山日記208番(剣山1955m三嶺1893m縦走)
2008年7月20日(日)晴れ剣山1955m無風15度、次郎笈1929m無風17度、丸石1684m24度、高ノ瀬1741m25度、三嶺1893m25度、池下大岩22度 高松35.9/27.2徳島35.5/27.4

7月19日
家(10:00)→県道261へ(11:49)73.6km→R439へ(12:26)93.1km→名頃駐車場(12:37)97.9km
13:43のバスで見ノ越へ
見ノ越(14:20)→西島(15:07)→刀掛の松(15:22)→頂上ヒュッテ(15:43)泊
7月20日
名頃駐車場(15:00)→県道261号→R438へ(15:56)2.4km→R192へ(16:29)36度42.6km→清水峠(16:59)32度67.2km→家(17:53)98.0km

コースタイム
剣山(5:38)15度→次郎笈(6:20)17度→林道への分岐(6:58)→(7:17)丸石(7:22)24度→避難小屋(7:44)→二重橋分岐(7:46)→廃屋(8:01)→(8:33)高ノ瀬(8:38)25度→(9:45)休憩(9:49)→1700.8m点(10:09)→(10:28)白髪小屋(10:33)→白髪分岐(10:44)→(11:17)三嶺韮生越え(11:26)→(12:18)三嶺(12:32)25度→池下大岩22度→(13:20)休憩(13:25)→ダケモミの丘(13:36)→(14:11)平尾谷口(14:16)→名頃駐車場(14:42)
剣山三嶺間6時間40分
累積上昇高度1087m
累積下降高度1150m気圧感応性高度計による

1.前日
 前日10時に家を出発し小島峠越えで名頃駐車場に12時37分に着き、そこで脇町のコンビニで買った弁当を食べ13時43分名頃発のバスで見ノ越に行った。名頃には例のシロが車の下にもぐりこんでうたた寝をしていたが、翌日には三嶺頂上でまた会うことになった。見ノ越から頂上ヒュッテまでもちろんリフトは使わず1時間13分。
 
 頂上はガスで気温20度そのうち大粒の雨が降ってきた。夕食は18時、徳島新聞がたくさんあり古いのまで読ませてもらった。
 新居さんの話では昭和30年にこの小屋が開かれ同38年に電力線が引かれ同45年にリフトが完成したのだそうだ。穴吹脇町吉野川沿いの人家徳島市の灯がよく見えた。翌日は5時前に起き日の出を見て快晴の中徳島市の眉山まで見えた。

2.出発、高の瀬まで
 ポカリ茶水3280mlフルーツゼリー二個ゼリーパック三個菓子バー三個ムスビ弁当を持ちストック二本、合羽の下をはいた。気温15度ほぼ満月の月が三嶺左方にあった。既に二人が頂上で縦走の準備をしていた。
 
 剣山頂上で高度計を1955mにセットし男性二人に続いて5時38分歩き出した。すぐに二人を追い越し次郎笈まで42分で頂上にはテント泊してギターを横に置いた男性が静かにいた。頂上標識にはある銀行の名が大きく書かれていたが、それがなくなり美しい山をいつまでもと書かれていたのは快挙であった。その銀行に敬意を表します。
 
 丸石1684mまで笹は露で濡れて合羽の下が有用であった。朝日をもろに背後から受け結構暑く1時間39分で到着した。無風気温は24度ここでペットボトルに水分を補給するためにリュックを下ろした。20mくらい下ると三嶺がよく見え写真に収めた。樹林帯に入るとひやりとして気温はかなり下がっていたはずで、道は下りが多くなり順調に歩いた。丸石避難小屋が7時44分二重橋分岐が7時46分で剣山から2時間8分。
 
 同じく樹林帯の中低い笹の中を歩き廃屋が8時1分、素通りし岩場をゆっくり登り高ノ瀬に8時33分剣山から2時間55分で着いた。気温は25度頂上標識は地面すれすれで字が薄く読みにくくなっていた。今日は朝飯を腹いっぱい食べたのでエネルギーは3-4時間は持つと予想したがそのとおりでここまで快調であった。リュックを下ろし栄養補給し5分休憩。左前方に見えていた石立山が横に見えるようになった。

3.白髪別れまで
 9時6分、高ノ瀬から28分で枯れた笹の中の石柱を発見したが何の地点か不明。曇ってきて高知側は完全にガスの中ここでは22度であった。三嶺が近くなり尾根の南側を歩いていると鷹がゆうゆうと旋廻し獲物を探していた。
 
 笹原にでて合羽の下を脱ぎスパッツを付けていると三人組みが相当な速さで追い越していった。朝6時に見ノ越を出てここまで4時間だそうだ。樹林帯を抜け1700m三角点が10時9分剣山から4時間31分、この標識はある山岳会が設置したようで名前が記されていた。三嶺カヤハゲが近くに見えるようになった。
 小さい樹林帯を抜けると視界が開け北に三嶺が見え左方には僕を追い越した三人組みと白髪避難小屋が見え出した。白髪小屋が10時28分剣山から4時間50分でここでリュックを下ろし栄養補給した。白髪別れまで11分、途中振り返ると剣山次郎笈はガスの中でここよりかなり高い。水場への指導標が二股の材木で意気に立っていた。白髪別れが10時44分で剣山から5時間6分。

4.三嶺まで
 先行する三人組みがカヤハゲを登っているのが見えたが彼らを見たのはこれが最後であった。急な坂を滑りながら降りてカヤハゲを登り始めると三嶺方面から大きいリュックを背負った高知大学WV部員6人のパーティが下りてきた。この付近の笹原は枯れてしまっているがまさか鹿がこれほど食ってしまったわけではないのだろう。
 三嶺韮生越に11時17分着、ここでムスビ弁当を座り込んで食べ元気を回復した。南から日をもろに受け暑くなり木陰になるとホッとしながらゆっくり三嶺を目指した。鎖の場所になるとストック二本がじゃまになるが要領よく岩をよじ登り大岩の横も過ぎ12時18分三嶺着。

5.三嶺下山
 剣山から6時間40分で気温25度、頂上には10数人いて、名頃のシロも人に混じり一人前に存在感を示していた。剣山から累積上昇高度1087m、累積下降高度1150mであった。
 14分休んで下山開始、池下の大岩で涼しい風が吹き気温22度以後順調に歩き5分間ペットボトルに水分補給しダケモミの丘が13時36分平尾谷口が14時11分。5分休み駐車場が14時42分、降りている途中左膝が少し痛くなったが夜には治った。駐車場には23台あり京都神戸岡山鳥取の車があった。

6.帰途
 15時00分出発、小島峠経由で一宇でR438に入りバスに従った約20個の金魚の糞の一つとしてゆっくり走りR192に入った。県道261ではシャツ一枚で車中では寒くつるぎ町一宇になると寒さはなくなり貞光に入るとムットし、穴吹では36度もあった。家着17時53分98.0km。
 摂った水分は2500ml、フルーツゼリー二個ゼリーパック二個菓子バー一個ムスビ弁当が栄養源であった。体重54.7kg夕食後55.8kg。