山日記209番(牛の背1634m地点三角点の北北東方向  西山林道土捨て場から往復)
2008年8月2日(土)曇り22度 高松34.7/27.3徳島32.3/25.7
自宅(5:01)→国道192へ(5:59)45.6km→貞光ゆうゆう館→西山林道土捨て場(7:45)105.1km

コースタイム
土捨て場(8:05)1070m→広葉樹林帯抜け杉林へ(8:33)1240m→伐採地帯へ(8:45)1295m→(8:56)休憩→平坦地(9:09)→赤テープ発見(9:22)1392m→急坂終わり(9:32)1437m→(9:37)休憩(9:41)→(10:02)栄養補給(10:07)→笹原へ(10:22)1602m22度→有名な岩横(10:30)1634m

下山(11:10)→赤テープ(11:46)→伐採地帯へ(11:54)→広葉樹林帯へ(12:21)→土捨て場(12:46)
同行者:一人(Anさん)
登り2時間25分
下り1時間36分

1. 出発
 昨夜9時半に寝て今朝4時半起床朝食用にパンを焼きカフェオレを持ち、水ポカリ茶2280ml、フルーツゼリー二個ゼリーパック3個羊羹一個冷凍したアクエリアス一個小餅一個菓子バー一個、今朝三木町で買った398円の助六寿司を持った。Lowaの靴の縫い目の糸がほつれタカダ貿易へ修理にだしたので、今日は狭いAsoloの靴に足の小指を圧迫しないように薄手五本指インナーソックスをはいたがこれが災いした。国土地理院ウオッちず地図閲覧サービスhttp://watchizu.gsi.go.jp/で拡大プリントした地形図も持った。
 5時01分に出発、途中三木町のコンビニで助六寿司を買い冷凍したアクエリアスを入れた簡易保冷庫に収納した。貞光のゆうゆう館でAnさんと落ち合い一緒の車で小島峠越えで西山林道土捨て場へ到着。途中天狗峠登り口に三台土捨て場には一台すでにあった。

2.いわゆるライオン岩まで
 上を見上げると広葉樹林帯と杉林の境目がよくわかる。高度計を1070mにセットして土捨て場の石垣が崩れたところから取り付き枝があちこちから突き出ている広葉樹林帯の中を上がって行った。方角は南南西。苔むした岩の所々で先人の踏跡によるのだろうと思われる苔が崩れた部分が見つかったが特定の場所を歩いてはいない。
 28分して杉林に入ると随分歩きやすくなり、あたかも人の踏跡であるかの様な獣道があり間違いそうになる。40分して伐採地帯に入ると地表には材木があちらこちら向きに倒れており枝も入り乱れきわめて歩きにくくなった。当然踏跡はないので磁石で方角を決めて登っていった。汗が地形図にポタポタ落ちた。
 やや平坦な標高1392m地点に来て赤テープを発見した。広葉樹林帯で林床が笹の急登部に来て笹を手でつかみながら登った。急登を登りきったのは9時32分高度計で標高1437m地形図で見ると1450mくらいの地点であった。
 
 朝飯の貧弱さと急登でエネルギー不足と疲れのため座り込んで助六寿司を食べまたすぐ歩き出した。苔と新緑の緩やかな登りの広葉樹林帯を抜け10時22分笹原へ出た。地形図では標高1650mくらいでしの地の記号が着いている。いわゆるライオン岩は左50mに見え、地形図では岩の記号が付いている。相当疲れたので笹原の中の木の陰に寝そべって休んだ。気温22度風が涼しく薄曇りで日は弱く絶好であった。
 牛の背三角点付近が丘のように見え、西熊山は南側が切り立ち北に向かって北西尾根が緩やかに下っている。岩横で標高1634mここで写真を撮り風景を楽しみ下山することにした。

3.下山
 直に北に下らず来た路を下るために西に50m歩き樹林帯に入ったが来た路は当然分からず、登山道はないが歩く路は無数にある。方角を決めて尾根を下ると間違いなくいずれ林道に当るはず。11時46分登り中に見た赤テープに遭遇、付近にまだ二つ赤テープがあった。11時54分伐採地帯に突入、東側の沢に近づきすぎたので左(西)に振りここをシャツズボンを倒木の枝に引っ掛けたり倒木を乗り越えながら歩き12時21分広葉樹林帯に入った。沢の水音がすぐ聞こえだし適当に北北東に下ると向こうに広そうな白い地面が見えすぐに土捨て場に着いた。登り2時間25分下り1時間36分。朝あった車はなかった。
 この尾根を歩く人はそういないだろう。取り付きすぐ上の樹林帯に入っただけであっ止めたとなるに違いない。今日Anさんと一緒でなければ行けなかったはず。

4.帰途
 西山林道ふるさと林道を経ていやしの温泉郷小島峠経由で貞光ゆうゆう館に着いた。Anさんと分かれたが車のキーを我が車に忘れ6km走ったところで電話があり引き返し返却し改めて帰途に着いた。途中貞光発古見剣橋行きのバスと国道192号ですれ違ったのは初めてであった。穴吹橋の温度計では33度。
 
 今日摂ったものは水分780mlゼリーパック二個フルーツゼリー一個助六寿司約半分。これでは脱水で車中でポカリ、アクエリアスを飲み助六寿司の残りを食した。
 左腕五ヶ所頭一ヶ所耳二ヶ所を虫にかまれ腫れ上がっている。髪の毛の上からシャツの上から噛み付いているのは虫も必死で餌にありつこうとしているのだ。Asoloの靴と薄手五本指インナーソックスの災いで左親指の布が破れマメができ、踵上の皮膚がこすれて痛い。小指は無事であったがこの靴は使えそうにない。体重55.1kg夕食後55.8kg。