08.05.04(日)

山日記203番(三嶺1893m 天狗峠経由 登山口から登山口7時間20分 歩行6時間23分)
2008年5月4日(日)快晴後曇り 西熊山19度 三嶺20度 帰り西熊山18度 帰りお亀岩の西14度 高松26.6/16.4 徳島28.5/16.0 高知27.2/16.4

家(5:27)→清水峠(6:12)34.6km→R438へ(6:45)59.1km→県道261号伊良原菅生線(7:10)77.4km→(7:50)いやしの温泉郷(7:57)98.8km→登山口(8:10)106.7km

登山口発(16:00)→R438号へ(17:04)29.1km→(18:53)仕事場103.8km→家(19:52)111.1km

登山口(8:30)→1476m峰(9:12)→天狗峠(10:02)17度→(10:27)お亀岩(10:34)→(10:56)西熊山(11:06)19度→(12:12)三嶺(12:40)20度→(13:41)西熊山(13:51)18度→お亀岩(14:10)→天狗峠(14:46)→1476m(15:21)17度→登山口着(15:50)

登り3時間42分
下り3時間10分
累積上昇高度1412m 累積下降高度1443m (気圧感応性高度計による)

1. 出発
 昨夜10時に寝て今朝4時55分に自然に目覚めた。車中で食べるパンを焼きカフェオレを持ち、長袖シャツカッターシャツ、靴下二枚、Lowaの靴、雨具、ツェルトも。茶500ml二本280ml二本、ポカリ500ml、羊羹、ゼリー二個、固形バー二本、シュークリーム、脇町で買った10円値上がりした助六寿司とプリン一個を持った。
 
 県道10号で、大窪寺方面への交差点を行き過ぎて引き返したので2-3km損したが、あとは順調に走った。R438の一宇伊良原でいつものように県道261号へ入り菅生へ出た。杉材の伐採がさかんに行われ大きいトラックに材木がたくさん積まれていた。いやしの温泉郷でトイレ休憩をし、続いて2週間前には大岩小岩ごろごろし、今はきれいに除去されたふるさと林道を約8km走り天狗塚登山口に着いた。標高1150mくらい。
 
 途中林道の真ん中に香川ナンバーの軽四が停まって、男二人が何か捜しているようなので、どうしたんですかと聞くと、ヤマシャクヤクはどこにあるのかとのことであった。その場所を教えてしまったが、どうも彼らは盗りに来ているようで後悔してしまった。
 兵庫県竜野の二人組、阿南市の二人組に続いて僕も出発した。今日は距離が長いのでストック二本を持った。

2.西熊山まで
 暑くて二枚着ているとむっとするので早速カッターシャツを脱ぎ下着の長袖一枚になった。阿南の人は大声でしゃべり、竜野の人は寡黙であった。明日以後も四国の山を登るとのことで矢筈山や烏帽子山について話した。だいたい5人が一緒に峠に着き、彼らは三嶺から縦走してきた人たちと話し始めたが僕はすぐ左(西方)に向かった。三嶺まで往復14km。
 
 綱付け森分岐で気品のある単独男性と会い、話をうかがうと天狗から西熊山まで行き引き返しているところだとのこと。南の渓谷は所々に薄緑があるのみで、一月後くらいが新緑まっさかりだろう。連休で大きいリュックを背負い小屋泊まりした人が多い。お亀岩で久しぶりに名頃の白犬に会った。下のお亀岩非難小屋にいたそうで、このあと剣山から縦走してきた男性を先導して天狗方面に歩いていった。
 小休止してプリンをスプーンが不明のため指でかきこんで食べ、風が強くなり寒くなったのでカッターシャツを着た。2時間26分で西熊山頂上、気温19度快晴、女子高校生と先生がいてこの後天狗まで行くそうだ。

3. 三嶺まで
 この後縦走路は北斜面に入り込み、風が弱く暖かくなった。ウグイスの鳴き声と笹が風で擦れ合う音、自分の呼吸心臓の音だけが聞こえる静寂。頂上の人たち、南斜面をゆっくり登っているひとが見え始め、もうすぐで頂上だ。フスベヨリ谷を上がってくる二人を右手に見て、補修された登山道をゆっくり登り人がいっぱいの頂上に着いた。
 登山口から3時間42分、気温20度、剣山次郎笈が見え祖谷山系の落合峠矢筈山寒峰も見える。植生回復の網が裸地にかけられて人の占める面積は以前の半分くらい。名頃から子どもが5-6人上がってきたが、元気なものだ。助六寿司の昼食を食べ小休止して風景を楽しみ下山した。

4.西熊山からお亀岩、登山口まで
 少し曇ってきた中、下りは楽で鞍部に来ると風が急に強くなり気温も下がってきた。また登り西熊山まで1時間1分、そこでは男性二人が休憩中であれが石立、あれが高の瀬などと山の同定をしていた。お亀岩までは早く、そこには高知大学のwv部員10人くらいが休憩中で、今日はここでテント泊するとのこと。僕が天狗に向かう時かなり疲れているように見えたのかどうか、彼らが気をつけてと言ってくれた。

5.天狗から登山口まで
 綱付け森分岐まで坂をゆっくり登り、やや坂が緩くなる天狗峠まで順調に歩き到着。男性が二人天狗塚方面からやってきているが僕はそのまま西山林道に向かって降りた。林に入ると暑くなりカッターシャツを脱ぎ、順調に歩きそのうち母と子の三人組を追い抜く時、あと何分で登山口ですかと聞かれた。

6.帰途
 登山口に3時間10分で着いた。車は僕のだけですぐいやしの温泉郷に向かい出発したところ、すぐにお亀岩であった白犬が向こうに歩いているところに出くわした。車を止めジャムの付いたパン一枚をやると、がっつきはせず静々と食べ始めた。この犬はいつもこうだ。しかしお亀岩で会ってから6時間も経つのに何処で道草を食っていたのか。皆はこの犬に何か餌をやったのだろうか、いくらスタミナ抜群のこの犬でも空腹に違いない。いやしの温泉郷までまだ7kmはあるのだがこの犬は迷うことは絶対ないので車で先に帰った。この犬シロと呼んでいたが、どこかのHPで名はチビであると書いていた。
 
 小島峠、一宇、貞光、清水峠経由で帰宅した。飲んだ水分約1500ml、助六寿司、ゼリー一パック、菓子バー一個、プリン一個を食べた。首が日に焼けピリピリし、気温が高く体重は2kgも減った。