山日記211番(天狗峠)
2008年8月21日(木)雨 1476m峰17度 高松30.9/23.1徳島30.7/24.1
家(5:30)→穴吹23度R438へ(6:48)55.1kmながせ橋21度→261号へ(7:14)73.8km→R439へ(7:56)93.2km→(8:01)いやしの温泉郷(8:20)→登山口(8:40)103.1km
コースタイム
登山口(9:14)1130m→(10:16)1476m峰(11:42)→退却(12:00)→登山口(12:51)
累積上昇高度413m
累積下降高度420m
単独
1. 出発
昨夜の天気予報では今日は四国中快晴のはずで西熊山へ行く予定。夜9時半に寝たら今朝3時半に目覚め以後寝られず5時起床。水ポカリ茶1500mlゼリーパック3個羊羹2個凍らせたアクエリアス300mlを簡易保冷庫に、菓子バー(soyjoy)三個脇町で買った助六寿司を持った。寿司を買って店を出た時に二重虹が見えたのでこれを写真撮影。この現象は初めて見た。
山中に入るにつれて天気が悪くなり雨が降りガスが濃くなる。その上どうも体調が悪そうで自分が運転しているのに車酔いのような感じになってきた。
いやしの温泉郷まで2時間半、しかし今日はモノレールも宿も休みで客はモノレールに乗るつもりでやってきた気の毒な女性一人だけ。トイレ休憩の後車のなかで小休止し、ふるさと林道に入ると間も無く大きい砂防ダムがありここはいつもドウドウと水が流れているが今日はここも水はちょろちょろであった。登山口着は8時40分。雨が降り車は自分の一台だけ、雨が止んだ隙に準備して登りだした。
高度計を標高1130mにセットしストックは持たず靴はベロのほつれが修理されたばかりのLowa。
2.1476m峰まで
体調はきわめて不良でここで西熊はあきらめ天狗塚に目標を変更した。暑くもないのに汗がいくらでも出てくる。西熊山の北西尾根が見えていたが高度が上がるとそれもガスに隠れいつも朝日が東から差し込んでくる尾根も今日はガスの中であった。栗の青いいがあちこちに落ちている。雨が強くなり合羽の上を着た。途中2-3回休んで180Kcalのゼリーパックを食べ馬力が出るかと思ったが全くそんなことはなくやっと1476m峰に着いた。10時16分で1時間もかかっている。
小雨17度ガスでここでツェルトを被りリュックを枕にして寝転がった。休むと体調が回復すると思ったから。じっとしていると雨がサラサラと落ちてきて風が強くなると上の葉枝から大粒の水滴がバサバサと連続して落ちてくる。人声が聞こえ男女がやってきてこれからどう行くんですかと聞かれたのであちらと手で指示してあげた。鳥の声にもいろいろあってピーピー、ガーガー、クククなどはきれいだがここで聞いた一番大きい音は上空のジェット機の爆音であった。暖かくなり寝込んでしまっていた。真上を見上げると新緑が鮮やかだ。助六寿司を食べ元気回復を願い1時間半後再出発した。
3.撤退
登り出したがやはりしんどく胃がジクジク痛み休憩も助六寿司も効果はなし。今日はガスで視界も無く樹林帯を出るまでも無く撤退した。下りは51分、やはりこの靴(Lowa)は僕の足にぴったり合っていて全くどこも圧迫しなくて、今日これだけは良かった。
4.登山口
登山口の車は山口ナンバー。今日は三嶺北西尾根からもいやしの温泉郷からも登っていなかった。祖谷川の水は少量。帰り小島峠は20度、吉野川の穴吹橋29度清水峠28度。不完全燃焼の一日であった。体重55.0kg夕食後55.8kg。腹痛は胃炎らしく翌日には完治した。