングラスで世間が茶色く見える。
空腹になり始め宿でおはぎを食べ元気を出し、われらを追い越した若い男性に続いてすぐに歩き始めた。雪は太ももまであるがふみ跡は完璧でスノーシューは不要。1時間22分で丸山荘着、誰もおらず雪は二週間前より深いが雪かきして、広場のベンチは完全に雪の中。バナナを食し出発。
3.頂上まで
すぐに降りてくる男性に会った。顔は黒く頂上まで一人で行き降りてきたとの事。まだ小屋の主人と女性二人、後二人組が残っていると。あとで分かったが彼は姫路の人でバス停から歩いて5時間かかり丸山荘まできて、さらにちち山まで往復したらしい。また男女の二人組にあった。雪は深くなってきた。われらを追い越した男性が雪が深く歩けないと言って降りてきた。
樹林帯を抜けると極端に雪が深く、夏道は全く分からずしかしふみ跡は付いているのでそれに従って上り、間も無くスノーシュをつけた。先人は直登していたのでわれらもそうしたが、ずぼずぼ入りエネルギーをたくさん使った。森下さんはシューを着けずアイゼンだけで膝まで入りながら後をついてきた。頂上近くになるとコメツツジの下が空洞になり、何度も腰まで踏み抜きえらい苦労。
4.頂上
丸山荘から2時間17分で頂上着。快晴マイナス1度、手袋を脱いでもそれほど冷たくならない。マミヤで撮影し来年用の謹賀新年を撮りカップラーメンを食べ時間をすごした。剣山牛の背矢筈山まで見えいうことなし。Zeissで見ると寒風山の上にたくさんの人が見える。間もなく南からスキーを履いた男性が上がってきた。
5.下山
本来の道を下りようということになり、西に歩いたが全くわからず、かえってずぼずぼ入りだしすぐに引き返し頂上に帰った。スキーの男性がさっそうと滑りおりたあと来た道を下り出したが、コメツツジの上に載った雪を何回も踏み抜いた。若者二人組とすれ違いやっと斜面のふみ跡に出た。急斜面をスノーシューで下るのは困難で何回も転びながら時には尻セードしながら樹林帯に入った。若者二人は我らを滑り越していった。
丸山荘には主人と女性二人、若者二人組がいて主人たちが出た後すぐに我らもアイゼンをつけて出発した。主人たちを追い越し頂上から2時間16分で登山口に着いた。気温は2度、雪は融けかけザラメの部分もあり、一部地面が出ていた。林道を24分歩いて車に着いた。気温1.5度。すぐに愛媛の若者二人がやって来た。
6.帰途
僕は助手席、Hさんは後席で31分で192号へ出て、高速で大野原ICへ。僕のパジェロに換え帰途についた。
今日の8時間近くの雪中の歩行は疲れた。少し膝が痛かったが翌日には治った。飲んだ茶は600ml、湯は400ml、バナナ一本、オハギ一個、パン一個、チョコ一個、カップラーメン一個で脱水気味。このくらい雪があれば一人ではとても頂上まで行けない。
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